日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

髪色についてのお話

2022年05月10日 17時08分00秒 | 日々の暮らし

先日、美容院へ行って来ました。

前回行った時に、
「M(私の苗字)さん、髪の写真を撮らせてもらってもいいですか?」
「顔は絶対に写しませんから。」
「お願いできますか?」
ってオーナーさんに言われました。

「写してくださっていいですよ。」って私。

          

「50代のお客様なのですが、黒染めが嫌で止めたいっておっしゃっているんです。」
「いろいろ本を見てもらって、グレーヘアをお勧めしたんですが、お気に入りがなくて・・・。」
「で、Mさんの事が頭に浮かんだんです。」
「本を見ても、Mさんの髪色はどこにも載っていないんです。」
「その方に、Mさんの髪色をお見せしたいと思って。」ってオーナーさん。

帰り際、
「この髪色、本当に楽なのでその方に勧めてあげてください。」
って言って帰りました。

          

今回、その方のお話が出て、
「写真をお見せしたんです。そしたら、この方知っています。ここでお見かけした事があって、何てきれいな髪色だと思っていたんですっておっしゃっていました。」
「まだ、お仕事をされている人で、今はテレワークだから髪色はどんな色でもいいみたいなのですが、出社しないといけなくなったら、できなくなってしまいますがっておっしゃっていましたが、始められました。」
ってオーナーさんが話してくださいました。

「Mさんの髪色がきれいだからと言っても、誰でもがMさんの様にはならないんですよね。」
「Mさんは髪に奥行きがあるので、色がとてもきれいに映えるんです。」
「だから、すごくきれいなんです。」ってオーナーさん。

          

それから、いろいろお話しました。
連休明けで、私の後にはもう予約が入っていなくて、スタッフの人達も帰られたので、思う存分お喋りしました。

「雑誌に、ショートが今年の流行りだと出ても、ショートにする人はいないんですよ。」
「ショートにしたいと思ってここに来られても、やっぱり今まで通りにしてくださいっていう人がほとんどです。」
「1歩踏み出す事のできる人って、いないんですよ。」
・・・・・
「Mさんって、やっぱりすごいですよね。」
「いいなって思ったら、1歩を踏み出せるんですから。」ってオーナーさん。

          

これ(↓)は、15年前のお話です。
その頃は、今の様にグレーヘアとかが、まったく流行していなかった頃でした。

私がこの髪色を知って、それまで通っていた美容院で、私のイメージを説明しましたが、まったく通じませんでした。
それからは行った事のない美容院へ行って・・・髪色の説明をする事を繰り返しました。
通じない所が多くて、5軒目くらいの美容院で、やっと思っている事が通じました。

黒く染めている白髪が伸びて来るまでには、1年くらいかかるとの事。
その間に、色が気になるなら2ヵ月に1度は来る様に。
との説明を聞いて・・・気に入った髪色にしていただきました。

             

周りの人達がみんな、「きれい!」って褒めてくださるので、褒めてくださる人達には勧めたのですが、
「そんな風にして似合うのは、Mさんだからよ。」
「私がしたら、単なる田舎のおばさんになってしまう。」
っていう答えが多くて・・・それには驚きました。

白髪を黒く染めるのが嫌で、私が思っている事が通じないなら、
『銀髪に染めるのはどうかな?』
って思った時期(これも15年前)もありました。
それも相談しましたが
「銀髪は思っている以上に大変だから、止めた方がいいですよ。」
って言われました。
諦めずに求め続けたお蔭で、思っていたイメージ通りの髪色にする事ができました。

それが15年前で、その後は自分が気になっている所は、
「こんな風にして欲しいです。」
って希望を述べて・・・髪色は徐々に変わって行きました。

その後、娘夫婦が通っている今の美容院に変わりました(7年くらい前)。

             

なので、今の美容院で
「見本がないので・・・。」
っていうのは、私独自の髪色になってしまっているので、きっと見本がないのだろうと思います。

どんな風にしてこの髪色になったのかについて聞かれたので、オーナーさんにもきちんと説明しました。

「こんなきれいな髪色の人は、いないんじゃないかと思います。」
って褒めてくださいました。

何かとっても褒めてもらって・・・嬉しい1日になりました。