日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

アトム預かり

2015年11月27日 16時45分00秒 | 日々の暮らし

昨日から1泊で、久しぶりにアトムを預かりました。

朝、7時前に弟と一緒に来たアトムは、車から降ろされると、いつもと同じ様に、マリーとアンのお出迎えを無視して、リビングのおトイレに走って行きました。

コーヒーを飲みながら、ちょっと弟とお喋りしている間も、弟が出掛けて行ってからも、アトムは鳴く事もなく、ず~っと家中をクンクンして回っています。

マリーとアンは、ソファに寝そべって、アトムのそんな様子を眺めています。

               

「アトム~! おいで~!」
って呼びかけても、アトムは振り向きもせずに、ずっとクンクンいているので、
『ひょっとして、アトムはこの家の事を覚えてない?』
『でも、おトイレの場所は覚えていたけど・・・』
って思いながら、私が家事の続きをしました。

               

マリーもアンもアトムも、誰も声を出さないので、アトムの足音だけが響いています。

『え~っ、何か変・・・』

『静か過ぎる・・・』

マリーとアンのブラッシングを済ませて、ご褒美のビスケットを上げる時、アトムもお台所の入り口まで来たのですが、ビスケットは欲しくない様子です。

               

何となく一緒にいる、3人の写真(↑)を写してみました。

マリーとアンは、
「どうして、アトムちゃんがいるんだろう?」
って思っているみたいです。

3人は、くっつく訳でもなく・・・離れる訳でもありません。

『娘とお買い物に出掛ける用事があるのに、このまま3人でお留守番させても、大丈夫なのかな・・・?』
って心配になります。

出掛ける時間を、ちょっと遅くして・・・しばらく、3人の様子を眺めていましたが、誰もが馴染んでいない様に見えます。

               

『出掛けている間に、喧嘩になったりはしないんだろうか?』

『この距離感のまま、お留守番ができるのかな?』

『アトムは、我が家で4年間暮らしていたから・・・大丈夫かな。』

そう思って・・・娘と出掛けました。

               

3時間くらい外出して帰って来ると、ゲートの向こうでお出迎えしてくれたのはマリーとアンだけで、アトムがいません。

「アトム~! アトム~!」
って呼びながら、リビングに入りました。

リビングにもいないので、和室を覗いたら・・・パソコンの机の向こうで、アトムは眠っていました。

「アトム~!」
「そこにいたの!」
って言うと、アトムは起き上がって、私の所に寄って来ました。

               

アトムは、耳が遠くなっているみたいです。

何度も呼ばないと、こっちを向かないし・・・アトムに話し掛けていても、途中で行ってしまいます。

ふとしたアトムの表情に、老いを感じます。

アトムは、時間が経つにつれて、少しずつ慣れて来たみたいで、マリーにクンクンしたり、アンにクンクンしたりしています。

マリーもアトムをクンクンしていますが、アンはいつも通りで、
「関わりたくないです!」
「アトムちゃん、こっちに来ないでください!」
っていうオーラを出しています。

               

昨晩は、3人共リビングで寝かせました。

アンは何度も、
「お母さん、ゲートを開けてください!」
ってゲートをガリガリしていたのですが、ゲートを開けるとアトムも寝室に入って来ます。

今、私は喘息気味なので、アトムのよく抜ける細かい毛が危ないので、ゲートは開けませんでした。

で、朝までアンのガリガリのお相手をしていたので、昨晩はほとんど眠れませんでした。

               

今朝6時前に、3人がゲートの前で待っているので、仕方なく起きました。

『昨晩は、半分しか食事を食べなかったから、アトムはお腹が空いてたんだろうな。』

『3人で朝食の催促してる・・・』

そう思って、いつもより早く起きて、雨戸を開けてから朝食をあげたのですが、アトムはまったく食べませんでした。

でも、今日は3人並んでの写真が撮れました。

               

弟がお迎えに来ると、アトムは大喜びで、
「キュ~ン、キュ~ン!」
って鳴いて・・・弟にくっ付いています。

弟がお迎えに来てくれるのを、ずっと待っていたのだから・・・アトムは、嬉しくてたまらない様子です。

見た目には、ちっとも変わらないアトムなのに、耳が遠くなっていて、動きも少しスローになっています。

アトムは、マリーとアンとは1歳違いで、来月には12歳になります。

その1歳の差が、とっても大きな違いに見えました。

               

弟が、嬉しそうな顔をして、
「さぁ、アトム帰ろう!」
「家が1番だぞ!」
って言うと、アトムは嬉しそうにして、弟の後ろについて玄関まで行きました。

アトムが車に乗せられて・・・アトムは、お利口さんにゲージの中でお座りしています。

帰って行く車を見送りながら、
『やっぱりワンちゃんって、飼い主さんが1番好きなんだ。』
って思いました。



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