30日は東京・霞が関の東京地裁へ裁判の傍聴に出かけた。午後2時からの708号法廷での損害賠償請求の民事事件を傍聴しようと、傍聴席に入ると見慣れない男女数人が陣取っていた。ちょっと崩れた風体の若者たちで、被告席を見るとサングラスをかけた年のわからない男性がいて、原告席にはやくざ姿の坊主頭の原告が突っ張ったように座って、証言席のケバい女性を眺めていて、一種異様な雰囲気が漂っていた。トウエンティ・フォー・ジャパンなる会社が出山利三を訴えている事件で、どうやらⅩーJAPANの出演料の支払いをめぐる案件のようだった。
トウエンティ・フォー・ジャパンはⅩ-JAPANのプロダクションで、被告のトシと呼ばれたメンバーが原告の前経営者が暴力団関係者と付き合いがあったことから、距離を置くようになり、Ⅹ-JAPANとしての公演に加わらなくなったことにより損害を受けたと訴えたようだ。しかし、やりとりを聞いているううちにどちらが被害者か、加害者かわからなくなってきた。いまだに暴力団関係者と付き合いのある原告はそこを突かれると、途端に口が渋くなり、聞いている裁判長らもほとんど無表情で裁判の進行を促すだけで、淡々と証人尋問が進められた。
被告尋問になって、トシ氏は平成20年3月から21年5月にかけて東京ドームを皮切りに香港、台湾などで行われたⅩ-JAPANの公演の出演料をギャラもろくにもらっていないうえ、公演の収支明細を再三にわたって明らかにするように要望したのに出してもらえなかった。途中で、暴力団との関係が明らかになって、要望するのを諦めた、と語った。また、平成22年1月に米ロサンゼルスで撮影されたパチンコSANKYOのプロモーションビデオの収録で原告に約5000万円の出演料が支払われた、と聞いているが、一銭もらっていない、とも語った。さらに、原告の事務所には住吉会の会長からの花が飾ってあったし、イベントのお客に明らかに暴力団と思われる人が招かれたりしていた、とも証言した。
最後に代理人から促されて、トシ氏は「マネージャーというのはタレントが主演するのに陰でサポートしたり、世話をsうるのが本来の仕事であるのに、原告から舞台へ出るのにそうしたサポートを受けたり、身体面や健康についてのケアをしてもらったことは一切ない、精いっぱい歌を歌って疲れ切っても水を用意したり、足腰を労わったりするのはすべて自分でやってきた。原告はそうしたことを一切してくれなかった。50歳を前に身体がボロボロで、Ⅹ-JAPANの公演ももうないだろう」と心情を吐露していたのが注目された。
最近Ⅹ-JAPANを見かけなくなったと思っていたら、裏でこんな泥試合が繰り広げられていた、というわけだ。裁判そのものは即刻却下されることとなるのは間違いないだろうが、トシ氏の最後の言を聞いていて、トシ氏は「トシオフィス」なる会社を設立しており、その会社のもとで芸能活動しているのだから、トウエンティ・フォー・ジャパンばかりだけでなく、自らがタレントである自身をケアする責任があり、言っていることの半分は自らに降りかかってくることでもある、と思った次第。どっちもどっちだ、とも思った次第。
トウエンティ・フォー・ジャパンはⅩ-JAPANのプロダクションで、被告のトシと呼ばれたメンバーが原告の前経営者が暴力団関係者と付き合いがあったことから、距離を置くようになり、Ⅹ-JAPANとしての公演に加わらなくなったことにより損害を受けたと訴えたようだ。しかし、やりとりを聞いているううちにどちらが被害者か、加害者かわからなくなってきた。いまだに暴力団関係者と付き合いのある原告はそこを突かれると、途端に口が渋くなり、聞いている裁判長らもほとんど無表情で裁判の進行を促すだけで、淡々と証人尋問が進められた。
被告尋問になって、トシ氏は平成20年3月から21年5月にかけて東京ドームを皮切りに香港、台湾などで行われたⅩ-JAPANの公演の出演料をギャラもろくにもらっていないうえ、公演の収支明細を再三にわたって明らかにするように要望したのに出してもらえなかった。途中で、暴力団との関係が明らかになって、要望するのを諦めた、と語った。また、平成22年1月に米ロサンゼルスで撮影されたパチンコSANKYOのプロモーションビデオの収録で原告に約5000万円の出演料が支払われた、と聞いているが、一銭もらっていない、とも語った。さらに、原告の事務所には住吉会の会長からの花が飾ってあったし、イベントのお客に明らかに暴力団と思われる人が招かれたりしていた、とも証言した。
最後に代理人から促されて、トシ氏は「マネージャーというのはタレントが主演するのに陰でサポートしたり、世話をsうるのが本来の仕事であるのに、原告から舞台へ出るのにそうしたサポートを受けたり、身体面や健康についてのケアをしてもらったことは一切ない、精いっぱい歌を歌って疲れ切っても水を用意したり、足腰を労わったりするのはすべて自分でやってきた。原告はそうしたことを一切してくれなかった。50歳を前に身体がボロボロで、Ⅹ-JAPANの公演ももうないだろう」と心情を吐露していたのが注目された。
最近Ⅹ-JAPANを見かけなくなったと思っていたら、裏でこんな泥試合が繰り広げられていた、というわけだ。裁判そのものは即刻却下されることとなるのは間違いないだろうが、トシ氏の最後の言を聞いていて、トシ氏は「トシオフィス」なる会社を設立しており、その会社のもとで芸能活動しているのだから、トウエンティ・フォー・ジャパンばかりだけでなく、自らがタレントである自身をケアする責任があり、言っていることの半分は自らに降りかかってくることでもある、と思った次第。どっちもどっちだ、とも思った次第。
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