
『 海老名の春 』 森川 由美子さん 撮影
先日、新聞でiPS細胞の記事を見つけた。この言葉も随分久し振りだった。
もう10年も20年にも前のことになるが私が加齢性黄斑変性網膜症を発症して左目の視力や
視野を著しく失った。当時はこれの治療法はなく諦めざるを得なかった。
やがてアイリアという薬(アメリカ生まれ大腸がんの特効薬だとか)が効果ありと言われ、
但し治すことは出来ないがそれ以上進行するのを防ぐだけだがそれを承知のうえでこの薬を
受けて下さいという事だった。当時高価な薬だったが、治したい一心でやむを得ず目の硝子体に
何回も注射した。
そのうち保険の適用になって大幅に下がって打ちやすくなり、新しい出血があると言う度に大体
三ヶ月おき位に続けて来た。
最近ではそのお陰か、出血もなくアイリアを打つこともなくここ1~2年が経っている。
しかし片目が不自由なのは全く変わらない。
片目では絵も(遠近感や立体感が)描くのに不自由で絵のサークルを止める理由になったし、
運転免許証を早々に返上した。
ピンポンもやりにくいがそれなりに慣れたし、一向に上達しないのに自己納得が出来る。
そんな中、山中博士のiPS細胞が話題になり、この細胞を網膜移植によって治すことが出来ると
言われた。大いに期待したが何人かに試されたが、その後の経過は聞かれなくなった。
そしてここにきてこの細胞を損傷した脊髄に移植することによって、全く動けなかった4人の
うち2人が動けるようになったとの治験の結果発表があった。
さらに昨日は心臓への治験が始まり成功して重症患者が落ち着いたという。製造販売の申請を
すると言うニュースもあった。
これは大変な朗報である。一般化するのは眼でもそうなのだから、とても我々の時代には間に
合わないのだろうが、人類にとっては大きな光であることは間違いがないだろう。
少しでも早い実現実効を祈る気持ちである。








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