記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

写真のちから

2008年01月27日 21時38分43秒 | Weblog
無事に表彰式を終えることが出来ました写真展の会場内に表彰式場が設けられ、大学卒業以来の賞状授与にうきうきしました!審査員の先生である尾仲浩二先生と林誠治先生は、技術的にうまい写真が求められる訳ではないということを強くおっしゃってました。見た側に、訴えてくるものがあるのかどうかということ。どれだけ、相手の心を揺さぶるかです。
 タイトルを考える時、写真家はコピーライターになります。これがほんと、難しいんです。被写体を見た瞬間にタイトルが決まることって、私の場合、ほとんどないからです。あたまの上にアンテナがあって、ピピっと感じた時にシャッターを切ってます。
だから、プリントしてからそのときの感情、あるいは、今の感情をあてはめるのです。そしていくつかの案を紙に書いて、写真と一緒に部屋の壁に貼って、ぴったりくるタイトルを選ぶのです。前回書いた内容と重複しますが、伝えたい言葉と、写真が向き合っていなければいけないのです。余計な言葉は写真を曇らせてしまうのです。私の好きな写真は、タイトルと写真が向き合っている時、あるいは写真そのもの自体が、あたたかい、懐かしい感情を引き起こしてくれるものです。
Willy Ronis, Roberte Doisneau、Elliot Erwittが好きな写真家です。
 創業塾で、知り合ったI さんが、昨日のセミナー終了後に私の写真を見にきてくれました。ありがとうございます。私が目指す写真は、1度見たら、忘れられなくなる写真です。まだまだ修行の身です。

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