実家へ帰った時に見つけた雑誌。
タイトルは『家族再構築。』
父親が買ったものだ。
80歳を目前にして、やっと家族と向き合おうと思ったのだろうか?
正直言って、遅い❗
遅い。
今までの時間。
これからの残された時間。
挽回出来るとは思えない。
なぜなら、今まで何十年もの間にしてきた対応の結果なのだから。
今だに続く言葉の暴力。
家族、身内に出来たわだかまりやしこりは簡単には消えない。
人は簡単には変わらない。
信頼は簡単には手に入らない。
一緒に居るだけで家族になれる訳じゃない。
家族になる努力が必要なんだと思う。
家族と言う単位は小さくても、別々の個性の集まりで、
考え方も感じ方も違う人間の集まりである以上、より良い関係を作る手間は、
家族と言えど、必要で大事だと思う。
父なりに、最後くらい心地良い場所に変えようと思ったのだろうか?
威厳と言う言葉に任せて、
躾と言う言葉に任せて、
ふるってきた暴力の代償は大きく、
自分都合の再構築が上手く行く訳がない。
が、しかし
本気で考えているのなら、
その本気がどんなモノか見せてもらおう。
自分の事は棚に上げ ではないですけれど
以前にも 書きましたケド僕も父親とは合わず父親きらいでしたけど
父親が態度を変えて来たりしても 受け入れられないって思ってました。
3年ほど病気の父親の為に病院への送り迎えをして
車いすを押したりしましたけど
会話はほとんどしなかったな~
『自分の事は棚にあげて。』
本当にこの言葉通りです。
家族がなぜ寄り添ってくれないのか、全く考えが至らないみたいです。
孤独は自分が招いた事に気付かない以上、何も変わらないですね。
三年もお父様のお世話をされたんですね。
優しい息子さんで、お父様は幸せですね。
私の父は多分、その幸せにも気づけない人です。
コメントありがとうございます。