鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

面白うて やがて悲しき さんま御殿かな

2008-01-30 | Weblog
 29日夜は注目の女子ハンドボールの対韓国戦を見ていたら、最初から圧倒的に差をつけられ、まず勝目はないな、と思って、いつもの「踊るさんま御殿」を見た。出演者は片山さつき衆院議員やラサール石井などインテリ組6人と芸能界の香田晋ら天然ボケがキャラクターの6人組みの異色な顔ぶれで、司会の明石家さんまも唖然とするほどの芸能人の無知さ加減が浮き彫りとなって、久し振りに笑えた内容であった。
 テーマの「この人、本当は馬鹿だったと思ったこと」と「もう少し勉強しておけばよかったと思ったとき」に沿って、出演者が体験談を話すのだが、インテリ組が話す内容がまず非インテリ組の芸能人にはわからない。パラドックスという言葉がまずわからない。聞いている非インテリ組の芸能人の馬鹿面をテレビカメラがアップで追い、さんまがそれを茶化したうえで、「パラドックスと聞いて何を思う」とふると、とんでもない答えが返ってきて、どっと受ける。また、別のトークで浮世絵の話が出てきても相変わらずポカンとしている。聞かれて、「水の上で書いた絵」とトンチンカンな回答をする。
 さらに恋人とバイクで東京へデイトに来た時に恋人が国会議事堂を見て、お城だと思った話をして、国会ジギ堂と言ってしまったこととか、クイズ問答集を買って舞台の合い間に披露しようとしたら、漢字にカナがふってないので、困ったといった話が出てくる。あげくの果てに源義経のことを「ゲンキキョウ」と言う。これには片山さつきも唖然としていた。
 思うに「踊るさんま御殿」はさんまのアドリブに任せて、台本らしい台本はなくて、ぶっつけ本番でやっていることと思う。だから、これらの天然ボケは演技ではなくて地がそのまま出ているものと思う。単にかわいいだけの若い女のタレントならいざ知らず、中堅の男性歌手や30そこそこの男性タレントも同じだからびっくりである。そんな天然ボケばかりを選りすぐって集めたのかとも思ったが、芸能人のレベルはそこまでひどいものか、と呆れ返った。
 しかし、彼等とて芸能界で生きているのだから、天然ボケは別として、なんらかの特異な才能があるから、こうしてテレビに出演できているのだろう。
 片山さつきが最後に「日本の義務教育のあり方を考え直さなければならない、と思った」と述懐していたが、いくら例外とはいえ、ひどすぎる。芸能プロダクションの選別基準に常識という項目があってもいいだろう。なければ、小中学校の生徒が備えているような知識くらいは与える努力をすべきだろう。
 いつもは笑っただけで終わるさんま御殿が深刻な余韻を残した。
終わって、NHKBS第1を点けたら、もうハンドボール戦は終わっていて、案の定、日本は34対21の大差で負けていた。こちらも深刻な課題を残したようだ。
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