島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

リンゴからの…

2017年09月09日 | 日常


この夏、兄ちゃんはナダールとハイメに付き添われ、初野外ライブへ出かけました。
やはりライブは最高だ、と興奮していた兄ちゃんです。

その兄ちゃんは、夏休みの宿題として、カタラン語と英語の課題が出ていました。

両方とも、根本的な文法が曖昧なため、初歩的な間違いを繰り返す。
小さい頃から、「基本」を無視する傾向があり、本人もさすがに自覚はあるようなので、とにかく反復練習。

これはさかのぼること、5,6年前。
どうしてもbe動詞を理解しない兄ちゃんに、ナダールが根気よく教え続けること数十分。

英語は簡単なんだよ。たいしてヴァリエーションがないんだから、丸暗記すればいいんだよ。
I am
You are
It is....

などなど。
とりあえず、I'm, You areは間違えようがないよな。
僕は○○です。
あなたは○○です。
な?

そこで兄ちゃんは膝を打ちました。

あーなーんだ!簡単だ!

息子よ、いったい学校でなにを聞いているのか謎だが、分かってくれてパパは嬉しいよ。
ひとつ、I'm...で例文をいってごらん。

息子、自信満々に


I'm an apple


...

...

おまえはリンゴなのか…

がっかりの父、だったのです。

さすがに、その手の間違いはなくなってきたはず

で、先週、朝起きてきたナダールが不意打ちで兄ちゃんに

Did you have a breakfast?

やれやれ、俺を馬鹿にしやがって、的な不敵な表情の兄ちゃん。

Yes, I'm a breakfast

まさかの、まさかの答えに夫婦で仰け反る。

数年前から

進化した。

リンゴから朝食。

レ、レベルアップしたのか息子よ。

どうやら自分の間違いに速攻気づいてくれ訂正しましたが。

おい!中二!

なにがあってもビックリしないようにしないとね。やれやれ。

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