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私が最近見た映画 ※ネタバレあり

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麻雀放浪記 #203

2005-02-04 | ま行映画
1984年 日本 110分

初めて見たのは15年以上前だと思うが、いまだに記憶に新しい映画の一つだ。原作は言わずと知れた阿佐田哲也の麻雀放浪記であり、主人公の坊や哲は阿佐田氏本人である。ツバメ返しとか、通しのサインとか、挙句には2の2の天和なんていう積み込み技がどんどん出てきて、当時TVゲームで麻雀を覚えたてだった私にはかなり衝撃的な内容だった。

ストーリーだけではなく、出演者の魅力も最大限に引き出された映画だ。どのキャストも代表作の筆頭にこの作品があげられてもおかしくない、それぞれが一番の当たり役じゃなかろうかと思う。鹿賀丈史はドサ健の役以外ではしっくり来ないし、ドサ健の恋人のまゆみ役の大竹しのぶも男に振り回されるが健気な女を絶妙に演じてる。真田広之も坊や哲っぽいし、加賀まりこも女賭博師は良く似合う。手入れで居なくなってしまうところは坊や哲には残念だったけど、ミステリアスな部分が強調されて良かった。

そして渋い俳優さんたち。出目徳の高品格は、すっとぼけた振る舞いでそりゃもう凄いの一言。女衒のタツ(加藤健一)はまゆみをドサ健から買いうけながらも指一本触れず、一方の名古屋章はまゆみを口説くが惜しくもギャンブルで負け去っていく。去っては行くがまたどこかから金を勝ち取って性懲りもなく戻ってくる。

白黒で戦後の雰囲気を出した映像も、シーンの一つ一つが印象的で、上野駅のガード下で線路にぶら下がったドサ健をまゆみが降ろした瞬間に汽車が通り過ぎて行くところ、名古屋と加藤の年齢丁半博打で坊や哲が一昨日誕生日だったばかりに負けてしまったり、九連宝燈をツモって死んでしまう出目徳などいつまでも記憶に残っている。
「今度は私が楽しむ番よ」「こいつはおかしいよ、またあがってる」「死んだら負けなんだ。負けたヤツは裸になる」等のセリフも耳に残る。ツモる人を一人ずつ写したり、卓の周りをゆっくり回転するカメラも麻雀の臨場感が伺えた。



goo映画麻雀放浪記
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3 コメント

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Unknown (ブログサーチ)
2005-02-04 17:32:15
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なつかしや (十瑠)
2005-03-01 20:12:31
この映画の監督はイラストレーターの和田誠さんでしたね。料理研究家、平野レミの旦那さん。

この後「怪盗ルビー」という小泉今日子と真田広之共演の作品も作っている。ルビーは確かカラーだったと思います。どっちも面白かったけど、その後和田さんの映画の話を聞かないけどどうしたんですかネ?
Unknown (映画のせかいマスター)
2005-03-01 20:29:20
コメントありがとうございます。

和田誠さん、多彩ですよねー。三谷幸喜さんの本のイラストとか、「おさる日記」という絵本の名作もありました。「みんなのいえ」にこっそり出てましたね。

「麻雀放浪記」は好評だったけど色褪せることを嫌ってあえて続編は作らなかったという噂ですが、これだけの映画ができるんだから、是非また監督もやって欲しいですね。

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