ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその21-村治佳織

2012年03月02日 | 音楽
華麗なる指さばき

私は以前にも紹介させていただいたがバンドを組んでいる。
私は一応ギターのパートをつとめるギタリストである。
よってギターについてはとても関心がある。
今週の月曜日、以前から聴きたいと思っていた「村治佳織」のリサイタルに行ってきた。
すこし遅くなってしまったがその時内容を書き留めておこう。
中規模の舞台に彼女はギター一本をかかえ演奏を始めた。
前列2列目のほぼ中央の席が取れたこともあり、ギターから流れる生の音に触れられた。
とても良い音色で久しぶりのクラッシクギターの音を耳にすることができた。
かなり近くで彼女を見られたことによって彼女の流麗な指さばきも堪能できた。
やはり驚いたのは彼女の指の美しさである。
とても白くスマートな指はギタリストの演奏能力の高さの証明である。
その指が絃の上を踊るようにトレモロを演奏してゆく。
やさしいタッチの感触がこちらまで伝わるようだ。
約2時間彼女は最新のCDの収録曲を中心に時に激しく、また優しくギターを弾き続けた。
若干残念だったのはリサイタル後にサイン会が予定されていたのだが、昨年いためた右手の回復を優先するためそれが無くなった。
しかし良い場所で良い演奏を聴けたので自身満足している。