ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその118-ザ・ストライプス

2013年11月14日 | ロック
久しぶりに現れたロック界の新星。

1960年代ビートルズに始まった「ブリティッシュインヴェンション」は時を経て1970年代の「ロック混沌期」から1980年代の「パンク・ニューウエイヴ」に至った。
その後1990年代から現在に至るまでブラックカルチャーの「ラップ」がメインストリームとなっている。
現在の音楽要素にはラップは必須となっている感がある。
どのアーティストの音楽もラップに少なからず影響を受けている。
しかし最近アイルランドから新たなるロック界へ彗星の如く登場したバンドがいる。
「ザ・ストライプス」
彼らは平均年齢16歳の若さで2011年にバンド結成。
かのジェフ・ベック、エルトン・ジョンからも高くその資質を評価されているバンドだ。
既に来日も果たし、各公演全てチケットはソールドアウトだったと言う。
日本のテレビ番組「ミュージックステーション」にも出演したということだ。(私は未見だが)
彼らのルーツはブルースをベースにしたロックンロールである。
若干初期のストレインキャッツを彷彿させるところもある。
ルックスあたりまえだがとても若くまだ音楽界に染まりきっていない瑞々しさを感じさせる。
最近ファーストアルバム「スナップショット」をリリース。
早速私も聴いてみたが切れの良いビートには久々に感動を覚えた。
以前このブログで紹介した「ジョンスペンサー&ブルースエキスプローション」と比べるとまだサウンドが軽いと思う。
しかし経験を積み重ねることによりより重厚なロックンロールを聴かせてくれるバンドになりそうだ。
このようなバンドを音楽界は良い方向に育成する義務があると思う。
ロックロールの王道の復活に期待だ。