鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

安土-近江八幡の8865レ

2009-10-06 | EF65

 JR西日本・琵琶湖線の安土-近江八幡で10月4日に撮った8865列車の写真をアップします。
 先の記事にも書いたように、撮影地のバリエーションを広げるため、安土駅からふだん行く能登川方面ではなく、近江八幡方面に向かいました。

 キャベツ畑と青空の間を走る列車を撮りたくて、いろいろアングルを変えてチャレンジしてみました。8865レはサイドに開き気味にやってみました。この日の編成はタンクを搭載したコキ1両に新製されたコキ107形5両、そしてォトキ1両です。レールチキを牽引することが多い中、チキは1両もなく新製コキをつないでいる姿は甲種輸送のようでした。

 このブログに以前からお付き合いいただいている皆さんはよくご存知のことですが、私は小学生から中学生のころ、京都周辺で鉄道撮影に励んでいました。高校生になると、クラブ活動が忙しく、鉄道撮影は春や夏の休み期間にひとり旅を兼ねて撮っていました。大学生になってからはサークル活動にのめりこみ、就職してからは25年、忙しくてほぼ撮り鉄から離れていました。

 鉄道撮影に戻ってきたのは約2年前です。したがって列車や機関車の情報、また撮影地の知識もほとんどありません。しかも車を持っていないので、機動力にも乏しく行動範囲は駅から歩いていけるところに限られます。そんな私ですが、少しずつ知り合いも増え、列車の情報を教えてくださったり撮影地を紹介したりしてくださる方もいらっしゃいます。ただ、自分でも努力しようと鉄道雑誌などの写真やネット検索で見つけた写真を参考に、時にはこうして行ったことのない場所を探しています。

 そこで撮れるのかどうか、また撮れたとしても自分の感性に合う場所かどうか、結局は足を運んで自ら確かめるのが一番です。そうした点から、4日に自分で足を運んだこの場所、そして午後、連れて行ってもらった近江長岡-柏原のポイント、私のとても大切な撮影地が2か所新しくできました。

2009-10-4 JR琵琶湖線安土-近江長岡 8865レ EF65-104
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,28mm,ISO 200
1/1000秒,f5.6,-0.3段,WB:晴天

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新規開拓! 1073レを安土-近江八幡で

2009-10-06 | EF66

 10月4日、よいお天気なので朝からJR西日本・琵琶湖線の安土-近江八幡へ貨物列車の撮影に出かけました。この場所での目的は、EF65が引く臨時の専貨8865レと、その約1時間半後に下って来る1073レです。

 安土に9時30分前に着くと、最近の定番、駅前のレンタサイクル店で自転車を借り出します。だいたい13時までと言って借り、1000円払います。1時間300円みたいですが、私はいつも1000円です。50円引きなのでしょうか。別に自転車がなくても十分徒歩で行けるところにポイントはあるのですが、人間楽を覚えるとだめですね。三脚持ってテクテク歩くより、自転車でキコキコ行く方が多くなってしまいました。

 ただ、今回はいつもの能登川方のお立ち台ではなく、反対の近江八幡方向へ行ってみます。安土といえば、城山を望む小川沿いのポイントが有名で、私も好きで何度も通っています。しかし、この日は家で取っている「スポーチ報知」(私は阪神ファンですよ)の運勢欄に「新しい勉強をすると、うまくいく」というようなことが書いてあったので、行ったことのない八幡側に向かったのでした。
 もともと電車内からのロケハンで撮影できそうな場所の見当はついていたので、そこへ一目散に向かいます。着いてみると、線路沿いの機器ボックスがなかったらなあ、という感じですが、それを避けてもいろいろ撮れそうです。能登川方や篠原付近は築堤になっているのに対し、ここはほぼレベルで撮れるので魅力的です。

 早速、いろいろ動き回りながらセットし、8865レを無事に撮影。その後、いったん撤収して自転車で周辺を偵察して回り、再び戻って撮ったのがこの1073レでした。この日はEF66の0番台のうちでも、運転席上にクーラーボックスを載せていない初期型最終の20号機でした。こうして見ると、ボックスがないのはすっきりしていて、より格好がいいですね。

 この写真を撮った直後、この1073レは本線上で停止してしまいました。近江八幡駅構内の踏切で車同士が接触事故を起こした影響によるダイヤ乱れのためでした。本当はすぐ後に来る3092レも撮影するつもりでしたが、これはだめだと判断し、ご一緒していたHIEIさんとともに、前回の記事の通り、柏原-近江長岡に転進したのでした。

2009-10-4 JR東海道線安土-近江八幡 1073レ EF66-20
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,60mm,ISO 200
1/1000秒,f5.6,-0.3段,WB:晴天

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伊吹を背に カン付きEF66-24が行く

2009-10-04 | EF66

 きょう10月4日のメーンの被写体は、高速貨1050レです。今月25日のJR貨物フェスティバル広島車両所一般公開のPRヘッドマークを付けたEF66-24号機が牽引するからです。この24号機には、かつてのブルトレ「なは」風のヘッドマークが付いています。予定通り、1050レの運用に入ったということで、勇躍、JR西日本管内の安土方面に出動しました。稲沢から下って来るEF65牽引の8865レを撮った後、篠原あたりで捕まえる計画でした。

 ところが、米原行き普通電車に乗り、掲示板で運転情報を確認すると、なんと上り貨物は大幅に遅れ、1050レも2時間近い遅延で走っています。こうなると篠原付近、いや京都-米原間では大逆光になって、せっかくのヘッドマークが暗く陰になってしまいます。どうしようか思案しながら安土-近江八幡間で下り貨物を撮っていると、これまで何度か撮影をご一緒してくださったHIEIさんが来られました。

 HIEIさんも逆光対策を考えられており、「(柏原の)清滝はどうですか。あそこなら順光のはず」と言われます。1人で行くのはおっくうですが、2人なら楽しそうなので、ぜひ行きましょう、となりました。HIEIさんが親しくされ、当ブログにも時折コメントをくださる、トヤキです。さんも行かれるかも知れないということを聞き、あつかましくも一緒に行きましょうとのメールを打ちました。
 すると、ありがたいことにトヤキです。さんから「米原駅で降りてください。そこから車で行きましょう」と願ってもない返信が来ました。

 そこでHIEIさんと2人、お言葉に甘えて米原駅からトヤキです。さんの車に乗せてもらって清滝踏切に向かいました。現地はすっきりとした秋晴れで、伊吹山もくっきりとその重量感のある山容を見せてくれています。最初から狙って来られていた人、遅れを聞いて別の場所から駆けつけて来た人など約20人で待ち構えます。私たちが安土で上り電車に乗る前に、近江八幡駅構内の踏切で車同士が接触した関係でダイヤが乱れ、さらに遅れが出るのではないかと心配しました。

 しかし、1050レは定時に比べて約2時間遅れのまま、1054レのスジに近いダイヤで上ってきてくれました。ヘッドマークに陽光が当り、なかなかよい写真が撮れたと思います。
 安土撮影仲間のゴーンちゃん。さんらも来ておられ、「うまく撮れた?」の問いにVサインを送ってくださいました。

 トヤキです。さんは、帰りも近江八幡まで送ってくださいました。トヤキです。さん、HIEIさんお2人のおかけで非常に楽しい時間を持たせてもらいました。ありがとうございました!ちなみに私はこの場所は初撮影でありました。

2009-10-4 JR東海道線近江長岡-柏原 遅1050列車
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,35mm,ISO 200
1/640秒,f6.3,-0.3段,WB:晴天

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10月スタート 朝、山崎でC56とマイテ回送を撮る

2009-10-02 | EF65

 衣替えの10月1日、JR西日本のSL・C56-160と展望客車マイテ49の回送列車、配9382レを撮りに山崎駅へ行きました。両方とも、山口線の「SLやまぐち号」に使われ、この日の朝、EF65-1120に連れられて新山口から帰ってきたのです。
 いったん向日町操に入り、マイテ49はEF65に引かれて宮原操に。C56は夕方、DE10に迎えに来てもらって梅小路機関区へ戻りました。長い出張、ご苦労さま。

 私は勤務があるので、そのすべてを撮影するわけにはいきません。
 PF+C56+マイテのフルセットだけ撮るため、いつもより1時間早い普通電車に乗って山崎へ。きょうもスーツにネクタイ姿でカメラを構えるリーマン鉄ちゃんです。着いたのは通過まであまり時間もない午前7時ごろでしたが、山崎にはだれもいません。気楽に撮影か、と思っていたところ、しばらくして1人の青年がやって来ました。
 顔を見てびっくり。先日、山口線で「SLゆうゆうやまぐち号」を一緒に撮った海浜ライナーさんでした。
 海浜ライナーさんは神戸以西にお住まいとかで、まさか京都寄りの山崎で出会うとは予想していませんでした。「やまぐち号」に関係のある車両の回送を一緒に撮影するとは、やはりご縁があるのだ、とうれしくなりました。撮影後、私は大阪の仕事場に向かい、海浜ライナーさんはEF65の貨物を狙いに西へ向かわれましたが、山崎-大阪間を一緒に普通電車で移動。さまざまな鉄道に関する話をすることができ、思わぬ楽しい時間を過ごすことができました。

 ところで、写真はあんまりよくないですね。3両ということで、引きつけて撮ろうとしたのですが、真ん中のポールが目立ちますね。また、よい天気はありがたかったけれど、架線柱などの影がちょうど一番のシャッターチャンスのところに延びていてPFの顔にかかってしまいます。そこで、PFの顔に影が影響を及ぼしていない手前のカットを掲載します。この写真は主に画面の右側に大きな余白がありました。そこで不本意ながら、トリミングして多少すっきりさせました。
 やっぱりもっと長いレンズを持って出て、ポールの大阪寄りでシャッターを切るべきだったか、と考えてしまいます。

2009-10-01 JR京都線山崎 配9382レ
Nikon D700,Sigma APO 70-200mm F2.8 Ⅱ EX DG MACRO HSM,112mm,ISO 200
1/800秒,f6.3,-0.7段,WB:晴天

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