プロデューサーの鍵山です。
本日は通し稽古でした。
演出の延命さんが本番中(
片岡自動車工業)でとても忙しいので、スタッフだけで確認のための通しでした。
(延命さんは本番週の翌週も
中野劇団の公演を控えているので、とても忙しいです。)
通しをみながら、チラシの文言「この3人の三人芝居って、何やっても絶対おもしろいじゃないですか。-なんか、今この一瞬しか観られない宝石みたいで。(北川啓太・談)」を思い出しました。
おもしろくなってくれると、お客さんに楽しんでもらえるといいなあと思いました。
本番が近くなってきたので、お芝居をより楽しんでいただくために、吉田寮や中退トリオについていろいろと書いていこうと思います。
1回目は中退トリオの基本情報を書きます。
題名の「花の中退トリオ、タイムスリップする、夏」ですが、豆企画のオリジナル脚本での公演のときの題名は、有名なものからパクってくるという原則に則ってつけました。加えて、できるだけダサい感じにしようというコンセプトでみんなで相談しました。いろんなものを持ってきたので、なんだか原型がわからない感じになってしまいましたが、プロデューサー的には、ダサくて気に入っています。
今回の役者の3人は、同級生です。同じときに(違ったかも)同じ大学に入学し、それぞれのペースで中退した仲良し三人組です。それぞれのペースで、休学して放浪したり、就職して退職したり、就職せずにバイトしたり、吉田寮に10年住んだり、東京へ行って会社をつくったり、インドへ留学したり、して波乱万丈な人生を送ってはります。
伊藤君と近衛君は同じ学部で、演劇関係ではなく、最初の授業で知り合いになったそうです。
酒井君と伊藤君は劇団ケッペキの同期です。
近衛君と酒井君がどのタイミングで知り合ったのかは知りません。
3人ともとても魅力的な役者さんで、各々微妙に違う畑で長年活躍しています。
同級生であることを筆頭に共通点の多い3人なので、数年前に伊藤君が「僕ら三人組に呼称が欲しい」と言い出しました。そのときに一生懸命考えてつけたのが「花の中退トリオ」でした。(他にも「ずっこけ三人組」等の候補がありました。)
酒井君も伊藤君も近衛君も豆企画に出演してもらったことはあるのですが、酒井君は
第4回・
第5回・
第7回、伊藤君は
第1回・
第2回・
第6回・
第7回、近衛君は
第3回(ゲスト出演)と、全然ばらばらなので、3人共演は今回初めてです。
(豆企画以外での3人共演は、近衛君が主宰する
喀血劇場であったような気もするのですが、無い気もします。調べていません。)
(私が覚えている限り(そんなに思い出す努力はしていない範囲)では、伊藤君と酒井君は劇団ケッペキや、少年の「電子城」(これは延命さん演出)・伝舞企画の「
ラストオーダー」(これは近衛君演出)・喀血劇場の「
うつくしい日々」(これも近衛君演出)、酒井君と近衛君はハレ学の「
クロスラビリンス」・喀血劇場の「
No.CPR」「
極道、農家、正義の泡立荘」(これも近衛君演出)、伊藤君と近衛君は劇団ニガムシの「
カノン」・喀血劇場の「
わっしょい!南やばしろ町男根祭り」で共演しています。)(あとは
吉田寮しばい部で見た気もします。)(覚えている限りでは3人が共演した芝居は、私は見ていません。)
役者のタイプは全然違う3人なので、今回どんな食い合わせになるか楽しみです。