森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

ゆりのきの実

2005年12月26日 | Weblog
半纏木(はんてんぼく)の実です。
こぶしの半分くらいの大きさの実です。
真ん中に芯があり、種子が周囲によろい状につきます。
この種子は、風で飛ばされて落ちます。
小さな「はす」の花のようです。
「ゆりのき」の梢(こずえ)に花の数だけついています。
この木は、沢山の花が咲いたのでしょう。
冬に、まるで枯れ木に咲いた花のようです。

ゆりの木花 枯れ木に咲きし 花の如(遊仙)

結構豪華な感じがしました。
木の実の形は、花と同じくらい魅力的です。
はじめてみる形状に感心するばかりです。
ゆりのきの種子(1/3方向)
この種子が立って中心の軸を取り囲んでいます。

ゆりのきの種子(2/3方向)

ゆりのきの種子(3/3方向)
右のほうの塊が種子で翼がついています。


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はなみずき

2005年12月26日 | Weblog
ミズキ科の花水木です。1915年に
アメリカから来たようですので
今年で90年となります。
アメリカ山法師とも言います。
秋に赤い実をつけます。
この木には、実がたわわについています。
昭和43年に整備した大池公園(こども自然公園)は
桜の名所ですが、桜の樹は植えすぎで、
光を求めて上に伸びて背が高くなっています。
樹の種類も多く自然観察には適しているところです。

総苞を はなびらに見る はなみずき(遊仙)

赤や白の花びらは、実は総苞片で、本当の花は中心に
まとまって沢山ついています。
山法師も似ていますが、実の形状が異なります。
はなみずき(枝がみんな上を向いています。)


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