11月11日、所用で大洲市に出かけた。
少し時間が出来たので、ご無沙汰中の金竜寺へと車を進めた。
この金竜寺は地元の高齢者に尋ねても「知らない、そんな寺はないよ」といわれるのがおち。
もう建物は形をとどめておらず何とも形容しがたい。
そんなところに
1044cm(当日実測)に育った銀杏の巨樹がある。愛媛県指定天然記念物(昭和44年指定)
雌株で木の周りはギンナンだらけ。
幾年も落ちたままのギンナンが層をなしており、踏まないで幹周の計測は不可能だ。
ゴム長履いてくればよかった。
これは東にある株(朽ちた拝殿らしき建物に向かって右側)
幹周822cm
中央のブルーは拝殿があったであろう建物
帰りに写したのが
下の方は栗の木、上が銀杏。まだ緑だ。
参考までに、2011年11月、私の実測では西株980cm、東株760cmだが
「総覧・日本の巨樹イチョウ」 堀輝三・堀志保美 共著 内田老鶴圃
によると2001年 筆者実測 西株993cmとある。