フリーと本ちゃんのはざま

はざまに挟まり続けてはや30年。フリーと本チャン、家庭と仕事。そして今は仕事とクライミング。

セドノ沢遡行

2006年05月07日 | 丹沢
来週の岩トレの下見で、湯河原幕岩と丹沢はセドノ沢左俣へ。

まず湯河原幕岩。マルチピッチの講習ということで悟空スラブへ。
アプローチが核心と聞いていたが、あっさりとオンサイト。ついでに悟空スラブ自体もフリーソロ。まあ練習には良い岩場。

で次は車を飛ばして丹沢へ。去年の葛葉川本谷に続いて2回目の丹沢。
まず大倉に車を停めて歩いて戸沢というところまで。ところがなんとここまで車道があって、上ではあほなにいちゃん、ねえちゃんがバーベキューをして騒いでいる。横には「ごみを捨てて恥ずかしくないですか」という看板が。これちょっと違うでしょう。こんな看板を出すぐらいなら、大倉で車規制をすべき。そうしたらこういうお気楽グループは入ってこないから。
でも気を取り直して仲小屋山荘の前から入渓。とたんに3つのコンクリート堰堤+脇には登山道で、気分がめいる。
最後の堰堤を越えてしばらく行くと、本谷のF1。で「本谷F1」の大きな看板。おいおい、沢でこんな看板はないだろう、と思いながらいくと「セドノ沢分岐→」という看板。もうここで完全にこの沢が嫌いになった。

確かに東京・関東は人が多い。だから必然的に事故も多いだろうし、遭難の後始末をする人たちにもそれなりの言い分はあるでしょう。でもこの看板はないと思う。看板をつけることが、地図も読めない人たちの入渓を促していないだろうか。クサリをこれでもかと設置することが、本当に安全なのだろうか。
ここのところ、ナチプロのクラックルートや、ボルダリングをしたせいかもしれないが、登れる人が登るルートの、実力相応でしか入れないルートの安全制の高さと、こういう初心者にこびへつらったルートとの安全感の違いが気になった。

初ボルダー

2006年05月05日 | 小川山
5月の3日から5日は家族で廻り目平へキャンプへ。空いた時間で初ボルダーを楽しんだ。

○水晶スラブ下ボルダー、入口岩。テントのすぐ脇だったので、バーベキューしながら。
-黒本 45 カンテ 8級:一撃。
-47,48のマントル 共に7級:全く登れず ???状態。
-49のスラブ 4級:2回目で成功。
でもどうして7級が登れないのかな。

○ウイスキーボトル。
-96 マントル 8級:一撃。ちょっと高さがあって取り付く前は恐かったが、とりついてしまえば快適。
-95 6級:一撃。ガバ+ちょっとしたハング。楽しい。
91のクラック 5級はきれい。登りたいし、半分登る自信はあるがまだちょっと不安も。次回。

○プーシェ
-87 スラプーシェ 6級:2撃。これもスラブ

○クジラ岩
-2 穴社員 3級:ガバから右手ポケット、左手カチ、右手のもう1手まで。下地もよくマットがあればジムと同じ感覚。人気があるのがわかる。
-4 エイハブ船長 1級:とりあえずお触り。左手ガバ、右手+左手を上にあげるまで。でも凄い人気。

初の外岩でのボルダーは、まあこんなところ。やってみて思うのはやはりマットは欲しい。こっちも歳なんでさすがに地面に直接降りると腰をやりそう。でもなかなか楽しい。
ただ、あの喧騒と人の多さがちょっとね。なんでも御岳はもっと多いそうで、そういう意味ではT-Wall東村山で遊んでいるのがよいのかも。

14年ぶりの小川山レイバックと10aスラブオンサイト

2006年05月01日 | 小川山
29日、30日と会のメンバーと小川山へ。当初は荒天が予想されたが、曇天から晴天となりクライミングを楽しむことができた。

29日:14年ぶりの小川山レイバック
いやー怖かった。14年前はスッスッと登れた記憶があったが、最初のフレンズのサイズを読み間違えたことでちょっとあせってしまった。でもなんとか持ち直してRP。やはりナチプロ+クラックルートは気持ちがしまる。

30日:水晶スラブ
午前中はセレクションへ(半ガイド状態)。昼から水晶スラブに移り、ツインズ(5.10a)をなんとオンサイトできてしまった。このクラスのスラブルートのオンサイトは初。うれしい。
その後は余勢をかって、「あばたもエクボ(5.10c)」にトライするも、さすがに失敗。なんとか上まで抜けたものの、やはりスラブは難しい。

また初めてクジラ岩にも行き、ボルダリングを見せてもらった。T-Wallの常連さんもいたので軽くあいさつ。試しに6級のスラブルートを登ろうとしたがあえなく敗退。なんとスラブでランジムーブらしい。・・・。まあ別の意味で怖い気もする。