消極的婚活日記

30代になり、婚活という言葉にどきっとしつつ、積極的に活動できない日々の出来事・日記です。

万華鏡の視覚

2009-06-13 23:41:37 | アート
先日、六本木・森美術館で開催中の、『万華鏡の視覚』展に行ってきました。
この展示会は優れた現代美術の所蔵で名高い、ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団と森美術館の共催したものとのこと。

展示内容には、先日このブログでも紹介した、ジム・ランビーの作品もあります。
とにかく表現方法が多彩で、キュートなものから哲学的なもの、身近なものと非日常的なもの、明るいものと暗いもの、などほんとに豊富です。
表現てこんなにいろいろできるものなんだなあ、と感銘を受けました。

現代美術だけに、私にとって理解が難しいものもありましたが、この展示会のすばらしいなあ、と感心した点は、解説用の機器が無料で貸し出されていたこと。
作品のプレートに書かれた番号を機器で入力すると、その解説を聞くことができます。
なので、アーティストがどんな人か、どのような作品を作っている人か、どんな意図で作られたかなどを知ることができます。

さて、今回の展示で私が見とれたものは、

①オラファー・エリアソン
 <投影される君の歓迎>
②ロス・カンピンテロス
 <凍結した惨事の習作>
③ジャネット・カーディフ
 <触ること>
④スゥ・ドーホー
 <門>
⑤カールステン・フラー
 <Y>

などなど。
①はガラスで映し出される色の組み合わせが美しくて見あきることがなく、②は時を止める、その瞬間を一つの作品としてとどめる面白さを、③は音と自分の行動や動き方が音として表現できる驚きを、④は決して動かすことはできないであろう、不動の思い出をアートとして移動可能なものとして表現する斬新さを、⑤はシンプルな材料から新しい世界を作り、体験できる新鮮さを私は感じました。

才能豊かなアーティストの新しい表現を目近にみることができ、ちょっとまた自分の世界が広がったような感覚です。


また、この展示会のチケットを購入することによって、森ビルの展望エリア(東京シティビュー)にはいることもできちゃいます。
ここから見る東京タワーは美しい!
この展示会は7月5日までの開催ですので、六本木の夜景とセットでぜひ見てみてくださいね。



『万華鏡の視覚』
森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
開催日  ~7月5日(日)
開館時間 10:00~22:00
入館料  1500円(一般)

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