映画のせかい

私が最近見た映画 ※ネタバレあり

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野良犬 #249

2005-03-10 | な行映画
1949年 日本 122分 黒澤明


真夏の炎天下。今みたいにクーラーがあるわけでなく、扇風機も出てこない。ただひたすら扇子や団扇でパタパタ扇ぐが、流れ落ちる汗は止め処ない。戦後の復興されかけの街を延々歩く主人公からは当時の様子が見て取れて興味深いんだけど、こっちまで暑くなりそうな映像だ。小さい頃の記憶ってこういう映像で思い出すことが多いような気がするが、気のせい?

物語は新米刑事の村上(三船敏郎)が満員のバスで拳銃をすられたことから始まる。スリの常習犯の女を追い、闇市を復員兵になりすまし探し、手がかりから犯人をじりじりと追っていく。しかし、すでに遅く、村上の拳銃と思われる発砲事件が起きる。

犯人の目星は元復員兵の遊佐につけられた。恋人のダンサーハルミ(淡路恵子)から証言を引き出しついに二人は対決する。

・・・
遊佐と村上は元復員兵であるところまでは同じ境遇だったのだが、片方は警官、片方は強盗となってしまったが、凶悪犯というわけでもない。村上も逮捕後、それを気にするのだが、志村喬になだめられる。ラストの二人がじわじわと接近していくシーンは否が応でも緊張感が高まる場面だが、そこに民家から聞こえるピアノの音をかぶせるところが印象的だった。
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