まめぞうの噺華集*新天地版

猫と日本舞踊にお花見お散歩etc…旦那はんとのぬる~い日々を徒然に

やっと戻ってきた!

2018年06月27日 23時35分35秒 | 日本舞踊:稽古日誌
 本日も昨日も一昨日も・・・
今週に入り厳しい暑さが続いています。
しかも蒸し暑い

 そんな暑さにもお稽古の時だけは負けていません!
って事で、先ずは昨日のお稽古の事を・・・

 前回の日誌での・・・メッシュ仕立ての帯板と伊達締めを使用してみました!
結果は・・・
うぅ〜ん、余りの暑い熱いお稽古では涼しくなった?とは思えませんでした。
けれど、多少は軽くなった事で「楽」な感じになったかな・・・と

 お稽古はいつもの通りの二段稽古。
先ずは『小品の〜』を踊りました。
取り敢えず一人で踊る形(振り)は間違えずに踊れる様になったかな!?
でも、こちらは群舞です。
今後の構成で色々と変わってくるので、第一段階クリアー!?って所でしょうか。
所々で小返しをし乍ら二回通して下さり終了。
・・・と、
ここで既に汗だくです

 そして直ぐに『三ツ面子守』の始まりです。
前回からの「神楽鈴」も使用します!
二回目と成りましたので、どうにか慌てずに扱えたでしょうか・・・
そして、
やっと、やっと・・・身体が戻ってきた感じ!
自身で感じる「鈍さ」は取れてきました

只今の段階で特に意識しているのが、
 花道での向き!
です。
数回前のお稽古時に御注意を頂いていました。
先生…
 〜花道で踊る時は向きを良く考えなさいよ!
   お客様は横から見るのよ。
   まめぞう は舞台の方を向き過ぎている時があるからね。
   それだとお客様にはお尻ばかり見せてるわよ。
 〜花道が横(舞台に対して垂直)でも斜め(舞台脇の仮花道)でも、
   踊る向きは殆ど舞台と同じ様にしないとね。
   (…場合によっては違う時も有る)
 〜まぁ、当日は大丈夫でしょうけれど、
   意識はしておかないと駄目よ!
と・・・
一寸分かり難い書き方に成ってしまいましたが、
斜めの舞台でも(…今回の舞台は「斜めの花道」です)
 飽くまでも舞台に対して真っ直ぐと・・・!
です。って、やっぱり分かり難いかな
花道が斜め・・・であっても、その場所の真っ直ぐ…普段通りで踊れば良いのですけれど、
どうも本舞台を気にしている様で、
お客席からは左に向き過ぎて踊っている様になっているのですね
兎も角、
 お客様が居る事を考えて良い姿が見える様に・・・
でしょうか?! 
いつも通り・・・であっても違う所も!!
「手毬」を袂から出して・・・の所は、
先生…
 〜本舞台ならその位置(身体の前…真ん中)で見せるけれど、
   それだと後のお客様に良く分からないから、
   少し身体から外さないとね!(…真ん中から外へ少しよける)
 〜花道での位置・向き…は色々と考えないと駄目なのよ!
と・・・
「振り」通りに踊る・・・だけでは駄目なのですよね
その踊る場所・お客様の位置・・・等々で普段と違う形をとる事もある訳で・・・
ほんにほんに難しき「花道」です。

 おぉっと、「花道」の事ばかりで長くなってしまいました
後は良くて・・・ではなく、
色んな箇所で御注意を頂き、小返しのくり返しでした

 実は・・・の事もあったのですよ
それは、お稽古が始まる前の事。
お稽古場に何やら三つの包まれた物が! その横には「振出し笠」が有ります。
「振出し笠」は今回の舞台にご出演される方の小道具。
となると、三つの包みは・・・
想像通りの「お面」でした!
先生…
 〜「お面」出したから・・・
    使いなさいね!
と・・・
まめぞう…
 〜有り難うございます!
   で・でも・・・心の準備が
   と云うか、お面の準備をしていなかったので、
   明日には用意してきますので、明日からで・・・お願い致します
先生…
 〜そうね。
   では、明日からにしましょう。
・・・
何て事が有りました。
お面の準備とは
 お面を口に銜えるので、その銜える板?の所にガーゼ等を撒く
のです。
まさか こんなに早く「お面」が登場するとは思っていなくて、
ガーゼやゴムの準備をしていなかったのです。

いよいよ「お面」です。
『三ツ面子守』のお稽古は、増々暑く・熱く・激しくなってくる予感!(嬉しいです!

 そして、もう一つの実は・・・?!
お稽古終わりに、
先生…
 〜明日のお稽古だけれど午前中から来られる?
   群舞のお稽古を皆で合わせてみようと思うのよ。
と・・・
勿論 OK! 大丈夫!!
伺いますとお伝えしました。

 そんな訳で・・・
本日(水曜日)のお稽古は、かなりハードなお稽古でした。
その事は、また明日にでも・・・