ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその28-荒井由実

2012年03月21日 | 歌謡曲
荒井由実と松任谷由実

率直に聞こう。
あなたは「荒井由実」と「松任谷由実」どちらが好きですか?
私はこの質問に対して即座に「荒井由実」と答えるだろう。
私も含めてミュージシャンとくにコンポーザーという代物は曲を書き続けると余分なものを付けたがる。
如実なそのひとつは「アレンジ」である。
私個人の見解だが音楽はソリッドなほど良いと思う。
なぜなら曲の本当の姿が浮き彫りにされてくるからだ。
荒井由実に関してもしたり。
初期のアルバム「ひこうき雲」から「コバルトアワー」あたりはアレンジがシンプルで、ソリッド、曲そのものの良さが伝わってくる。
その後のアルバムも音楽的にはクオリティが良いことは認める。
しかしアレンジの大仰さが出てしまって曲そのものの良さが現れてこない。
繰り返すが私は「荒井由実」が好きである。
「返事はいらない」のような傑作がまた彼女から生まれることを期待する。