鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

死に馬に蹴られた安倍首相

2007-06-24 | Weblog
 参院議員というよりプロレスラーの大仁田厚が23日、記者会見し、「参院は首相官邸の人気取りの道具ではない」と啖呵を切って、政界引退を表明した。同日、自民党から参院議員立候補を表明したヤンキー先生、義家弘介氏を意識してか、タレント議員のあり方にも疑問を投げかけた。議員としての6年間は大荒れ審議の委員会での身体を張っての乱闘ぐらいで、さしたる成果もなかった大仁田議員が最後に強烈なパンチをはなった。安倍首相は党のベテラン議員から今国会の延長について強い反発を招いているが、まさか1年生議員の、しかも日頃は歯牙にもかけていないタレント議員からこのような意見をあびせられる、とは思ってもみなかったことだろう。まさに死に馬に蹴られた思いだろう。
 23日付けの毎日新聞の参院選立候補予定一覧によると、大仁田議員は比例代表候補の6番目にランクされていて、その順位が真実なら、黙って選挙に臨めば、再選は約束されたようなものだった。ところが、これまでの議員活動で疑問を感じていたのであろう。急遽、引退を決意することになった。
 引退の直接の理由は、安倍政権が主導した今国会の会期延長と、参院選の日程先送りに対する抗議だ、という。「国民が求めているのは付け焼き刃で法案を通すことではなく、慎重審議だと思う。選挙目当てにウソをついてまで当選したくない」と語った。参院の存在意義については3年くらい前から悩んでいた、といい、「衆院からおりてきたことをそのままやっていく。今回もそうだが、『ハイ、そうですか』で透してしまっていいのか」と疑問を投げかけた。
 大仁田議員が議員になって初めて政治家らしい発言をしたし、いつものおチャラケの顔をしていなかった。1人の人としての生き方を自ら問い、答えたといった風情で、相変わらず、タレントに頼って票集めをしている既成政党に強烈なパンチを浴びせた。
 そして、何よりも政権を担う安倍首相にはKOパンチにも匹敵するものとなったに違いない。国民のことを考えず、ひたすらおのれの政権の延命だけを祈って、国会延長と参院選繰り延べを強行した安倍首相には思いもしないところから火の手があがって、手痛い火傷をした、と思っていることだろう。まだ、火傷が瀕死の重傷となるとは思いもしないかもしれないが、もう奈落の底に片足を突っ込んでいる。

追記 25日になって各紙を見たら、大仁田議員の会見はほぼ無視で、代わりに週間ポストの広告に「大仁田議員、官僚と酒池肉林のパーティ」との見出しが踊っていた。どうやら、この記事が出ることを知って、先手を打ったようで、そのあたりを知っていた朝読は無視したようだ。参院選比例区は名簿順に関係なく、本人が獲得した票数で当否が決まるそうで、間際にスキャンダルも出て、当選の確信もなかったのだろう。本当に死に馬だったわけで、相打ちとあいなったようだ。
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1 コメント

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どちらが臭い? (Unknown)
2007-08-02 10:22:34
金正日の屁と田中まき子の屁はどちらが臭いのか
知りたいので、あるブログの主に尋ねてみた。
その人は医学的に分析して実に懇切丁寧に田中まき子の
屁の方が臭いと言うことを教えてくれた。田中まき子の屁は臭い。
目白でこいた屁が新宿でも匂うのだから、田中まき子の
屁は臭い。民主党を代表する屁は臭い。 田中まき子の屁は臭い

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