まこちゃん日記

まこちゃんのピンポン日記です。

5月22日(火) 世界選手権スエーデン大会を見て

2018-05-22 19:53:17 | Weblog

 
                「西洋庭園の花」  井波さん 撮影


          8人が参加。私も見学に行ったから9人ということだ。今日は新しい方が見学に見えるという
          事なので顔を出して良かった。人数が増えることは嬉しいことだ。青鳩に入られるかどうかまだ
          分からないが、明るい方のようで楽しみだ。

          今日も未だ復帰できないでいる。それでも次回にはそろそろ再開しようかと思っている。
          今週には努めて買い物でも何でも出掛けて歩くことにし、家でも朝夕に体操、ストレッチをやって
          おこうと思ってはいるのだが…。

          日頃の運動不足、足を使わないのが祟ってか、この3ヶ月で自分が思っている以上に弱ってしまっている。
          一寸歩くと息が切れて疲れてしまう、足が痛くなってしまう。この有様だと立ったまま一歩も動かずやる
          ピンポンに暫くは徹底しなければならいようだ。

          今まででもほとんどフットワークは使ってないのだから、何のこともないじゃないかと思いがちだが、
          これが逆に危ないのである。動かないでやろうと思っても、現に体は動いていなくても球が一寸遠い
          ところに来た時に無意識に反射的に動こうとしてしまうことである。
          このほんの少しの動きに前のように対応できれば良いのだが、筋肉、反射神経の衰えがこの僅かな動きに
          対応できず、転倒やら捻挫などを起こす例が多いのだそうだ。
          年取ってからの3ヶ月がこんなに大変だとは驚いた。よく元気な老人が足の骨折などで数週間も寝込むと
          それを契機に歩けなくなることがあると聞くが、成る程あり得るなぁと思った。

          さてプレーが出来ぬ代わりとばかり、この間のスエーデン大会をじっくりと観戦した。
          石川、伊藤、平野、早田、長崎という若手4人と中堅1人という新時代の若返りメンバーで望んだ女子
          チームは、もちろん現在日本の最強のベストメンバーであるし、よく頑張ったと言える。
          準決勝での石川選手の最終ゲームでジュース、ジュースの末の勝利は見事だったし、それに象徴される
          ようにメンタル面では3人共強かった。緊張しない、上がらない、アッケラカンとした強さは、従来の
          日本人にはない新世代の強さもあった。

          しかし、決勝の中国戦では其の大きな実力差を露呈してしまった。とかく日本のマスコミの大げさな
          事大主義の報道に我々が惑わされている面もあるが、やはり現実の大きな開きを思い知らされた。
 
          回転の種類の豊富さ、変化対応力の巧みさ、体力の差がはっきりしている。
          しかし何と言っても決定的な一番の彼我の違いは、体格、筋力、脚力、腕力、持久力ではないだろうか。
          一時、日本の超高速卓球はチキータ、逆チキータ、バックスマッシュのストレート打ちなどで彼等に近づけ
          たかと騒がれたが、半年で研究され見事に対応されてしまった。体力が小技を制するというところだろうか。

          強靱な体幹、足腰、しなやかで強くて長い手足は、まだまだ其の差を詰めさせてくれない。
          2020年のオリンピックまでには間に合わないのではないか。
          シンクロナイズドスイムでは、技術だけではどうやっても手足の長さ、プロポーション、スタイル、美しさ
          では白人チームには敵わないので、まず何より美人、スタイル、長身などを第一の選考基準にして若手を
          選抜して鍛えていく方針に切り替えたと聞いたことがある。
          従って現在はめっきり弱くなったが、どう将来へのチーム作りが出来るか楽しみでもある。

          卓球は決して美だけを追究するスポーツではないが、強くするということでは同じ様なことが言えるのでは
          ないだろうか。

          卓球でも、今回は控えだった早田、長崎という若い2人の、せめてあの位な体格、スタイルで、伊藤や平野の
          スピード感覚、石川の技術を身に付けた時が、真に中国に追い付くというのが実現するのかも知れない。



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