好美は警戒しながら必死に迷路のホテルを進んだ
もう後には戻らない
友人の断末魔が耳に残ってる
途中、あの厨房があった
鼻歌まじりにナタの男が調理している
吊るされた手や足が生々しい
見つからないように静かに厨房を横切った
どうやら、生存者が居るなどと気付いてないようだ
ロビーの近くまで来た
トラックが顔の解らなくなった友人らしい遺体を運んでた
何をするのだろう
しかし、今更どうでもいい
逃げて、この惨劇を知らせなければ
遺体を運んだトラックが去った後は誰も居なくなったロビー
逃げるなら今しかない
好美は玄関入り口まで突っ走った
鍵は掛かっていない
外まで猛ダッシュして後ろは振り返らず走った
ひたすら走った
逃げられた
逃げ切った
走りすぎて足が思うように前に進まない
ホテルの窓から見た道に出た
気付いたら小さなレストランがある
駆け込んだ
『助けて下さい』
声にならない声で叫んだ
店内には誰も居なかったが好美の声にカウンターの向こうから
『どうしました?』
あのナタの大男が顔を出した
そこで好美は目が覚めた
寝る前に見たホラーのせいで怖い夢を見た好美でした。
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怖かった?えっ?オチが悪かった?
だって本当に見た夢だったんだもん
こんな夢見たくなかったよ~
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