癒しの時間始めました!

あなたは何に癒されますか?
日々思う事を素直に。

声の主。

2012年08月30日 | 日記
夜になると、もう虫の声が聞こえる。

朝晩の風が少しづつ冷えてきているのも、

秋が近づいた証拠。



虫の音かぁ.....秋だなぁ......

..................

................

..............

........リリ....

....リリリ

.........ん?



鳴き声が大きい?

しかも、

なぜか合唱と言うより、独唱?



この声の主はいったい誰?

とっさにあの歌を歌い出す。


『 あれ松虫が 鳴いている
  ちんちろ ちんちろ ちんちろりん
  あれ鈴虫も 鳴き出した
  りんりんりんりん りいんりん
  秋の夜長を 鳴き通す
  ああおもしろい 虫のこえ

  きりきりきりきり こおろぎや(きりぎりす)
  がちゃがちゃ がちゃがちゃ くつわ虫
  あとから馬おい おいついて
  ちょんちょんちょんちょん すいっちょん
  秋の夜長を 鳴き通す
  ああおもしろい 虫のこえ 』


ん......どれ?(^^;)

この中で唯一、飼った事があるのは鈴虫くらいで、

あとの声を聞き分けられるか?と言うと、出来ない。



で、その声は玄関から聞える。

よ~く探すと、子供達の靴に混ざって黒い虫が.....。

慎重に外へ出して見ると、




↑ ↑ ↑  これが声の主でした。

これはコオロギだね。




何度追っ払っても、なぜか玄関に向かって入ってこようとする。

ゴメンよ。

飼ってはあげられないから、自然の中へ帰りなさい。

コオロギは、

庭のツタの中に消えていった。


そして、玄関から秋の声の主は居なくなった。

外で仲間と一緒に秋を知らせて欲しい。






言葉がけ。

2012年08月30日 | 日記
「ご愁傷様です。」

「心からお悔やみ申し上げます。」





会社の人のお母様が亡くなった。

原因は癌。




忌引き明け、彼が出社してきた。

みんなが社交辞令のお悔やみを言う中、

私は何て声をかけて良いかわからず。

言う機会を逃し、仕事が始まってしまった。




うん。

社交辞令の言葉でも充分その場は形を作れる。

むしろ、それはラクだし、

昔からの決まり事であるように、

それだけでいいのかもしれない。



だけど、

社交辞令のお悔やみを言われてもきっと、

言葉は耳に馴染んでおらずスルーか、

今は何も考えられないかも?と思った。

どんな親子関係だったかなんて知らないけれど、

非日常的な事が起こると、

いつも通りの感情に戻るには時間がかかる。





お昼休み。

知らんぷりのままは居られないので、みんながいる中だけど声をかけた。

「ごめん。なんて言葉がけすればいいかわかんないんだけど......。」

社交辞令さえも口にしないで、

いい大人なのに無様にもそんな事しか言い出せない自分。

でも、社交辞令のお悔やみは口にしたくない自分が居て。



彼は、

「良いですよ。気持ちは充分伝わってますから。」って笑ってくれた。

言葉の見つからない無様な私を救ってくれる彼。



少しずつでいいから、

いつものチャラいキャラに戻って下さい。



母親は、

いつも通り元気にしてくれてる息子を見ると、

一番安心するんです。