鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

とんだ小泉の中東訪問

2006-01-06 | Weblog
 イスラエルのシャロン首相が脳卒中で緊急入院し、7日から13日にイスラエルとパレスチナ訪問を予定していた小泉首相は急遽、トルコだけを訪問することになった。もともといまなぜ小泉首相が中東訪問?と疑問を感じていただけにまるで神様が「単なるパフォーマンスのためだけなら来なくていい」とでも言っているような絶妙なタイミングのシャロン首相の入院劇でもある。
 小泉首相が年明けに中東諸国を訪問する計画がある、と報道されたのは昨年もかなり押し詰まってからだった。靖国問題でアジアで孤立しているので、目先をかえようということで、お得意の単に首脳同士が握手しているだけの写真でも新聞、テレビで報道されれば外交に弱い小泉首相のイメージが少しでも払拭されるだろう、と側近の飯島勲秘書官あたりが考えそうなことだ。中近東諸国といっても対米追随ベッタリでイラクに自衛隊を派遣している手前、アラブ諸国にはおいそれと行くわけにはいかない。そこで、親米のイスラエルとかねて日本がなにかと支援してきて要人がしばしば訪れているパレスチナなら丁度いい、とでも踏んだのだろう。それでも一体、この二カ国へ行って、何を話し合うのだろう。純然たる部外者の日本が複雑に絡み合った民族の綾糸をほぐすのは至難の技だ。まして役者は大根中の大根の小泉首相で、何もできることはない、と断言してもいい。閣内問題でもしょっちゅう丸投げしているのに海外ならなおさらで、外務省関係者はさぞかかし困っていたことだろう。
 そうした窮状を見かねたのか、突如、シャロン首相が入院した。外務省関係者にとっては神の助けとでも言うべきものかもしれない。何の意味もない訪問などしなくていいよ、とでも宣うたのだろう、時に神様も粋なことをするものだ。逆に考えれば、小泉首相はあらぬ恥をかかなくて済んで、一番いい思いをしたのかもしれない。小泉首相は悪運強いのかもしれない。それでもトルコへいって何を言うのだろうか。まあ、単なるパフォーマンスなんでしょう。賢い日本国民はいい加減に小泉首相の底の浅い言動に気がついてほしいものだ。
 昨日、石油連盟の20006年の賀詞交換会があり、片山さつき、甘利明、小池百合子衆院議員が挨拶していたが、いずれも石油に多少は関係あるから壇上に立って喋ったわけで、いずれも結構内容のある挨拶をしていた。特に小池環境大臣はカイロ大学に留学していた中東通だけに味のある内容だった。石油枯渇に向かういま、無資源国の日本が中近東諸国とどう付き合っていったらいいのか、真剣に考えなければならない時なのだろう。ポスト小泉のxさんに期待するしかないのだろう。
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