島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

生誕記念

2010年01月18日 | Music
暮れにインターネット注文したワインがヒット!
リピートして頼んだワインが届きました。
ワインをネットで買う時代なのねぇ。あたりはずれはあるだろうけれど、便利にはかわりありません。

・・ってこのブログは飲み食いの話ばかりじゃないか、といわれているらしいので、今日は音楽の話。

クラシックで食べている私ですが、家でクラシックのを聴く事はほとんどありません。
・・・っていいんだろうか、こういうの。

家でも車でもかけるのはもっぱらジャズ(車の中で大声で日本の昔のポップスを歌うのも好きですが)なのだが、最近、車のオーディオ機能があまりよくなくて、ラジオを聴くことが増えた。

音楽畑じゃない人のために紹介しますが、今年はショパン、そしてシューマンの生誕200年記念です。
どこの国でも、多分ラジオで、「ショパン特集」などと曲を流しているんじゃないかと思うのだがここスペインも例外ではありません。
ちなみに、昨年はハイドンの没後200年で、「ハイドン特集」があったのだが、正直、これはつまらなかった。
というか、飽きた!(ハイドンファンの方には申し訳ないけれど)。
いったい何曲書いたんだ!というくらい多くのシンフォニーを書いたハイドンだが、
「明日は22番をおおくりします」
といわれたって、全然ワクワクしなかったよ。
(参考までにいうと108曲のシンフォニーを書いています)

ところが今年はショパン、シューマン。
個人的な好みは別として、シューマンなんていろんな構成で曲を書いているから特集はなかなか面白い。
午後2時からRNE(いわゆる日本でいうNHK)で、今はシューマン特集をしているのだが、ちょうどその時間、コンセルヴァトワールを出て、結を迎えに行くので、この時間はラジオを聴いているわけです。

今のところピアノ曲を順を追ってかけてくれているのだが、安直に「全曲アシュケナージでおおくりします」とかではなく一曲一曲厳選した大御所ピアニストの演奏をかけてくれるのも嬉しい。
金曜日は、アラウの演奏でファンタジー、でした。


ソロ活動をしているピアニストは、今年はショパンを必ずプログラムに入れてくれといわれるみたいです。
とくに、ここ、マヨルカはショパン縁の地なので、オールショパンプログラム、というのも多いです(弾くほうも聴くほうもきついと思うのだけれど)。

まーーーったくショパン、もシューマンも関係ない曲を毎日さらっている私ですが(1998年作曲とかいうやつを弾いているよ、ぶつぶつ・・・)
やっぱり200年以上、すたれず受け継がれてきた曲には敬意を覚えます。素晴らしい。


という、クラシック小話、でした。