うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

うんこはえらい

2015年05月03日 | 日記

大型連休5日目突入、今日って何曜日ですか?足腰の筋肉が入院患者レベルに低下しています。私は以前、ICUという、いわゆる集中治療室に2週間入院した事があります。頭の血管をぷちっと切りまして(どうりで、ね)。ICUには、患者ごとの仕切りも無く、ドクターやナースが居る囲いを中心に患者ベットが置かれており、当然プライバシーは有りませんでした。24時間逃さず看護、治療をするためです。命の最前線の現場でした。ところが私、完全に場違いな患者で、頭に包帯が巻かれてなければ徹夜続きのドクター陣より元気だったのです。異例だったようで、はるばる研修に来たインド人までもが見に来ていました。看護士さんが「おかっぱさん、麻酔効いてたとき、すごい恥ずかしい寝言いってたわよ」という冗談で(いや、ホントに言ってたそうですが)、笑い合うほどの達者ぶり。それでも絶対安静、歩くなどもってのほかでした。尿は尿管に管を付け、大便はオムツ。そう、トイレにすら行ってはいけない病状でした。元々便秘症で、頭に包帯を巻いたほぼ健常な私、寝グソなど出来ません。入院5日目に、看護士さんが悲鳴のように「おかっぱさん、お・お腹が妊娠7,8ヶ月みたくなってるー!」と大声を出しました。「産んじゃうぞぉ。子猫6匹産んじゃうぞぉ。」とか言って、ヘラヘラしていた私にドクターが真顔で伝えてきました。「まずい、大変危険だ。脳圧がかかってしまう。」と。私は、便秘で死す?この期に及んで便秘で死す?そんな死に方したら、お母さんと姉ちゃんに死してもなお叱られると思いました。実は、手術から生還した感動の瞬間でさえ、母と姉にこっぴどく叱られまして、「あんたの手術中なんて、あんたの悪口三昧だったわ!」とすら言われてしまいまして。半泣きで謝罪しました、生還の瞬間に謝罪でした。愛のムチですね。そこで私は、家族を悲しませてはいけないのだと思い、勇気を振り絞ってドクターに言いました。「歩かせてください、私をトイレまで歩かせて。そしてスルーラック(一般販売の便秘薬)を飲ませてください。絶対出してみせます。」。その私の宣言に、現場は騒然となりました。「この病の患者で歩かせた前例がありません。」、「そうです、リスクが高すぎです。」、「といってもこのままでは、さらにリスクが高まるじゃないか。」と、言い合いにまでなっていたその時、美人教授がやってきました。「OK、GOよ!おかっぱさん。おかっぱさんなら大丈夫、責任は私が持ちます。」と告げ颯爽と去っていきました。それ以来、便意をもよおす度に「すみませ~ん、おかっぱ出そうです~」と伝え、看護士さんに点滴を持ってもらい、「がんばって、おかっぱさん」、「踏ん張りはだめよ。無理しないで」と看護士さん方の激励を受けながら、バージンロードを歩む花嫁のように、へこへこ歩いてトイレに向かうようになり、命の危機を乗り越えたのでした。多くの方々にお世話になり、頭が上がらない私です。

お世話といえば、いつも大変な世話係のうんこさん。模様替えをしたことで、すっかりアンバランスな配置になった家具の上が、うんこには案外居心地いいらしく

おたまは、それがうらやましい

 

おたま「せまい」

 

おたま「うんこ どいて」

うんこ「へ?」

 

おたま「あんまり かも」

 

あや「うんこ どいて ぶつぞ」

うんこ「へ?」

 

あや「いごごち わる」

羨ましいというだけで、どかされるうんこさん。本当はとても強いうんこさんは、争いを避け別の所へ移ります。

うんこ「かあさん うんちゃんえらいでしょ」

偉い子です、頭が下がります、褒めようと揉みくちゃにしたら、噛んだ、蹴った。私とは争えるのね、そうなのね。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿