巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

平熱野球(坂本勇人)

2014-01-05 08:10:29 | 巨人
2012年 .311 14本 69打点 173安打
2013年 .265 12本 54打点 147安打


上の数字は坂本の一昨年と昨年の成績である。すべての数字でダウンしてしまった。前半戦は3割台に届くほど打ちながら、後半戦は20打席以上ノーヒットというスランプもあり打率を4分以上下げた。2割6分台という打率は本人にとって屈辱だっただろう。

このオフ、リーグ優勝したこともあって活躍した選手は「ネプリーグ」などバラエティ番組に多く出演していた。当然チーム1の人気選手である坂本のもオファーがあったと思うが、出演はすべて辞退。優勝旅行にも行かず、捲土重来を狙っている。

元日のスポーツ報知、ハワイの優勝旅行での徳光さんとの対談を見ると、原監督は坂本に対して厳しい言葉をかけている。
その中で印象的だったのが「2013年の勇人は平熱野球だった。ずっと36.5℃でプレーしているような感じ。選手は時として38℃くらい熱気を帯びてプレーしないと。それと守備の最中に笑顔が多すぎる。二岡からレギュラーを奪った08年、翌09年はあんな表情はほとんど見せなかった。楽しむと笑うということは違う」とことさら熱く語っていた。

井端が「勇人を抜く」と宣言しており(現に手術した右ひじ、右足首の回復は順調で体重も体脂肪もベストで開幕を迎える頃の体になっているという)、坂本の状態次第ではスタメンから外すとしている。

だがこれは原監督の坂本に対する期待の裏返しだと思う。坂本に求めているレベルが高いのだ。「お前さんはこの程度の成績で終わるような選手じゃないだろう。もっとやれるんだよ」と。ここ数年は坂本のレギュラーは安泰だった。なんせ代わりになる選手がいないのだから。だが井端が加入したことで危機感を持たせることに成功した。

もし井端がスタメンを奪うような事態が発生すれば、それは巨人の危機を意味する。原監督が言う枢軸の一角が崩れるからね。
だがショートというポジションは負担がものすごく多いポジション。ここまで4年連続でスタメン出場しているが、昨年は足の状態が悪い時にファーストを守ることがあった。そういう場合に思い切って休ませることが今年はできる。(坂本がファーストで出場した試合、ロペスがセカンドに回ったが見るに耐えられなかった)そういう意味で井端の加入は大きいのだ。

最初に坂本の成績をあげたが、盗塁は16から24と増えているし、四球も39から55と増えているため出塁率は.359から.334と打率ほど下がっていない。そして日本球界トップの守備範囲の広さ。やはり坂本は巨人に欠かせない選手だ。

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1月から見るドラマ

2014-01-04 22:44:08 | ドラマ・映画
年末年始ということでテレビは特番ばかりだけど、明日(5日)の大河ドラマ「軍師官兵衛」を皮切りに新ドラマが続々とスタートする。ドラマ好きの私はザテレビジョンの年末年始特大号を買って相関図を見ながらチェックです。

隠蔽捜査(月曜20時 杉本哲太・古田新太)
失恋ショコラティエ(月曜21時 松本潤・石原さとみ)
明日、ママがいない(水曜22時 芦田愛菜・鈴木梨央)
僕のいた時間(水曜22時 三浦春馬・多部未華子)
軍師官兵衛(日曜20時 岡田准一・中谷美紀)


見るのはこの5本プラス10月から2クールの「相棒」の6本。
「隠蔽捜査」は数々の文学賞に輝いた今野敏のベストセラーのドラマ化ということで見ることにした。
月9は見る予定じゃなかったんだけど、ヒロインが石原さとみちゃんなので。実年齢は松本潤の方が上だが、ドラマではさとみちゃんがマツジュンの高校の先輩という設定。違和感出なきゃいいけど…。

水曜22時は10月(リーガルハイとダンダリン)と同じくまた被ってしまった。「相棒」を入れると1日3本となる。どちらか別の曜日にしてくれればいいのに。

「軍師官兵衛」は戦国モノなので見る見る
竹中直人がまたも秀吉役をやるのがいい。秀吉役と言えば竹中直人(実際96年の「秀吉」で主演している)というイメージがあるので。江口洋介の信長も楽しみの1つだ。

軍師官兵衛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
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NHK出版


隠蔽捜査 (新潮文庫)
今野 敏
新潮社
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2014年のスローガンは「雄志」

2014-01-04 18:55:19 | 巨人
2014年になって初投稿です。
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

さて2014年の巨人のスローガンが決まりました。その名も

雄志


です。原監督は「志」という言葉を何としても入れたかったそうだ。

全体的に戦う集団として、もっと雄々しく、昔の男のように武士らしく、勝負師らしく、志をもって、向かっていってほしい。
心という感じを取れば武士の「士」の字にもなる。武士は攻めるばかりでは勝てない。じっと我慢するときだって必要になる。そういうのが野球でも大事なんだ


とその意図を明かした。ちなみに国語辞典には

大いに何かをしようという、張り切った意気込み

とある。昨年、「躍進」というスローガンを掲げ、2012年に日本一になったチームをさらに進化、前進させ、連続日本一を必ず達成しようとしたが、日本シリーズで楽天に敗れた。原監督はこのことが「悔しくて仕方なかった」と言う。

連続日本一は1年にしてならず。V9以来の連続日本一を再び目指すチームにとって、この上ないスローガンだと思う。

今オフの巨人は井端、アンダーソン、セッドン。FAで大竹、片岡と大型補強を行った。この件に関しては賛否両論あるが、巨人は常勝を義務付けられたチームなのでやむを得ないと思う。原監督は

やはり2番手、3番手の選手が「来年こそレギュラーを奪うんだ」という気持ちでいないと強いチームにはならない

と言っている。これは寺内、亀井らにいえること。確かに補強はした。その煽りは少なからず受けるだろう。だがそれで腐ってはダメだということ。この補強で尻に火が付いた選手はいる。大竹を補強したことで、宮国、沢村はオープン戦で結果を残さなければローテーションに入れないかもしれない。敵と戦う前に(試合に出る前に)、チーム内競争に勝たなければならなくなった。井端が入ったことで坂本も安閑としていられない。

昨年12月のハワイでの優勝旅行で徳光さん相手にこのスローガンを発表し、2014年の展望を話す原監督の目はギラギラしていた。この熱い眼差しが巨人をより強くすると信じている、というより確信している。


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