記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

仙人?!

2008年07月01日 07時18分25秒 | Weblog
今朝、自宅マンションをでると、向かいのマンションのゴミ置場を物色している人がいた。

目が合った。

口の周りはヒゲがのびきり、髪の毛もソバージュ状に延びている。白髪ではないから仙人というよりは、オオカミ

一瞬かたまっていたが、私が目をそらすとそばに停めていた自転車にまたがった。オオカミを背にして歩きだし、一軒家を通り過ぎたところで振り返ると、こんどはうちのマンションのゴミ置場を物色今日はゴミを出していないからいいけど、いつも訪ねて来ていたのだろうか?二度目に振り返ると、またまた目が合った。きっと「あいつは要注意!」とマークされたかもしれない

こういう集合住宅のゴミ置場は意外と簡単に見知らぬ人間が出入りできるのだ。
しかし、いくら捨てたゴミとは言え、中身を物色されるのは気分が悪い。広い意味でのエコと解釈するのにはやはり抵抗がある。なにか取り締まる法律はないのだろうか?

子供の頃、家にあった足踏みミシン。タイミングを誤ると逆回転をする暴れ者だ。ただ、鉄で出来たレトロな車輪が好きだった。
電動ミシンが我が家に来てからおはらい箱となった。夜道を母と姉でゴミ置き場に運んでいた時のこと。足踏みミシンって結構重くて大きいんです。ミシンを運び終わりほかのゴミを置きに来たら、さっき置いたはずのミシンが無くなっていた。人気はない。母娘三人呆気にとられた。
きっとひっそり隠れて私たちの様子をうかがっていたのだろう。あんなに重いミシン、短時間に運ぶのも至難の技だ。
捨てる神あれば拾う神あり。



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