マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

「家族ミーティング」という方法、「生きる力」を育む機会は日々の問題に溢れてますね

2018年03月06日 | 思慮あるしつけ(discipline)

週末は、勤務先の学校で、

桜餅づくりでしたよ。

 

ワシントンDC近辺は、春になると花に溢れます。

その昔、日本から届いた桜たち。

 ・ワシントンDCの「全米桜祭り」を堪能!桜に魅了された米国人&東海岸に根づく桜

裏庭に咲く花はもしかして桜?と調べてみたところ・・・

 ワシントンDCの桜まとめ&春に子供と楽しめる「花調べプロジェクト」

 桜に包まれた歴史的人物碑、アメリカ建国の原点にある言葉

 

 

去年、

生徒たちが学校の周りの桜の葉っぱを拾い、

梅酢につけておいたのだそうです。

 

桜の花は塩漬けに。

 

生徒がひとつひとつもち米を丸め、

飾り付け。

 

口中に広がる、

春の味。

 

全校生徒分。

 

桜を見上げ、

葉っぱを拾い集める生徒の顔が一人一人浮かび、

これまで食べたどんな桜餅より、

美味しかったです。

 

 

さて、今日は、

またひとつ、みなさんの「しつけのツール箱」に加えていただきたいことを

紹介します。

 

「しつけのツール箱」とは、こちらの記事で説明しましたが、

『オールアバウト』寄稿:しつけの悩み解決!子供の主体性を育む7つの導き方&伝統的しつけ以外の方法がつまった「ツール箱」

「ツールとしての基本を理解したら、

その場のその子の状況に合わせ、

ツールを手にする各々が、

主体的&柔軟に修正&なじませながら用いていく」

というコンセプトを基にしています。

 

*「しつけ」とは、

「知恵を教え・学ぶ」という意味で用いています。

「子どもと親は対等」というアドラー心理学の言説について&「しつけの原点」とは?

知恵を前にするなら、

教える側も学ぶ側も対等であると思い出していきたいです。

 

 

 

定期的に「家族ミーティング」を開くという方法

去年学んだ「ポジティブなしつけ講座」では、

「家族ミーティング」を週に1度など定期的に開き、

日頃の課題や、その解決策について、

子ども達と一緒に話し合う機会をもつといいですよ、

と提案されていました。

 

我が家でも、

家族が直面する問題について、

子ども達と話し合うことは、

子ども達の生活全般に向き合う意識が変わってくるなあと実感しています。

 

例えば、

「キッチンの流し台に

カップがすぐにたまるよねえ。

1人が洗い続けても追いつかないし、

どうしたらいいかな」と話し合いのテーマを提案。

 

→「飲んだ人がその都度洗うことにする」

「カップは1日1人1個使うことにする」

「私は今日このカップって誰のか分かるようにテープか何か貼って名前を書いておくといい」

「家族のメンバーそれぞれのカップを用意する。そしたら分かりやすい」

などなど、

家族皆でアイデアを出し合い、

皆で決めたアイデアをしばらく試し、

うまくいかないようならまた話し合いと繰り返していきます。

 

 

また子どもの問題は、

子ども本人に聞いてみるといい場合もありますよね。

 

例えば、

朝なかなか起きないという「問題」も、

親があれこれ悩むのもですが、

「なかなか起きれないことがあるけど、

どうしたらいいと思う?」と話し合ってみます。

 

「二度寝しないよう、起きて動くのを見届けて欲しい」

「水をかけて欲しい」

などなど、

我が家もいろいろ言ってましたが、

その後も、

「なんで起こしてくれなかったの!」「起こしたわよ!」

というやり取りを何度か経、

「うまくいかないよねー」と話し合った末、

今は、「自分でアラームをかけて起きる」

と落ち着いています。

そして、「そもそも起きれなくなるまで夜更かししない」、

とより自覚するようにもなりました。

 

こうして話し合いを続けることで、

「1日1人1カップね」や、

「自分で起きなさい」と親がただ決めて示すより断然、

子どもも、より自主的に遂行しようとしますし、

「自分は問題を解決する力を持っている」と、

「当事者意識」をより持つようになりますよね。

 

そして、

・問題を見出す力

・考え工夫する力

・自分で決めたことを実行する力

・うまくいかないことを省み試しと繰り返す力

・チームワーク

といった将来親元を離れても、

とても大切な力も、

少しずつ少しずつ培われるのじゃないでしょうか。

 

 

我が家の場合は、

これまで「定期的に」とは

なかなかいってないんですけどね。

「できるときに」でも、随分と違ってきますよ。

 

でも確かに、普段起こる問題について、

「じゃあさ、そのこと、

今週の家族ミーティングで話し合おうか」と提案できたり、

毎週のミーティングで、

「最近何か気になることある?」と皆で考えてみたりするのって、

家族が共に暮らしていく中で、

とてもいいなあと思いますよね。

 

 

 

子どもの発達段階に合わせ話し合う内容は選択する

我が家の場合は、

8歳から18歳と子ども達の年齢が離れていることもあり、

皆で話し合う場と共に、

個々や上の子達とだけ別に話し合う場も必要と感じてます。

 

例えば、

ティーンの子たちが持ち寄る問題によっては、

小学生の子たちにはまだ適切でないものもあります。

 

また、

『The Highly Sensitive Child』の著者で心理学者のエレイン・アーロン氏は、

「『敏感な子』は、

相手の気持ちを理解し聞き役にもってこいなため、

ついつい大人側も、

その子がまだ向き合う準備のない相談事を打ち明けたりして、

負担を大きくさせ過ぎないようにしましょう」

とその著書で言っていました。

 

これも、よく分かります。

 

基本的に、

解決に向け、その子が自分で何かが「できる!」

と実感できる課題を提案していきたいですね。

 

 

 

みなさんの家庭には、

今、どんな課題・問題がありますか?

 

我が家のここ最近の話し合いテーマ

最近の我が家では、

主に以下のテーマについて、話し合いの最中にあります。

・引っ越し

・東京での暮らし

・長男と長女の進路

・長女の膝(半月板損傷)

・飼い犬の日本入国困難

・近所に住む問題行動を持つ方

・なぜ我が家は片付かないのか

 

この中の、

・長女の膝(半月板損傷)

・飼い犬の日本入国困難

・近所の問題行動を持つ方

・なぜ我が家は片付かないのか

について、以下、つづらせてください。

 

 

・長女の膝(半月板損傷)

氷道での転倒、チアリーディング部の練習、

そして見習い中のフィジカルセラピストとのトレーニング過程を経て、

起こった出来事です。

(どの出来事が決定的だったのか特定は不可能)

 

3人の医師と、ベテランのフィジカルセラピストに診てもらい、

周りの体験談もいくつか聞いてまわり、

長女との話し合いを重ね、

結局、今週末に、手術することが決まりました。

 

一時は、「手術してもしなくても、

30年後頃には必ず関節炎になるし、

激しいスポーツも一生できない」と言われ、

家族で、重い日々を送りました。

 

ここ2か月ほどの一連の出来事を通して、

セカンドオピニオン、サードオピニオンを聞くことの大切さを

長女自身、骨身にしみて実感したようです。

 

今回手術を担当して下さる医師は、

「『30年後には必ず』なんて誰も言うことはできない」と、

具体例もいくつか示して下さり、

「技術は進歩し続けている」とも伝えて下さいました。

また今後、

42キロマラソンに勝つためための集中トレーニング

といったレベルのスポーツは無理だけれど、

あとはほとんど大丈夫とのこと。

 

同時に、手術のリスクについて、

年齢が低いほどリスクも低いといった

現実的な確率も説明してくださいました。

 

同じ症状でも、その医療者が、

どれほど患者の側に立ってくれているのかは、

伝わってきますね。

リスクについても、あいまいに伝えられるのと、

実際の事例やデータを示されるのとでは、

患者の心理面やプラシーボ的な効果も違ってきます。

 

そんな話を、長女としてきました。

 

長女本人、今では、

信頼できる医師と出合うことができ、

とても前向きです。

 

全身麻酔とはいえ、1時間ほどの手術。

その後はすぐに帰宅で、

2日後の週明けには登校もできるだろうとのこと。

我が家では、長男の事故以来の手術です。

キャンプ、アクシデント

←30メートルほどの崖から落ち奇跡的に命が助かりました。

 

悲しい出来事は、できるなら起こって欲しくないです。

それでも、もし、起こってしまったとするなら、

あとは、皆で寄り添い、話し合い、励まし、

その中での最善を見出していく、

それが「できること」ですね。

 

一連の出来事を通し、「敏感さん」が、

自称HSPの長女の成長、「これをしたい!」という意欲が壁を突き抜けさせる

つらい思いをしながらも、

「とにかく、できることをしよう」と進み続ける姿勢を

学んできたなあとしみじみ思います。

 

本人、「手術当日まで登校したい」とのこと。

体調を整えていきます。

 

 

 

・飼い犬の日本入国困難

米国(ハワイ等ぞく)から日本へのペットの入国は、

マイクロチップ挿入、狂犬病注射2回、

血清検査、その後180日間待機し診察と認定証の発行と、

7か月から8か月かかります。

 

去年8月に家族となって以来、

今では我が家の末っ子のような位置づけになっている飼い犬と

一緒に日本へ行くことができないという事実は、

子ども達にとって、そして私にとっても、

それはそれはつらいものでした。

 

泣き続ける子もいて、

どれほどこの飼い犬が、

私たちの生活に喜びと温もりを与えてくれていたかを思います。

 

幸い、米国の犬大好きな親族が、

手続き期間を終えるため米国から出られない飼い犬を、

喜んでみてくれることになりました。

 

今は、皆で話し合いを続けながら、

長男が日本を訪ねてくる年末に一緒に連れてくるか、

(12時間以上の犬のみの飛行が可能な航空会社はないのですね)

それとも、あちらこちら長時間移動するよりも、

親族の広々とした家や庭のある環境でゆったり1年間過ごした方が、

犬にとっては幸せなのかもしれないね…、

という話し合いにもなっています。

 

「飼い犬の幸せ」という話をしながら、

「でも、リオ(飼い犬)のいない私の幸せはどうなるの?」と涙目の子。

「しばし離れる」と思い出しては、

しくしく。

 

「アメリカでは、元気に暮らしている犬達なのに、

なんで、こんなに長い時間、検査にかかるの?」と、

「国によって異なる法律」といったことについて、

子ども達、考えさせられてもいるようです。

 

情報を集め、話し合いを続け、

最善と思う方法を見つけていきます。

 

 

 

・近所の「問題行動」を持つ方

すぐご近所に、

家の前で大きなハンマーを手に叫びながら家具を壊していたり、

立ち話の内容を聞いて大声で割って入ってきたり、

「車の中においておいた財布がなくなった!

最近この地区は危険になっている」と周りの家のドアをたたいて回るなど、

「少し変わった方(20代男性)がいるなあ」という認識はありました。

そして、ご近所さんからも、この方について話を聞くこともありました。

 

そこへ先日、

少し離れた地区に住む娘の1人のお友達Aちゃんが、

お母さんの運転で家まで娘を送ってきてくださったときのこと。

 

去年、AちゃんがBちゃんの家を訪ね遊んでいたところ、

Aちゃんの後をつけたとされるそのご近所の男性が、

Bちゃん家のガラス窓を叩き、銃を片手に外へ出るよう促したため、

それ以来、裁判所の決定で、そのご近所の男性は、

AちゃんとBちゃんに一定の距離近づいてはいけないことになっているとお聞きしました。

 

そこで、

上3人(14,16,18歳)の子ども達と話し合いました。

 

これまでいい加減だった施錠を家も車も心掛けること。

そのご近所の男性と接点を持たないようにすること、

いざというときについてなど。

 

下2人(8、10歳)の子には、詳しくは言わず、

知らない人についていかないなど、

安全面について確認。

 

ここらあたりは、

安全な地区と名が通るほどで、

米国では珍しく、子供たちのみで歩きまわる姿もみられます。

我が家の下の子達も、

暗くなるまで裏の森や家の前で近所の子たちと遊ぶ毎日です。

 

コミュニティーとしてオープンに助け合えたらと思いつつも、

家族を守る現実的な安全対策も必要ですし、

難しいですね。

 

スーパーで銃を手軽に買えてしまうアメリカ社会。

 

相次ぐ銃乱射事件によって、

今、銃規制についての議論を通し、少しずつ現実的な動きも生まれています。

銃を手に取るまでのハードルが高くなることは、

確かに、全ての問題解決には到底なりませんが、

それでも、事件数を減らすことには必ずなりますよね。

(世界140国以上の銃規制と銃乱射事件の件数を比較した結果、

反比例するというデータもあるようです)

 

子ども達、

そしてご近所さんたちと、

話し合いを続け、できることをしていきます。

 

 

 

・なぜ我が家は片付かないのか

上の子たち3人、特に週末になると

よく知るお友達宅に泊まることも多いです。

こうして、モデルハウスのようなお宅で過ごす時間が多くなるにつれ、

家族ミーティングでもたびたび話題になるのが、

「この家をどうやってすっきり整理整頓&素敵にするか」です。

 

子ども達によって、

「課題」としてあげられるのが以下です。

 

・家具や色々なモノがマッチしてない

我が家は、

「何にもなし」からの始まりでしたから、

家具から何からもらいものだったり、

引っ越す知り合いからやすーく買ったりとして

徐々に徐々に生活らしくなっていきました。

エキソサイズする次男と次女

 

このチグハグな持ち物は、ひとつひとつが、

これまで歩いてきた道の証のようなもの、

そう子どもたちに話してます。

 

冷蔵庫のちぐはぐのマグネットも、

子どもが作ったり、

思い出深いお土産。

 

 

・モノが多い

7人家族ですからね、

それぞれが持ち寄り、

モノが増えます。

 

購入前の家                    すっかり生活感溢れる今

   

 

ですから、引っ越しは本当に良い機会。

 

最近は、とにかく劇的に、

必要なものを絞っていこうと実践中です。

 

今は、

何でもデジタルに保存できるのが

ありがたいですね。

 

 

・飾りがない

確かに、何もないです。

子ども達曰く、

こういう絵や(購入前の家)

壁飾りがあると(購入前の家)、

絶対違ってくるとのこと。

 

自分たちで描いたり、

作ったりしてみたら?

と話してますよ。

 

毎日、出ては戻ってくる「家」という場を、

整理整頓された素敵な場にしよう、

そうした熱意を、

できる範囲で形にするよう工夫していきたいね

そんな話し合いをしている今日この頃です。

 

 

 

 

 

社会問題にも関わるシリアスなことから、

日常生活に至るまで、

日々出合う「問題」について子ども達と話し合い、

解決に向け実践していくことは、

子どもにとって、「現実世界の中で、

どう自分なりに工夫し暮らしていくか」を体験する貴い機会ですね。

 

みなさん、ひとつひとつの問題を、

是非、これからを生きる子供たちが力を培う機会へと

生かしていきたいですね。

 

「生きる力」を育む機会というのは、

こうして日々起こる問題に溢れている、

そう実感しています。

 

 

 

 

さて、これから、

米国再入国許可証の発行手続きです。

365日以上米国外へ滞在する可能性があり、

米国永住権保持を希望する場合は必要となるんですね。

日々、国間、学校、住居や車の賃貸、保険関係等、

それはそれは様々な手続きが続きますよ。←テツヅキで目が回ります

おかげさまで、長女と次女の高校入学も認められ、

次は住居の決定です。

 

週末、

次男参加の誕生日会を待つ間、

三女と散歩。

 

みなさん、残りの週、温もり溢れる日々を!

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