埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

美しい楽譜・音楽が聞こえる楽譜♪

2012年07月10日 | レッスンの出来事
先日、ピアノ講師をされている「ひろこさん」のブログに
本と出会う・選ぶということ」というタイトルの記事がありました。

読書家のひろこさんらしいお話なのですが、
その中に「生徒が弾きたいと言った曲は、生徒自身に楽譜屋さんで選んできたもらう」と書かれてありました。

自分で弾きたいと思った曲を、
楽譜屋さんのたくさんある楽譜の中から探して、
同じ曲でもいろんな楽譜が出ているのを見比べて、
その中からコレ!と思ったものを買ってくるって大事なことだなぁと思います


私も、大きな生徒や大人の方には、
自分で探して来てもらうこともあるのですが、
そのときに、私は生徒に「○○な楽譜を買ってきてね」と注文をつけます。

自らどんどん楽譜を買ってくる生徒もいるのですが、
残念な楽譜(アレンジがよくない、難しすぎるなど…)も多くて、
そんなことをひろこさんのコメント欄でお話しているうちに、
あることに気づきました


生徒が残念な楽譜を買ってきてしまった場合、
音を変えたり、消したり、足したりしていくと、
残念な楽譜がより残念になっていく…

なので、最近は潔く、すべて書き直します
でですけど。

または、生徒自身に書き直させます


そして、私が買わない出版社もあります
名前はココでは言えませんが…


生徒に注文を付けるときも、↑これは伝えます。


なんでここまでこだわっているのだろう?と考えていたら、
「アレンジがよくない」以外のワケ、
そして、それとも共通するワケに気づきました


それは、

楽譜が美しいか

楽譜から音楽が聞こえるか



アレンジがよくない楽譜は、譜面も美しくありません

なんていうのかなぁ…機械的に見える楽譜と、手仕事に見える楽譜というのかな。


アレンジものでも、そうでないものでも、
楽譜を開いた瞬間に、
あぁいい曲って
音楽が聞こえるような楽譜じゃないと、練習していてもつまらない。

それは、コピーしたら終わりなんですけどね


譜面が美しく、音楽が聞こえて来る楽譜は、
その出版社の音楽への愛と、楽譜へのプライドを感じます


極端なことを言うと、
楽譜屋さんに並んでいる背表紙を見ただけでも、
そのテキストや楽譜の良さ(あくまでも私にとっての良さ)が、
分かるようになりました


なので、楽譜屋さん滞在時間が短くなった気がします。


自分で作った曲も、どんなに面倒でも、楽譜は手書きです


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