マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

「難しい性質の子」ほど「思慮ある対応」が必要、私自身の「子育ち研究」の原点をつづらせてください

2018年01月26日 | 思慮あるしつけ(discipline)

これまで体験・リサーチ・発信を続け、

そして今も続ける中で、

「これだ!」と思う子どもの関わり方のポイントを、

より役に立てていただける形へとまとめています。

 

今日は、その原点をつづらせてください。

日々、この原点に立ち返り、

前への一歩一歩を踏み出していきます。

 

 

私の夫は、

南米の極貧家庭で生まれ育ち(毎日豆と米と、時に卵を食べて生きる)、

小学校低学年時に重度の学習障害と診断され、

何度も落第寸前のところ(小学校高学年で文章を、高校生で初めて本を読めるようになる)、

シングルファーザーだった父親が学校に頼み込み、

何とか高校まで卒業しました。

 

その後、18歳で米国へ移住し、

肉体労働や皿洗いをしながら、

誰でも入ることのできるコミュニティーカレッジで8年間学び、

周りの何倍もの時間をかけいくつか資格を取り、

自ら夢にみた専門職につきます。

←出合った当時も、

森で野宿しながら、山火事を消すクルーに呼ばれると加わるという、

ホームレスな生活をしていました。

 

一方、私は、

裕福ではないものの日本の中流家庭に育ち、

学業成績に優れていたわけではないものの大学院まで出してもらい、

運よく雇っていただいたアラスカの大学で講師をしながら、

メンタルを壊します。

 

 

少しずつ、自ら思い描いた夢を実現していく夫(今も驀進中)。

その隣で、少しずつ、日常生活さえ、ままならなくなっていく私。

 

 

夫にくらべるなら、何倍も恵まれていたはずなのに、

なぜだろう?

夫が持っていて、私にはないものとは、何なのだろう?

底を這うような日々に、そう問い続けました。

 

 

 

そんな2人の間に生まれた5人の子どもには、

様々な面で、凸凹がありました。

 

学習障害のディスレクアは、

一説には60%の確率で遺伝すると言いますし、

「不安感の強さ」や「感情の強烈さ」や「敏感さ」についても、

そういう親に育てられるとそうなりやすいということもあるでしょうが、

性質的にも、受け継ぐ部分があるのでしょう。

 

火がついたように泣いては止まらない͡赤ちゃん

こだわりの強い子

感覚過敏

癇癪持ち

ひといちばい敏感な子

完璧主義

学習面での凸凹…。

 

 

この子たちを、

何とか、この社会を生き抜ける子に育てたい。

 

私たち2人がそうであったように、

自らの凹面に打ちひしがれ、倒れる時もくるでしょう。

それでも、再び立ち上がり、進み続ける子に育ってほしい。

 

私たち2人がそうであったように、

至らなさから、周りに迷惑をかけるでしょう。

それでも、持てる力を発揮し、

少しでもその力を還元できる子に育ってほしい。

 

 

そこで、子育ての合間に手に入る細切れ時間に、

文献を読み漁り、片っ端からまとめ始めました。

そして、文字で理解したことを、

実際に試し、考え、また試しと繰り返してきました。

 

これが、私自身の、子育ち研究の原点です。

 

 

 

そうして見えてきたのは、

「難しい性質」の子には、

ポジティブなこともネガティブなことも、

まるで、虫眼鏡を通すかのように、

拡大して伝わりやすいということ。

 

つまり、

「難しい子」ほど、

より「思慮のある関わり方」が必要なんです。

 

 

そして、こうした関わり方とは、

結局、どんな子にとっても、役に立つのでしょうね。

虫眼鏡を通して細密に作られたものが、

虫眼鏡をはずして見ても、

より完成されたものと映るように。

 

 

 

 

こうした子育ち研究で得た知恵によって、

子どもたちがひとつひとつ課題をこえていく体験とは、

同時に、私自身が長い間引きづってきた課題を

ひとつひとつこえていく体験でもありました。

 

子どもが、

自らの凸凹面への向き合い方を、

少しずつ身に着けていくにつれ、

私自身、それらへの向き合い方を培ってきたのです。

今では、子供たちと共に、随分と楽になった自分がいます。

そしてそれは、今も続いています。

 

 

 

親は、

子どもの抱える問題に共に向かうことで、

共に成長していくのですね。 

 

子育ては、

親自身が抱えてきた問題を解決する機会を与えられている

そういうことでもあるのかもしれません。

 

その中には、

代々受け継がれてきたものもあります。

 

それでも、

今この目の前にある、

親子で抱える問題へどう向き合うか、

私たち一人一人は、選択する力を持っている、

そう思い出していきたいです。

 

 

 

 

これからも、

こつこつと、子育ち研究を続けていきます。

 

そして、私自身、

これまでの研究や周りの方々から多大なる知恵を受け取ることで、

少しずつ以前より改善できたように、

そんな「知恵の循環」に、少しでも還元することができたら、

そう願っています。

 

これからも、精進を続けますので、

みなさん、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

さて、今夜は高校生10名近くが

階下に泊まり込みでロボティックスです。

か、階下が、すごいことに・・・。

ティーン男子の10人分のお腹を満たすには、何がいいんでしょうかね。

明日は、勤務先の学校で習字ですよ。楽しみです。

 

みなさん、温もり溢れる週末を!

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