
初めての神嘗祭
とっても充実、盛りだくさんの旅で
あっという間に二日間楽しく過ぎました!
さすがに昨夜は体力的に疲れて
すぐに寝てしまいました

「神嘗祭」と言うのは
新穀が無事収穫されたことを感謝するとともに
その初穂を神様にお供えする
伊勢神宮の一年で一番重要で大きなお祭りなんだそうです。
中でも一番のメインが「由貴大御饌」神様にお食事を捧げる儀式。
そして私はこの尊く貴重な儀式に参列させて頂くことが出来ました。
15日の夜の10時、外宮で厳かに始まりました。
この日は新月なので月明かりも無くわずかな明かりのみ。
ど~ん、ど~んとなる太鼓の音が響き静まり返るなか
ざっ、ざっと足音が響き
松明の明かりと共に
祭主である黒田清子さまをはじめ
神職の方々が歩かれる様子は本当に幻想的でした。
もちろん撮影は厳禁なので詳しい様子はこちらをどうぞ。
私達には祭祀の様子はほとんど見ることは出来ませんが
それでも歌のような祝詞とお神楽の声が聞こえて来たのは感動でした

この由貴大御饌祭に参列できるのは約200~300名なんだそう。
参列した一人は約50万人の日本国民の代表であり
それぞれ50万人分の感謝と祈りを捧げて下さいと教えられました。
一般では中々参列が出来ないので
この場に居られること自体が本当にありがたい事で
何とか寒さに耐えて皆さんと共に感謝を捧げることが出来ました。
私たちは10時の「由貴夕大御饌」のみ参列させて頂きましたが
この後真夜中の2時にも全く同じ儀式を「由貴朝大御饌」として行われます。
この神嘗祭と同様のお祭りが
6月と12月の月次祭として毎年行われています。
そして、驚くことに365日毎日2回ずつ
「日毎朝夕大御饌祭」として行われているんだそうです

1500年もの間、毎日ずっと続いている!!
本当にすごい事で
私達の知らない所でこうして私達が日々無事に生きられるよう
ひたすら祈りを奉げていて下さる人達がいる。
本当に感謝感謝で、まさに「お陰様」とはこのことを言うんだと
つくづく思いました。
とにかく!!
まるで夢のような、
ありがたくも不思議な経験でした

あいがとうございます



二日目に続く・・・