JR西日本山陰線の上夜久野-下夜久野で狙う列車は3012M、「こうのとり12号」でした。11月26日、当初の計画では3012M撮影後は福知山線の単線区間に転進して、183系を撮るつもりにしていました。ところが、ポイントに向かって車を走らせていると、上川口付近で前方を113系の准湘南色が走っているのに気づきました。撮影地に着いて時刻表を確認すると、3012Mの続行で豊岡から折り返してくる430Mになることがわかり、そのまま待つことにします。
今回は名残りの秋を見つけることが目的です。福知山線に行くといっても特に当てがあったわけではなかったからです。それなら、准湘南色の113系を待つ方がよいと考えました。
D700とD7000の2台持ちで出かけていましたので、1台はアップで、もう1台はワイドで撮ることにしました。なんといっても2連ですので、普通に撮ったのでは絵になりにくいからです。
この113系、色はまさに湘南色ですがオレンジとグリーンの境目にソーダ色というのか、細いラインが走っています。183系にも窓の下に赤いラインを引いていますが、ちょっと変化を持たせるのがJR西日本福知山支社の特徴ですね。この写真でもラインがはっきりわかります。福知山支社のローカル電車は223系5500番台が中心になっています。113系もカフェオレ色とも呼ばれるJR西日本色や緑一色の編成があり、准といえども湘南色に出会えるのは幸運です。183系同様、113系もいつまで見ることができるのか、はなはだ心許ない状況だと思います。穏やかな秋の日差しが降り注ぐ山里で、国鉄時代から活躍する車両を撮るのは本当に心のビタミン補給になりますね。
2011-11-26 JR西日本山陰本線 上夜久野-下夜久野 430M 113系S5編成
Nikon D7000,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,36mm,IDO 400
1/1000秒,f8,-0.7段,WB:晴天
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秋らしい綺麗な風景ですね。今年は紅葉が冴えないうえに休日の度に天気が悪くていいものが撮れないなか、いいショットですね。
こんな風景のなかで、のんびりと撮影に興じるのは、ほんとにビタミン補給になりますね。例え電化区間でもローカルはいいです。のんびり流れる時間を楽しむのが大好きです。
こんばんは!
西では113系が元気ですよね。103系低運車も現役ですもんね。
いやぁ、でも113系が2連だなんて15連で走っていたことを思うと何か不思議。
でも本当に国鉄色は日本の風景に似合います。
ほんと、今年の紅葉は思うようになりませんね。天気もよくないと、今年の色では余計にくすんでしまって。
叡電もだめでしたか。
kony5711さまの吉野口シリーズもいいですね。私はあのシリーズ大好きです。
さすがに関西では15連はなかったですが、それでも12連なんていう編成で走っていた113が今や2連ですもんね。上越より短い(^o^)
でも、時を経て年季が入って、ローカル線の風景に非常になじむ存在になっています。
この色の大切さを鉄道会社の人はなんでわからないのかなあ。