鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

一体何があったのか、ベールに包まれた鹿児島県下での防衛省のU125機の山腹への衝突事故

2016-04-09 | Weblog

 6日、鹿児島県高隈山系でレーダーから消えた航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)所属の飛行点検機U125が8日になってようやく乗員6人全員の死亡が発表された。墜落事故と思われるが、行方不明となった6日夕から不自然な報道が目立った。どう考えても墜落機発見から乗員の生存確認、そして志望者の姓名発表に至るまでの経過があまりにもスローでなにか防衛省の方で情報操作をしているのではないか、と勘繰られた。安保法案の施行で自衛隊に対する世論の関心が高まっている折り、自衛隊への疑惑が出るような動きについて、非常にナーバスになっている表れではないか、と思われた。

 6日夕に航空自衛隊機U125が行方不明となっているニュースが流された時、まず思ったのはイスラムテロの仕業ではないか、ということだった。ただ、中東やヨーロッパならともかく遠い日本のしかもまず普通の人が行かない鹿児島の山中で狙撃されるようなことはありえない、と思った。それと、この飛行機はレーダーの到達状況を確認するために飛行したと伝えられていたが、レーダーの電波状況を調べるのになぜ飛行機で行う必要がるのかが疑問として浮かんだ。しかも高い空の上なり、遠い地点での観測ならともかく鹿児島県内での観測であったことも非常に近距離で、そんなことのためにわざわざ埼玉県入間基地所属の飛行機を鹿児島県まで派遣していたことも不思議だった。U125に対してはなにか外聞をはばかるような使命があったのではないか、と思われた。

 さらにu125機はレーダーから消えた地点からすぐ近くの山に激突していたのに発見まで時間がかかりすぎているうえ、乗員6人の生存確認、および姓名の公表まで時間がかかっていたことも疑問な点だった。通常、民間航空機ならすぐに乗客の姓名は公表されるのに、今回は6人が心肺停止状態で発見されたと発表されたのが1人だと訂正され、しかもその段階では姓名が発表されなかった。激突の原因についてもいまだに曖昧なままである。 このU125機の本当の役割についても明らかにされていないし、そもそもなぜ山腹に激突したのか、解明されていない。

 思うにいまは国民に憲法違反として散々酷評された安保法案が施行されたばかりで、ここで自衛隊の不祥事が明らかになるとまずい、との判断が政府筋が働いて、よろしくないということになったのではないか、と思われる。国民、および自衛隊内部に自衛隊は安全で、健全であるとのイメージを持ってもらいたいのにここで自衛隊は隊員の命を粗末にしているなどということが広がれば、隊員の間に不安が広がり、今後の内部の運営にも差し障りが出てこよう、よいうものだ。U125機の機長は元ブルーインパルスの操縦もしたこともあるベテランとされており、単純に山腹に衝突するようなことはまうz考えられないともいわれている。機内でなんらかのトラブルがあったのかとも想像されなくもない。そんな疑惑が出てくるのもやむを得ない今回のあと処理のまずさでもある。一刻も早く、事故の原因を突き止め、公表すべきだろう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする