
先日のレポの続きです。
どうしても紹介したいのがこの本を書いた隈崎行輝さん。
開かれたホスピスのために署名活動のため全国行脚をされていました。
その趣旨にとても共感しているので紹介します。
そもそもホスピス(昨日の佐藤先生の紹介を読んで下さい)とは
“緩和ケア”と言われるように
病気に伴う様々な苦痛を取り除く、和らげるための治療を受けられるところです。
どちらかと言うと看取りの場として
終末医療のための場と思われる方が多いですが・・・
そして意外に知られていないのがホスピスに入れるのは
ガンとエイズの患者さんのみです。
実際にはほぼがん患者さんだけを受け入れている病院が多いです。
私自身ホスピスの素晴らしさをよく知っているので
難病患者さんなどがん患者さん以外にも苦痛を取り除くために利用出来たら
どんなにいいかと、常々思っていました。
そこに隅崎と出会ったので、ぜひ協力したいと思いました。
1.ホスピスの対象を、がんとエイズに限定せず、
WHOの定義に従って「生命を脅かす疾患」とすること。
2.ホスピスは本来、年齢、性別、人種、国籍、宗教などで
差別をしないということを明言すること。
3.在宅ホスピスを普及させ、地域におけるホスピスを広げるための
施策を行うこと。
4.死ぬまで人間らしく尊厳を持って生きることを支える、
「人間運動としてのホスピス」の思想に基づく、ケアの体制の充実を図ること。
5.お互いに、いずれ死ぬ人間として、
本人の意思を尊重したホスピス運動を展開すること。
この趣旨で100万人の署名を集めるため
不自由な身体で全国行脚をしているそうです。
私も少ないからず協力しようとこの署名活動を始めました。
共感して頂けた方はぜひ署名をお願いします


「ぼくが旅したホスピス」にも署名に協力できる葉書が入ってますよ~♪
ぜひぜひ、ご協力よろしくお願いします

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おかげさまで約1年で70名の方の署名が集まりました。
皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。
ご協力ありがとうございました

2015.10.31