島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

兄ちゃんの国際試合とオマケ

2022年06月09日 | 日常



待ちに待った剣道ヨーロッパ選手権。2年前に選ばれた時は結局コロナ禍でノルウェーであるはずだった大会が中止になりました。
今回はドイツ、フランクフルトでの開催。ジュニアの年齢制限が18歳までなので今年が最後のジュニア代表になります。
ジュニアは各国の代表3名で競い、大人の部は代表5人。一年かけての国内予選、リーグ戦の成績などでこの代表が決まるので代表になるまでが長丁場。
この3人も国内戦ではライバルなのですが、気が合う仲間でしょっちゅう電話で剣道談義をしています。カナリア島のニコ、ヴァレンシアのザルバ、マヨルカ島のナル。




応援に飛ぶ予定だったのですが、ユイが週末マドリッドでレッスンだったため、ストリーミング観戦。
開会式から、あのナルどのナル?が国際試合なんて!と胸が熱くなりました。完全に親バカ。



日本人の上段者が審判で複数いらしていたため、ヨーロッパでは排除になって久しいマスクが義務になりました。試合はもちろんマスクなしです。よかったね。

初日は団体戦。
セルビアに引き分け、スエーデンに勝ち、イタリアに勝ち駒を進めたのですがスイスに敗れました。でも3人とも大健闘。この日は電話でもっと進みたかったけれど、いい試合だったよ、と元気な報告。

翌日は個人戦。
この日はユイと早朝のフライト。でもずっと携帯を握りしめ、ナダールからの報告を待ちます。
個人戦は1グループ3人(3ヵ国)でまず競い、2勝しなければ次に進めません。

初戦、勝ったよ!と連絡が入り、大喜びだったのですが、二戦目は敗れ一回戦敗退。
よほど悔しかったらしくその日は連絡なしでした。後から聞いたら、悔し涙が出た、でもニコとザルバの応援で声が枯れた、らしいです。ニコは順調に駒を進め、堂々三位に入りました。これは嬉しいニュースです。

その後は先輩チーム、女子チームの応援。
そして最終日は「サヨナラパーティー」があります。これ、剣道恒例です。日本語でSayonara partyと命名されています。
家で荷造りしている時から「これをサヨナラパーティーで着ようと思うんだけどどう?」とアウトフィットを見せられました。洋服大好きな兄ちゃんなのでサヨナラパーティーの私服は楽しみだったみたい。他の時間は袴姿かジャージなのでね。
イタリア人はとにかくオシャレだったよーなんて報告もありました。

共通語の英語、ハーフも多いので日本語も使ったらしく、あの「I’m an apple 」と言っていた兄ちゃんがねぇ…なんて食卓で兄ちゃんの話題で盛り上がっていたマヨルカの私たち。

サヨナラパーティーはブュッフェの他、フードトラックも出て、なかなかの規模だったらしいです。ジュニア組は0時でお開き。先輩方は明け方7時までだったとか。楽しいだろうなぁ。

翌日はケルンに一泊。フランクフルトから飛ぶよりもケルンまで移動して一泊して飛んだ方が安い、という…
そしてオマケの悲劇が始まる。

兄ちゃん、嘔吐が止まらずケルンのホテルでダウン。マヨルカから先輩と2人でいっていたのが幸い。色々介抱してくれたみたいです。マヨルカに着くまで不調は続き、本人は二日酔いなのか?と思っていたらしいのですが私の息子他のメンバーも同じ症状だったことが分かり、どうやら食当たり?
不調メンバーの共通点はフードトラックのハンバーガーを食べた、ということ。介抱してくれた先輩は食べていないらしいのでおそらくハンバーガーなのか?

翌日から1週間休んだ高校に戻るはずがとても歩ける状態ではなく休校。病院へ行き、やはり食あたり、といわれ、点滴を受け、それから3日間病人食でした。

…と、オマケはつきましたが、充実した1週間をドイツで過ごし、次へのステップアップを考え出している兄ちゃんです。好きなことはとことんやります、この人。

本人の分析。
国際試合の経験が足りない。知らない相手と稽古がしたい。
国際試合は招待されないと行かれないのですが、早速声がかかり9月にジュネーブである大会に行きたいらしい。

夏はバイトするよ、ママ。

やってください。もう今年18なんだし、旅費くらい自分で稼ぎましょう。
頑張れ兄ちゃん。





五月なのに真夏日

2022年05月23日 | 日常
先週からぐんぐん気温上昇。Yahooの気温表示は昨日はなんと36度!
本土は外に出られないくらい暑かったとか。

木曜日から泳いでいます。信じられない。たいていプールに私が入り出すのは6月半ば。
この春、プールサイドのゴムの木の根っこがプールの配管を圧迫し大掛かりなプール工事をしました。見た目何も変わらなくてお金だけ飛んでいった感ありまくりですが、放置しておくとプール自体が壊れて大変になるらしく、必然工事。
早い時期からプールに入って元を取れということなのか…元を取る、の意味が違う気もしますが。



食べ頃の枇杷の収穫。



最後の金柑収穫。シロップ漬けにしました。紫蘇もこの暑さで育ちまくりです。




暑さ凌ぎの場を確保したとらちゃん。

この暑さ、明日までみたいです。一時的な暑さならまだ耐えられる、かな。




穏やかな幕開け

2022年05月18日 | 日常
今年50歳。
絶対パーティーやるよね、といわれ続けやる気にもなり漠然とプランを考え出したのは数ヶ月前。

なんだか面倒になってきた…
この一年で一番忙しい5月に一日パーティーに費やし、いや、準備をするから前日も大変だし、翌日は疲れて何もできない。

普通に、穏やかに、平和に50を迎えよう。
もう最近、何が「普通」なのかもよく分からない日々なので、家族四人でいられればそれが一番なんじゃないかしら。
という私の結論。





前日の夜は四人で立ち飲み屋へ。よく行く場所で私達はカウンターで立って飲み食い。もちろんテーブル席もあります。




スタートが早いのでまだ明るい。



散歩した後のお気に入りのアイス屋さん。

誕生日はゆかちゃんケーキを取りにナダールが出かけ、Amazonからドリップコーヒーツールが届き、四人で暑い中ラクレット。



ラズベリーとチョコレートのムース。いつもながら絶品。



ロウソクの立て方の意味が分からず爆笑中の50歳。こんな立て方ありますか??

夜は夫婦でこれまたお気に入りのビストロへ。




健康第一。
あとは丁寧な暮らしを心がける。
50代の先輩方が全員「Bienvenida al club!」(クラブへようこそ!)というので、どうやら50代には秘密のクラブ活動があるらしい。そしてみんな楽しそうなので私も見習って入れてもらおうと思っています。
楽しみ!







エストレマドゥーラ プチ観光

2022年05月13日 | 旅行
目的はコンクール。でも自由時間はありました。
コンクールのあったドンベニートはエストレマドゥーラ州にあり、ここはイベリコ豚の産地。高速道路沿いにあった木はアンダルシアがオリーブだったのと異なり、ドングリの木が多い。ドングリの実を食べる豚さんのハムがべリョータ(ドングリという意味)最高級生ハムです。

どこで食べても美味しい。






こちら、メデリンという村。南アメリカを征服したエルナン•コルテスの生地。
小さな村ですが

村の中心には銅像。ここに生家があったそうです。





そしてコウノトリ!こんなに集中してある巣を初めて見ました。飛ぶ姿もエレガント。



予選前。まだ余裕ありのユイさん。



ローマ人の築いた橋。

翌日の本選の後は車で45分のメリダへ。
メリダといえば遺跡巡りです。



水道橋



またまた水道橋



古代ローマ競技場。






円形闘技場





こちら、お腹を空かせたライオン達の待機場。
グラディエーターを想像しながら歩きました。





圧巻の劇場。今でもコンサート会場として機能しているらしいです。
近くに寄ってみると全て大理石なのが分かります。
紀元前の建築達に感動。



これはメリダのバーで食べた鱈料理。ポルトガルと近いので、使う食材が似ています。ほんとに美味しいおつまみでした。



これはコンクール会場近くにあって三日間通ったレストランの一皿。





何食べても安くて美味しい。

帰りもセビリアから飛行機でしたがその前に立ち寄った村、サフラ。





ここは白壁の村。



ここで生ハムの真空パックを買いました。どうせすぐに食べちゃう、ということで100g入りを10パック、1kg持ち帰り!
もちろん、ドングリくん達です。



ぶらぶら歩いて入ったレストランのメニュー。安い!そして美味しかった…

このエストレマドゥーラでの発見はワイン。土地のワインください、というと出てくるワインのクオリティが高い。あまり普段飲まないワインだったので新鮮でした。
そしてナダールは12本赤ワインを自宅に送る…







道中止まった小麦畑。本土は広い。

交通の便はあまりよくないエストレマドゥーラですが、時間の関係で行かれなかったカセレスがまだ残っているので再訪予定です。
























コンクール記

2022年05月08日 | 旅行
セビリアへまずは飛び一泊。
翌日レンタカーでDon Benitoという所で開催されるピアノコンクールへ行ってきました。

ここに行くまで、まずは録音審査がYouTube でありました。14歳までの部、18歳までの部、25歳まで、と3つのカテゴリーがあり、各カテゴリー16人という予選スタートです。

着いた日から会場近くの音楽学校の練習室が使えるようになっていたので行ってみると…

聴こえてくる曲はほとんど高校、大学レベルの曲。お兄さん、お姉さん、すごいねーなんていいながら指鳴らしするユイさん。

が。
コンクール当日判明したのですが、その時聴こえてきた曲を演奏したのはユイと同じカテゴリー。ユイは今回も最年少。イメージしていたコンクールと違う…

このコンクール、分数制限はありますが、選曲は自由。
というわけで、予選でプロコフィエフの3番、7番!、ショパンのバラード、スケルツォなどが当たり前に聴こえてきたわけです。

嘘でしょ…何歳なの貴方たち…
というのが正直な感想。

そんな中ユイさん、ど緊張の末、バルトークのルーマニア舞曲とドビュッシーのアラベスクを弾き終わり



予選を弾き終わりました。これが予備予選通過者。ここから8人のファイナリストが選ばれます。




ありました!ファイナリスト。
よくあのモンスター達に並んで通過したなぁと思いましたが、やはり用意してきた曲を全部弾けるというのは嬉しいものです。




翌日本選。オールショパンプログラムで望みました。のびのびした演奏でこちらもリラックスして聴けました。



結果はやはり16歳勢が受賞。



これが全カテゴリーのファイナリストたち。みんな素晴らしい演奏でした。どうしてそんな難解な曲をその歳で弾くのか、という疑問は残りましたが、それもコンクール。
ユイにもいい刺激になったはず。

自由時間もあったので観光もでき有意義な5日間でした。その記事はまた後日。

帰ってきてから早速新しいレパートリーの譜読みと睨めっこなユイさん。勉強は続きます。







イタリア土産、作り置き

2022年04月27日 | Weblog
マスクなし出勤。
まずは…

あなたは誰?

があちこちで発生。
生徒たちです。
とくに一年生管楽器以外の生徒は今週初めてあなたの顔全部見た!というのが多くて新鮮。入学時からマスクだったのでね。
目鼻から下を覆われているとここまで顔が変わるのか、と驚きです。
人の顔は目で判断するものと思っていたけれど口元、顎のラインって結構大きなポイントなのかも。

すでにコロナにかかっても体調が悪くなければ自宅待機の義務はないので、逆にマスクをしていると「あなたコロナ?」ということになります。あくまで職場での話ですが。
実際事務室で二重マスクしている職員がいて聞いたらやはり陽性でした。なので今事務室に行く人はマスク持参です。なんなんだこの状況。

日曜日に帰ってきた男二人。
どっさり私にお土産を買ってきました。もちろん全て食料品。




この熟成月数が違うパルメザンチーズ、もちろんすりおろししないでカットしてそのまま食べますが、これもイタリアで買うと通常スペインで買う半額くらいの値段です。だいたい40ヶ月熟成なんてイタリアでしか見たことない。

明日から兄ちゃんは一人でマヨルカに残ります。そして週末はナショナルチームの合同稽古、前回はオビエドでありましたが、今回はマヨルカで。で、本土から来るチームメイトが泊まりにきます。

だから何か冷凍庫にあると嬉しいなぁ。

最近、自分で食事を作ってくれるのであまりやっていなかった作り置き。



ミートボールとピーマンのオイスター炒めとか



鶏肉の照り焼きとか

その他ミートソースとかを冷凍庫に詰め込んでいます。



あー疲れた、ワイン一杯ちょうだい、とお願いするとすぐに注いでくれる現金な息子。夜20:30でもキッチンから見る外はこの明るさ。嬉しいですね、





春休み終盤、さらばマスク

2022年04月23日 | 日常
4月20日からスペインはマスクの義務化がなくなりました。公共交通機関や指定された場所はマスク着用ですが基本的には屋内もノーマスク。
長かった2年間のマスク生活。

とはいえ、高齢者の殆どがマスクをしています。おそらくこれから暑くなるので徐々に外していくのでしょうが。
今日市場で久々にマスクなしの顔をお互いに見合い

あなた、綺麗ねー

だの

あなた、そんなにハンサムだった?

だの言い合うご機嫌スペイン人。お肉屋さんのお姉ちゃん、といっても私と同じ歳ですが

もうーあなた整形した?とかいう客がいるのよー

と、でもなぜかご機嫌。
こんなハッピーオーラ全開のスペイン人、私は嫌いじゃない。
おそらく、また少し感染者が増えるでしょう。実際北スペインは再び感染者増加でマスク着用を推奨します、といっているらしい。義務ではないが推奨。
私は月曜日から大学ですが、レッスンはどうしようかな。密室なのでする可能性大ですが。

で、春休み後半はNadalと兄ちゃんがミラノへ出かけていきました。兄ちゃんはショッピング、Nadalは息抜き、らしい。私とユイはお留守番です。来週からユイのコンクールが始まるので遊んではいられない。そのかわり、夏にはお疲れ様旅行しようね、と言っています。






ミラノではドナ宅に滞在しています。なんだか寒そうですね。

二人仲良く行動…なわけない。さきほどNadalから

一人で美術館でのんびりしています

とメッセージ。17歳の弾丸ショッピングにはドナが付き添ってる模様。
二人で行った意味はどこへ…

月曜日から三学期。三日間学校へ行った後、私達はセビリアへ向かいます。暑いらしいセビリア。



一足お先に春休み

2022年04月11日 | 日常
予報、ホントでした。連日20度超え。

木曜日に大学の仕事がひと段落。家族で春休み一番乗りです。
そのまま美容院へ。




待ちに待った青空!
市場のおっちゃん達もご機嫌で例外なくみんな天気の話。




Nadalからお疲れさん、とコーヒー豆をもらう。ナイス。

兄ちゃんはナショナルチームの合同稽古のため、週末オビエドへ。試合は旅費が出るのですが稽古は自費。
マヨルカからは兄ちゃんと国内三位の兄弟子、そして師匠が行ったのですが、師匠はもちろん旅費がカバーされているので直行便。ナルと兄弟子はマドリッドまで飛んでそこからマドリッド道場と合流して車でオビエドへ向かう、オビエド直行便は高いらしい…
マドリッドからオビエド、しかも全員財布が寂しいので高速道路を使わず行くらしい。計5時間の旅。

なにせ島横断でも1時間くらいしかかからないので、兄ちゃんにとって5時間ドライブは未知の世界。

常にヘッドフォンで音楽を聴いている兄ちゃん、車の中でそれはやめなさいよ、と念のため注意。
音楽は運転してる人(先輩)がかけたものを聴いてなさい。
あとはみんなで話してなさい。

え?5時間も話すの?

君一人が話すわけじゃないですから…

日曜日の深夜、疲れ果てた兄ちゃん帰宅。1時過ぎだったのですが迎えに行ったNadalと明日は学校に行くか否かを揉めながら家に入ってきました。
もうヘトヘトだよ、絶対起きれないよ。

私が起こしてあげるから行きましょう。

揉め事終了。
今朝眠そうに7時過ぎのバスに乗って登校して行きました。世の中そんなに甘くないのだ。



セージの花が満開です。



間引いた紫蘇を入れてサラダにしたり、つくねに入れたりして楽しんでいます。今年も大量生産の紫蘇。
太陽万歳!





寒い4月、息抜き

2022年04月03日 | 日常
3月のマヨルカの日照時間は通常3月の60%に満たなかった、と新聞で読みました。3月、普通はお庭に出て手入れしたりお茶飲んだりしてるはずなのに暗ーい空と毎日ご対面。当たり前だが気が滅入る。絶対北国には住めないです。




たっぷり雨水を吸い、重く垂れ下がるミモザ。


家に黄色があると気持ちが元気になります。そういえば私は小物は黄色が多いかも。

ナルは連日の稽古、ユイさんはコンクールの予備審査のための収録、と毎日忙しく過ごしているうちに4月になり…

寒い!先月より寒い!
フライブルクのあきこさんからは雪化粧したテラスの写真が送られてきました。4月だよ4月!



フルートのマスタークラスがあり、私は全く関係ないのですが食事だけは一緒にする、という不思議な関係。こんなに食べてこの後レッスンができたのか謎です。

土曜日の午前中、家にいると仕事してしまう気がしたので半ば強引に市場へ行き前から寄ってみたかった立ち飲みバーに行ってきました。お昼時だと整理券をとらないといけないほど混むので11時を目指します。



もともとパルマ市内にあるレストラン、Clandestiのシェフが魚市場内に立ち飲みカウンターを最近OPEN.これは絶対美味しいに決まってるはず。



こちらcabotiという稚魚。シラスです。ちょうど前日このcabotiのフリット(マヨルカの郷土料理)を家で作って食べたところだったのですが
ここでは生!初めてcabotiの生を食べました。
あまりに美味しくて作り方を聞いたらライムとオリーブオイルのみの味付けと言われたので来週家飲み用に作ってみます。



ウニがあったら食べるしかない、でしょう。





もっと食べたいというユイさん。
このあたりで稽古を終えたナルがやって来ました。いやいや…あなたがここで食べ始めたら破産です。
ここはお腹いっぱいにならないけどどうする?とまず牽制….

めちゃくちゃお腹空いてるからパン屋行ってくる

でかした兄ちゃん。とニンマリする非情なナダールと私。





混む前に四品、白ワイン一杯を堪能しました。ここはリピート決定



お肉、野菜売り場の立ち飲みバーは生ハムやチーズがメインでたいていはビールや赤ワインをみんな飲んでいます。土曜日なので大混雑。

今週は気温が20度まで回復するそうですがホントかな。











夏時間へ

2022年03月27日 | 旅行
マドリッドに着くのはいつも19:00過ぎ。なので夜ご飯のレストランはかなり前もって予約します。金曜日の夜のマドリッド。予約なしではどこも行かれない。

ホテルからすぐ近くのTorikeyさん。焼き鳥屋さん。




お品書にテンションアップ。
オーナーの若い日本人がソムリエでもあるのでオススメ日本酒を聞くと、北海道の大吟醸が昨日届きましたがお試ししますか?と言われる。
北海道のお酒、飲んだことないから試しますが、まずは



ほんとに久々のアサヒ生ビール。お通しは枝豆。ユイは麦茶。
ここは日本。



手羽先名古屋風をつまみにユイのクラスメイトの話で盛り上がり



お酒登場の後は


ハツ


ネギま


つくね


軟骨

などなど。美味しすぎて止まらない焼き鳥を堪能しました。マドリッドに来たらマストかも。オーナーとも色々話が出来て日本を感じたディナーでした。

翌日はユイのレッスン。
2時間のレッスンですが、1時間はママ外行ってて、と追い出されます。ママがいると私、貝になっちゃうから…確かに私がいると先生とのコミュニケーションの邪魔になるかも…と、極寒の外散策。



季節がいい時に散歩させてほしい…

1時間後、レッスン室侵入。
みっちり絞られているドビュッシーと、そんなに真面目に弾くなと新しい面を引き出してくれたバルトークを聴講。しかしいいレッスンだ。

その日のうちにマヨルカに戻りましたがとにかくクタクタ。この先、スケジュール的に日帰り往復も出てくると思うのですが、体力的にキツそうです。仕方ないけどね。

そして今日から夏時間。1時間少なく寝るわけですが起きたらお昼の12時!こんな日曜日があってもいいか。



キッチンの窓が新しくなって日が長くなるのを楽しめます!あとは太陽が戻ってくるのを待つばかり。