うまづらランナーWayのK-Bar

競馬予想を中心に同じ趣味の仲間の集いの場に。

【有馬記念】

2011年12月19日 11時28分06秒 | うまづら競馬日記
有終Vを願っているファンの思いに応えてみせる。
2年連続で有馬記念ファン投票1位に輝いたブエナビスタが、3年2カ月に及ぶ競走生活の最後を、史上最多タイとなるJRA・GI7勝目で鮮やかに締めくくる。
前走のジャパンCを勝った後も、状態に関しては文句なし。ラストランに向けて、状態はピークに近づいている。
 昨秋のジャパンCで降着となってから勝利に見放されていたが、前走、1年ぶりのジャパンCでこれまでのうっぷんを晴らす走りを見せた。国内では20戦目にして初めて1番人気を凱旋門賞馬デインドリームに譲り、2番人気での出走となったが、レースぶりは堂々たるもの。いつもより前めの6番手で進めて、直線では先に抜け出した秋の天皇賞馬トーセンジョーダンを外から急追。最後はクビ差競り落とした。
ラストランを勝利で飾り、有馬記念後に行われた03年シンボリクリスエス、06年ディープインパクトの引退式と同じように、ファンの温かいまなざしと拍手に包まれて最高のフィナーレを迎える。

オルフェーヴルが、坂路で軽やかに弾んだ。3冠馬が3歳時の有馬記念に参戦した例は過去に3度あり、84年シンボリルドルフ、94年ナリタブライアンが優勝、05年ディープインパクトが2着。全て連対を果たして世代を超えた能力の高さを示した。今年はラストランを迎えるGI6勝ブエナビスタに、同じ池江寿厩舎に所属する秋の天皇賞馬トーセンジョーダンなど、古馬の層は厚いが、オルフェーヴルの今の充実ぶりならば、その壁もあっさり突き破ってしまうかもしれない。

春の宝塚記念を押し切ったアーネストリーは勝てば春秋GP制覇となる。
ブエナには1回勝っているし、チャンスと上位争いを期待する。

世界のヴイクトワールピサが上昇カーブを描いている。
3月のドバイ・ワールドCを制した今年の“顔”が4戦4勝の中山でよみがえるか。

秋の天皇賞馬トーセンジョーダンは、前走ジャパンCでも2着に好走しており、この秋はトップホースの仲間入りを果たしている。

宝塚記念(5着)以来となるルーラーシップが好仕上がりでGPに参戦。
そうそうたるメンバーに入っても、打破できるレベルにある馬。超良血馬の能力をアピールできるか。

フランス帰りのヒルノダムールが一発ムード。
決してクリアできないローテーショではない。土曜の中山メーンをフランス帰りのナカヤマナイトが快勝、04年には凱旋門賞10着のタップダンスシチーが有馬で2着に巻き返している。天皇賞・春を差し切った強烈フィニッシュは軽視できない。

有馬記念に出走するペルーサ(は、安藤勝己騎手と再コンビを結成することになった。
主戦の横山典騎手が17日の中山10Rで失格となり騎乗停止。
昨年の有馬記念(4着)など、過去5戦の手綱を取っているベテランに白羽の矢が立った。
癖を知り尽くしたパートナーとのコンビで、最下位に沈んだジャパンCからの巻き返しを狙う。

武豊騎手が24年連続JRA・G1制覇に望みをつないだ。
18日、有馬記念に出走するレッドデイヴィスとのコンビが決定。
当初騎乗予定だった安藤勝騎手が、横山典騎手の騎乗停止に伴いペルーサに乗ることになったため、急きょ手綱が回ってきた。
年初のシンザン記念でオルフェーヴルに勝ち、休み明けの前走鳴尾記念を快勝。
人気の1頭で88年から途切れていない記録に挑む。

有馬記念に出走するキングトップガンは柴田善騎手と新コンビを組むことが決まった。
波乱があるとすれば、この馬の超快走かもしれない。


:お礼とお知らせ:
今年も有馬記念でラストレースとなります。
予想大会参加していただいた皆さんには
本当にありがたく、感謝しています。
来年以降もお付き合いいただきたく思っていますが、
私自身、1年間の充電期間を取らせていただき、
予想大会を休止さてていただこうと思っています。
もちろん、参加させていただいている大会には引き続き参加してまいりますので、
今後とも宜しくお願いいたします。
一年間、ありがとうございました。








朝日杯FS

2011年12月12日 10時37分30秒 | うまづら競馬日記
今週は牡馬の2歳王者を決める朝日杯FS。
東スポ杯2歳Sの上位組が回避し、例年よりも小粒なメンバー構成だ。
京王杯2歳Sを強烈な追い込みで制したレオアクティブが中心だが、
折り合いに課題を抱えており距離延長への対応がポイント。
クラレントは東スポ杯で13着大敗も、直前の放馬と不良馬場が応えたもので巻き返し必至。
ダローネガ、サドンストームなど重賞好走馬も逆転を狙う。

阪神JF

2011年12月05日 10時52分35秒 | うまづら競馬日記
11日のG1は2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズ。
新馬→芙蓉Sとデビュー2連勝中のサウンドオブハートが主役を務める。
2戦とも抜群のセンスで危なげなく差し切った。新コンビを組むことになった武豊の手綱さばきにも注目だ。
前哨戦のファンタジーSを制したアイムユアーズは、そのまま栗東に滞在しての調整で引き続き絶好調。
距離延長は望むところで戴冠のチャンスも十分。


ジャパンCダート

2011年11月28日 20時25分09秒 | うまづら競馬日記
今週のメーンはジャパンCダート。

負けられない一戦だ。
JCダートはここ2年の勝ち馬の一騎打ちムード。
昨年Vのトランセンドが一昨年の覇者エスポワールシチーを迎え撃ち、
レース史上初の連覇を目指す。
勝てばフェブラリーS、南部杯に続き今年、中央ダートG1・3勝目。
JRA賞最優秀ダート馬へ大きく前進する。


 強いエスポワールシチー(牡6、安達)が戻ってきた。
前走のみやこSを、得意のスピード先行から抜け出し快勝したが、
その後さらに上昇。
2年前、JCダートを圧勝した時のエスポワールは巨大なトモを誇っていた。
それが一時は薄くなって見えたが、今は元に戻った。
南部杯では直線で失速し、
トランセンドの4着に終わったが、
当時とは明らかに違う。
打倒トランセンドへ、準備は整いつつある。

トランセンドVSエスポワールシチーと見られる今回のJCダート。
だが、第3の男ワンダーアキュート(牡5、佐藤正)も充実ぶりが光る。
半年ぶりだった前走のみやこSは
ハードなペースで先行するエスポワールシチーを積極的に追いかけた分、
直線で失速し4着に終わった。
1度のレースは何本もの追い切りにまさると言われるが、
それは調教ではかけられないほど強い負荷を与えられるから。
厳しいレースを経験し、アキュートの心肺機能も飛躍的に充実した。
もともとスピードの裏付けがある馬だ。
3歳秋の武蔵野Sでは前半1000メートル58秒8という超ハイペースで逃げ、
そのまま楽々と押し切った。
これはエスポワールシチーやトランセンドが同コースのフェブラリーSで先行し、
勝利した時よりも速いラップだ。
2強対決」という前評判をうのみにするのは危険だ。

JCダート3年連続参戦のラヴェリータ(牝5、松元)は、今回がラストランとなる。
一昨年は出遅れ、昨年は苦手とする締まった馬場が響き
13、7着に敗戦。
巻き返しなるか。

JCダートで牝馬が3着以内に入った例はない。
3連勝中のミラクルレジェンド(牝4、藤原英)がこのデータを打ち破れるか。
前走、大井で1分49秒6のレコードをたたき出したスピードは牡馬相手でも見劣らない。

気性面の影響から勝ちきれないレースが続いたダノンカモン(牡5、池江)だが、
福永騎手の手綱がスパイスになるか。
南部杯でトランセンドと頭差の接戦を繰り広げた実力馬だけに、
実績のない阪神1800メートルでも侮れない。

休養明け2戦目で実力馬テスタマッタ(牡5、村山)が巻き返す。
前走の武蔵野Sは道中で掛かってラストの伸びを欠き7着。
だが、鹿屋助手は次戦に向けての手応えを感じていた。
展開が向けば差し込んでくる。

07年の勝ち馬ヴァーミリアンを半兄にもつ良血馬ソリタリーキング(牡4、石坂)が、
ついにG1の舞台に立つ。
賞金順では17番目だが、
回避馬が出たため出走がかなった。





JC

2011年11月21日 11時04分46秒 | うまづら競馬日記
今週は東京競馬場で第31回ジャパンCが行われる。
注目は世界の高額賞金レースを制した2頭の対決だ。

 日本馬として初めてドバイWCを制したヴィクトワールピサは、ドバイ以来8カ月ぶりとなる。
十分過ぎるほどの調教を消化して、臨戦態勢は整っている。
昨年は3着に敗れたが、パワーアップした姿を日本のファンに見せる。

 凱旋門賞を5馬身差に加えレースレコードで圧勝したドイツの3歳牝馬デインドリーム。
GI3連勝中で、すべて圧勝。
53キロで出走できるのも好材料だ。
凱旋門賞2着のシャレータも参戦。
1、2着馬の参戦は93年のアーバンシー、ホワイトマズル以来。
欧州トップクラスの実力を見せるか。

 ほかにもGI5勝馬ブエナビスタ、
昨年の覇者ローズキングダムや
天皇賞・秋を勝ったトーセンジョーダンなどが参戦する。

マイルCS

2011年11月15日 12時03分05秒 | うまづら競馬日記
今週は秋のマイル王決定戦だ!

今週も外国馬だ!
「第28回マイルCS」はフランスから乗り込んできた3歳馬イモータルヴァースが怖い。
今年、英仏のマイルG1・2勝を挙げ、欧州マイル路線の新女王と言える存在。
エリザベス女王杯の英国馬スノーフェアリーに続いて、今週も外国馬パワーを見せつける。

 イモータルヴァースはフランスのトップマイラー。
長らくフランスのNo・1マイラーはゴルディコヴァ(BCマイル3連覇などG1・14勝のスーパー牝馬)だったが、
今年8月のジャック・ル・マロワ賞ではその女帝を破って優勝した。
ドーヴィル競馬場の直線マイルコースで、イモータルヴァースは最後方から外ラチ沿いをグイグイ伸び、
ゴルディコヴァを1馬身振り切ってのG1制覇。
 
 気になるとすれば馬場適性か。
マイルの持ち時計は1分38秒3。
馬場もペースも計測方法も日本と異なるとはいえ、
京都マイルは1分32秒を割ることもある。
日本の芝をこなす対応力があるか否かは、今後予定されている芝での追い切りで明らかになるだろう。

フィフスペトルは2走前の京成杯AHを1分31秒台の好時計でV。
時計の速い今の京都の馬場は合うはずだ。

今季初戦のスワンSを快勝したリディルがG1初制覇を狙う。
また、今週は半弟クラレントが土曜の東スポ杯2歳Sに出走予定とあって兄弟で土日重賞制覇が懸かる。
3歳グランプリボスが叩き2戦目で巻き返しを図る。
使ってピリッとしてきたし、体つきはいくらか締まった。あと当日輸送で勝ったことがないから、そのあたりがどうかだ。

エイシンアポロンが軌道に乗った。
昨秋の天皇賞・秋17着後は放牧へ。前々走の毎日王冠4着。
前走・富士Sは先に抜け出したアプリコットフィズをかわし完全復活。
秋華賞2着キョウワジャンヌは距離を縮め、牡馬相手のここに狙いを定めてきた。

史上初めて3歳で安田記念を制したリアルインパクト。
秋初戦の毎日王冠は古馬と同じ57キロを背負ってダークシャドウ(天皇賞・秋2着)と首差の2着。
前半5F61秒1の超スローにも3番手でピタリと折り合うと、
直線は自身の最速となる上がり3F33秒2の切れ味を発揮した。
これまで全7戦で5人のジョッキーが騎乗してきたが今回は福永とのコンビで挑む。
2週前には美浦に駆けつけて騎乗する熱の入れようだ。
規格外のディープ産駒が再び、衝撃の走りで古馬を打ち負かす。

フランス馬サプレザは3年連続で参戦。
京都競馬場ダートコースでの調整も慣れている。
もう6歳で「恐らく最後の遠征」とあれば、三度目の正直に力が入る。

エリザベス女王杯

2011年11月07日 16時30分24秒 | うまづら競馬日記
G1馬7頭をはじめ豪華メンバーがそろった。
3月のチューリップ賞V以降、
戦列を離れていた無敗の2歳女王レーヴディソールが復帰戦を迎える。
4戦4勝と底を見せていないだけに、
久々&初の古馬との激突でも目が離せない。

 昨年の牝馬3冠馬アパパネは、
史上初の牝馬限定G1完全制覇に挑む。
休み明けで迎えた前走の府中牝馬Sこそ14着と大敗したが、
叩き2走目は4戦4勝。
既に栗東入りしており、ここまで調整も順調だ。

 外国勢2騎も強力だ。
昨年の覇者で英国のスノーフェアリー、
英&独オークスを制したダンシングレインも来日以降の調整は万全。
秋華賞馬アヴェンチュラは状態がさらに良化。
重賞3連勝のイタリアンレッドも一気にG1初制覇を狙う。

【天皇賞・秋】

2011年10月24日 06時15分13秒 | うまづら競馬日記
今週のメーンは「第144回天皇賞・秋」。
昨年の1~3着馬をはじめ豪華メンバーがそろった。
中心は牝馬初の天皇賞2勝目を狙う昨年覇者のブエナビスタ。
宝塚記念2着以来となるが、1週前追い切りでは菊花賞出走のユニバーサルバンクを子供扱いするなど順調な仕上がりだ。
ライバルも虎視たんたん。
宝塚記念Vのアーネストリー、
昨年のジャパンCを勝ったローズキングダムはともに前哨戦を快勝。
昨年ダービー以来の勝利を狙うエイシンフラッシュ、
毎日王冠が強い内容だったダークシャドウも侮れない。
伝統のG1にふさわしい見応えある激戦となりそうだ。

菊花賞

2011年10月17日 13時34分24秒 | うまづら競馬日記
今週のメーンはクラシックのラスト1冠となる「第72回菊花賞」。
皐月賞、ダービーを快勝したオルフェーヴルが満を持して登場する。
前哨戦の神戸新聞杯でも他を寄せつけずに快勝。
万全の態勢で05年ディープインパクト以来、史上7頭目の3冠を狙う。

 相手筆頭はウインバリアシオン。
オルフェーヴルの前に連続2着に敗れているが、
舞台は全馬が未経験となる3000メートル。
距離延長を味方に巻き返しも十分。
関東からはトライアルのセントライト記念を制したフェイトフルウォーが参戦。
春2冠で惨敗した無念を晴らすか。

秋華賞

2011年10月10日 09時24分45秒 | うまづら競馬日記
3歳牝馬のラスト1冠・秋華賞は
前哨戦ローズSで桜花賞馬マルセリーナ、
オークス馬エリンコートが敗れたことで混戦模様。
そのローズSを制した関東馬ホエールキャプチャが一歩リード。
桜花賞2着、オークス3着と惜敗したが夏を越してパワーアップ。
栗東滞在で万全の態勢で悲願G1制覇に臨む。
上昇度ではクイーンSで古馬を撃破したアヴェンチュラ。
紫苑Sを快勝したカルマート、
ローズS2着マイネイサベルの関東勢。
マルセリーナやエリンコートの巻き返しも必至で白熱の戦いになりそうだ.