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ハイリーセンシティブな気質というのは生まれつきらしい、刺激に「高反応」な赤ちゃん

2016年04月15日 | ハイリーセンシティブチャイルド

ハイリーセンシティブな気質というのは、

「生まれつき」と示す研究が多くあるようです。

 

カール・ユングに次ぎ、

20世紀大きな影響を与えた心理学者とされるジェローム・ケーガン氏の研究は、

そう示すもののひとつ。

 

ケーガン氏は、

4ヶ月の乳児に救急車のサイレンの音を聞かせたり、

動く玩具などを見せたりと「様々な刺激」を与え、

その反応を記録し、その後、2歳、4歳、11歳の時点での追跡調査したといいます。

 

そして生後4ヶ月時点の反応によって、

その子の気質(temperment)を予測できると結論づけています。

 

4ヶ月の時点で、

高度に反応した乳児は、シャイ、臆病、慎重、といった「抑制的な気質」

低度に反応した乳児は、社交的、自発的、大胆不敵(fearless)といった「非抑制的な気質」

に育ったと。

 

このユーチューブで、

4ヶ月の赤ちゃんにモービルを示し、

ケーガン氏が赤ちゃんの手足の動きや表情などに着目し、

「高反応」「低反応」かを分析している様子が見られます。

 

「高反応の赤ちゃん」とは、モービルの動きに、手足をばたばたさせ顔をゆがめ、

明らかに不快感を示し泣く子とのこと。

周りからの刺激に対し、強烈に反応するんですね。

 

脳の働きを見ても、

「扁桃体」などが、より活性化しやすいのだそうです。

 

人口全体では、

「高反応が2割、低反応が4割、中間が4割」とのこと。

 

 

同じような実験のクリップもいくつかあるのですが、

‘CDE human to baby’シリーズ:いくつかの大学の研究が紹介されています)

今朝、懇談会で学校が休みの小学生2人と見てみました。

2人とも赤ちゃんが大好きなので、

赤ちゃんの反応の違いなどに興味津々。

 

こうしてみると本当に、

色々なタイプの赤ちゃんがいるんですよね。

これまで出会った赤ちゃんを思い出します。

そして、我が家の5人を振り返っても、

程度の差こそあれ、「高反応」だったなあと改めて。

 

 

 

一般的に、特に西洋社会では、

「社交的、自発的、大胆不敵」といった気質の方が認められやすく、

ケーガン氏のビデオクリップでも、

「低反応」の子のほうが、

「ポジティブな個性」という雰囲気が伝わります。

 

それでも、1996年に出版されたエレイン・アーロン氏の

「Highly Sensitive Pearson」がベストセラーとなったり、

最近では、2012年にスーザン・ケイン氏の『QUIET(邦題:内向型人間の時代』が米国でミリオンセラーとなったり、

「高反応」であることの「良さ」をも打ち出すような研究やコンセプトが認められつつあるのは、

頼もしいことですね。

 

「ハイリーセンシティブパーソンの5人に1人は外向型」ともされ、

複雑で深い奥行きを持つ一人の人を、

ハイリーセンシティブ、外向、内向などとすっぱりと区分できないだろうし、

またその必要もないとは思います。

私自身も、子供達をみていても、

「これって、ハイリーセンシティブパーソンには全然当てはまらないかも」

という側面を持っています。

 

アーロン氏曰く、

「当てはまる項目が少なくても、

少数に深く感じ入るものがあるのならば、

あなたもHSPやHSCと思ってもいいでしょう」

とのことですが。

 

 

きっちりHSCやHSPかどうかはさておき、

それでもこうして人の偏りの一側面に日が当たり、

自ら持つ、または接する子供の持つ難しい面を工夫する具体的で有効な方法が明らかにされることで、

少しでも自信を持ったり、

楽に生きていける人が増えるといいな

そんなように思います。

 

HSCについて、引き続き調べ考えとしていきますね!

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