体育会系営業ウーマンの濫読日記

日々の読書の記録です。仕事の本から趣味の本まで。手当たり次第に読んでます。

松本清張『湖底の光芒』(光文社文庫)

2019-03-24 00:22:25 | 日記


 松本清張の経済小説。舞台は今も精密機器の製造拠点が集まる長野県。未亡人の加須子は夫が遺したレンズ製造会社を何とか存続させようと奮闘する。納入先の大手メーカーに翻弄される下請け業者の悲哀が描かれる。「女でもできるような楽な商売」とか露骨な差別表現も。清張の責任というより当時の時代背景が影響か。同作品が「小説現代」で連載が始まったのは1963年という。ちなみに光芒は「くっきりと線になって見える光線」という意味。(三省堂・新明解国語辞典)
コメント   この記事についてブログを書く
« 真実の「名古屋論」 | トップ | 新井素子『素子の碁 サルスベ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事