8月21日、JR西日本湖西線のおごと温泉駅で上下の工臨を撮影した後、近江今津で「パーイチファン」さんと合流して永原-マキノで上り貨物の3096レと4002レ・ブルートレイン「日本海」号、そして4008M・485系「雷鳥8号」(A4編成)を撮りました。
この撮影ポイントは近年、鹿などの獣害防止フェンスが設置され、構図が限られるようになりました。さらに夏場とあって線路際の草や標識によって、ますます撮りにくくなっています。フェンスは田畑を守るためのものですから、設置は仕方がありません。
見ると、稲穂がすでに色づき、頭(こうべ)を垂れ初めています。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。人として、こうありたいものですね。
それはともかく、この稲穂を入れるとフェンスは多少気にならなくなります。そこで、しゃがんで撮影することにしました。
3096レはどんより曇り、露出も厳しい状態でした。新疋田はばりばりに晴れているとのことで、そちらへの転進も考えたほどです。新疋田駅におられる「ゴーンちゃん。」さんから「日本海はトワ釜44号機で通過」の連絡をいただきます。手前の稲穂も緑、バックの山も緑、そこに濃緑のトワ釜では……。この暗さでは撃沈かと思っていたら、列車が見えたところで薄日が射してきました。あわててホワイトバランスの設定を曇天から晴天に変更します。
輝くような陽光にはほど遠いかったものの、そこそこ明るくなり機関車も背景に溶け込んでしまうこともありませんでした。24系客車の青がきれいです。秋風を感じる写真になりました。
2010-8-21 JR湖西線 永原-マキノ 4002レ 寝台特急「日本海」 EF81-44
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,85mm,ISO 400
1/640秒,f7.1,-0.7段,WB:晴天
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もう多少のことは気にしないようにしていますが、カマのお顔にもっさりかかるのは嫌ですよね。
これからは、やはり瑞穂の国の住人として稲穂を入れてみたいですね。王子保-南条の秋も風情があってよさそうですね。
いやあ、写真上はともかく、かなり蒸し暑かったですよ。近場でも駅から一歩外に踏み出すと、違った光景が見えますよ。
面白い写真を探してくださいませ。
本日私も、日本海を王子保~南条で稲穂とおにぎり山を絡めて撮影しました、まだ暑いですが空は高く秋の気配たっぷりでした。
私は近場ばかりでマンネリですがこの写真を
見ると、夏の暑いのが忘れます、
ご苦労様でした。