広島DE日記

広島での日常をあれこれと。

「もっけ(勿怪)」を読む

2006-01-29 12:45:23 | 書籍
「ほのぼのと彼方(あちら)の世界と交わりぬ」

くまさん」のBlogで紹介のあった「もっけ」を、
偶然に古本屋で4巻とも見つけました。
当然迷わずGET。

内容は、見鬼の姉(中学生)と憑巫の妹(小学生)が、
日常生活の中で普通に物の怪に出会ってしまうという物語。

妖怪モノ特有のおどろおどろしいところはまったくなく、
むしろ「ほのぼのー」といった感じの作品。
あっちの世界のモノたちとの共存を描いているからでしょうね。
(というか、昔はそうだったのかも。。)

しかし、ほのぼのとはしていても考証はしっかりしていて、民俗学的にも参考になります。

そういえば5巻も発売されたみたいなので、今後は定価で買ってみたいと思います。
妖怪ハンター」みたいに対決モノばかりでなく、たまにはこんなお話もいいですね。

くまさん!お目が高い!!



知覚過敏

2006-01-27 18:40:19 | いろいろ
「虫歯でもないのにシミる歯の痛さ」

ここんとこ、年末年始にかけて歯医者通いが続きました。
虫歯でもないのに「歯がシミる」。。。
そう、「知覚過敏」なのです。

やっかいなのは、自分しか痛いところがわからないこと。
歯医者さんに行ってシミないようにコーティングをしてもらっても、
またまた冷たい水がシミたり、歯ブラシが当たって痛い。

右上の後ろ痛いと思ったら、次は右上の前。
そして左上の後ろと、もう3~4回以上歯医者さんに通いました。

可愛そうと思ったのか、歯医者さんから歯磨き粉の試供品をプレゼントされました。
小さい歯磨き粉ですがこれで約1ヶ月は持つそうです。
使ってみて良かったら買ってみようかな・・と思っています。

歯磨きの時も、力を入れてゴシゴシ磨かず、やさしく磨かなければいけませんね。



今年も人間ドッグ受診

2006-01-25 19:00:22 | いろいろ
「健康運今年はないけど異常ナシ!」

1年ぶりに人間ドッグに行ってきました。
昨年は、血便が出て、後日「大腸ファイバー」を経験させていただきましたが、
今年はとりあえず「異常なし」でした。

今年の私は「健康運」は下がり気味なんで、ちょっと安心です。
胃カメラもすんなり入ったし。
でも、採血後に止血が不十分だったため、血がドロドロ出て、長袖の肌着が汚れてしまいました(泣)
やっぱ、今年のドッグも無事には終わらなかった感じでした。


「誰も知らない」を観る

2006-01-22 12:45:23 | 映画
「気が滅入るストーリー救う児の笑顔」

昨年のカンヌ国際映画祭で、主人公の柳楽優弥くんが最優秀男優賞を受賞した、「誰も知らない」を観た。
そもそもこの映画は、昨年の5月頃に録画したと思うのですが、内容の重さは知っていたので、やっと観ることが出来た感じです。

ストーリーは1988年の「豊島区子供置き去り事件」を元にして作られていますが、まさに子供が母親に置き去りにされた話です。
おまけに、この子供たちは父親は別々で全員出生届が出されていない、「誰も知らない」子供たちなのであります。

実際の事件は、この映画よりもっと悲惨だったと聞いていますが、この映画ではまだ子供たちは笑顔を見せています。
みんなでお互いに助け合ってなんとか生きていく姿には、思わずじーんとしてきます。

生活に困るのなら、警察や福祉事務所に相談したら?と思いましたが、
そうしたらみんな一緒に生活できないという明(柳楽)の言葉がなんだか痛々しかった。

映画自体は実に滅入るストーリーで、観終わった時には元気がなくなりましたが、たまに見せる子供たちの笑顔がせめてもの救いでした。