鈍想愚感

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渦中の栗を拾いにイランへ行った安倍首相はタンカー爆撃で改めて世界に米国追随外交を見せつけることとなった

2019-06-16 | Weblog

 安倍首相がイランを訪問して最高指導者ハメネイ師と会談したが、その直前に日本のタンカーを含む2隻がそのお膝元のホルムズ海峡で爆撃を受け、注目の米国・イラン関係はさらに炎上することとなった。渦中の跳んだ会談となってしまい、安部首相はすっかり「中東関係の初心者」と世界中の笑い者となってしまった。もともと大した実績もないのに米トランプ大統領の”ポチ”として使いっ走りしただけなのに思わぬ事態に追い込まれてしまったわけで、外交の安部の看板もすっかり色おちてしまった。そんな安部首相を韓国の朝鮮日報も「安倍首相、手ぶらで帰国」と皮肉まじりで伝えている。来週から日本で開かれるG20で各国首脳からどんな迎え方をされるのか。

 安倍首相の突然のイラン訪問は先月のトランプ大統領との日本での会談に発する。具体的にどんなやり取りがあったのかは明らかとなっていないが、トランプ大統領との親密さを内外にアピールしたい、との安倍首相の方から持ち掛けたのだろう。当事者間でにっちもさっちもいかなくなっている米イラン関係の間に日本が入っていって、米国とイランの間を取り持つようなことができるとしたら、それは素晴らしいことだが、そんなことができるだけの背景、もしくは実力が日本にあるのか、というと専門家でなくとも首をかしげることだろう。それをおだて屋でもあるトランプ大統領から言われてホイホイと乗せられてしまう安倍首相の頭の中は一体どうなっているのか、見てみたい気もする。

 それより所詮政治家なんて存在はなんでも首を突っ込みたがる輩であるから、なにかやろうとする時には周りの専門家に状況なり、ことの背景を聞きただしたうえで、実現性を確かめようとするだろう。直下の外務省にはその道のプロフェッショナルが複数人はいるはずだから、聞くことはできるはずである。それをせずに自らの判断だけでイランに乗り込むことを決めたとしたら、それだけで安倍首相は首相失格である。外務官僚のなかにはこれ以上安部首相の下でこき使われるのはごめん、という人が出始めているのかもしれない。官僚や周囲の取り巻きから敬遠されているのは安倍政の末路を示しているのだろう。少なくとも今後は外交の安倍の看板は外した方がいいだろう。

 そして外交のプロに意見を聞いたうえでイランに行くことを決めたとしたら、いかようにその決断に至ったのかを明らかにすべきだろう。外交のプロから何と説明を受けたのか、成否の可能性はどのくらい見込めたのか、で行くと決めた理由は何だったのかも明らかにすべきだろう。

 日本の首相としての訪問は41年ぶりのことで、ハネメイ師との会談は初めてのことという事実にまず飛びついたのだろう。とにかくパフォーマンスをすることだけが重要、との思いが優先したのだろう。あとはG20を前になにか諸外国首脳をうならせる材料になる、との夢でも頭をよぎったのだろう。安倍首相が小人であることの証左でもある。確かにハメネイ師は「核兵器を製造も、保有も使用もしない」」と言明した。しかし、そのあとで「トランプ大統領はメッセージを交換するに値しない」と会談を姜妃することもはっきりと言明したと外電は伝えている。当初、安倍首相は肝心なそのことを伝えていなかった。それだけでも安倍首相は外交マンとしても失格である。

 政府専用機でテヘランに乗り込み、早々に帰国したようだが、今回のイラン訪問にどれだけの国費を使ったのだろうか。財政事情が厳しい折り、そんなことにも目が向くのは仕方がないところだろう。今回の2隻のタンカー襲撃は一体どこが行ったことなのか、真相も明らかにしてもらいたい。米国は「イランの仕業」としているが、イスラエル、もしくは他の中東国が仕掛けた、との説もあるようだ。安部首相が訪れているのにイランがそんなことをするとは考えにくいし、改めて米国の追随外交だけをしている日本の醜態をこれ以上見せつけられたくもない。

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