狂熱の娘団。 48

真希と裕子と圭と美貴と多香子と麻里子に片想い…
後藤真希・中澤裕子・保田圭・藤本美貴・上原多香子・篠田麻里子応援ブログ

何時だって願いは唯一つ『女に 幸あれ』

2007年07月28日 02時39分50秒 | モーニング娘。
モーニング娘。のファンが持っている、心の中のアルバム。
人によって、その厚みもページ数も、そこに飾られている写真も、始まりや終わりだって皆違うけれど、そこには確かにその時代時代のモーニング娘。の姿が在り、その時代を駆け抜けた実に個性的な娘たちの様々な表情と、娘たちが輝きを放った瞬間を捉えた数々の写真が納められているのだと思います。
私だって持っている。
夢に向かって大いなる一歩を踏み出した、5人のオリジナルメンバーの姿が。
彼女たちの夢に共感し、共に歩みだした3人の2期メンバーの姿が。
金髪の13歳の衝撃と、愛の凱歌が世を席巻した時の記憶が。
千年紀の終わりに、ノンストップで時代を駆け抜けた黄金期の娘たちの姿が。
変わり続ける日々の中で、新世紀を迎えても決してアイデンティティを失わなかった娘たちの姿が。
真に変わらなければならなかったから、全てを変え新しい形を創った新世代の娘たちの姿が。
楽しかった思い出も、悲しかった思い出も、悔しかった思い出も全て納められたアルバムをね。
だけど私の心の中のアルバムには、写真が貼られていない空白の1ページが存在します。
ずっと待ち続けていた、私の夢が納められるはずだったページがね。
今新たに納められる一枚の写真をこのページに貼る事に、何も躊躇わない人だって居るのだろう。
悪い事だとは思わない。
人によって想いや考え方や愛の形は違うものだから。
ただ私は、自身の心の中のアルバムに残るこの空白の1ページを、空白のまま残しておきたい。
過去を振り返った時に、愛しきあの人と共に追いかけたかった夢と、彼女に見せてあげたかった夢が、かつて此処に確かに在った事を忘れたくはないから。
愛しき人に私が味わった悔しさなんて比べ物にならないくらいとっても悲しい想いをさせてしまった事を、単純な記憶の一コマなんかに閉じ込めてしまいたくはないから。
このページを残す事で悔しい想いを一生忘れないでいる事よりも、残さなかった事でこの世に別れを告げる瞬間に大きな後悔をする方が、私にはずっと耐え難い事なのだから。
この空白の一ページは、私の譲れない想いと精一杯の愛情の証しです。
幻となった夢。
叶わないから夢なのかな。
いや、叶えたいと願うからこそ、幻ではなく夢になるのさ。
「夢見なきゃ ただの馬鹿だよ!」
とっても大切な御方に歌を通して叱咤された私は今日、次のページに新たな一枚の写真を貼り、終わり無くページが増え続けるこのアルバムに、ずっとずっと何時までも娘たちの写真を一枚一枚貼り続ける事になるでしょう。
愛しき人が後を託した、これからの娘たちの未来を応援するために。


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モーニング娘。34thシングル『女に 幸あれ』 (アップフロントワークス)
モーニング娘。『女に 幸あれ』 ビデオクリップ(Dohhh UP!)
モーニング娘。『新生モーニング娘。でインターナショナル&パワーアップ!!』(oricon STYLE)
インタビュー映像あり! ターニングポイントを迎えたモーニング娘。「女に 幸あれ」(音楽サイト BARKS)

長年グループを支えてこられた吉澤ひとみさんと藤本美貴さんが去り、モーニング娘。を世に送り出した伝説のASAYAN経験者が不在となった現在、高橋愛さんが第六代リーダーに、新垣里沙さんが新サブリーダーに就任され、第8期メンバーとして初の中国出身メンバーとなるジュンジュンさんとリンリンさんを迎えた新生モーニング娘。は、どんな物語を綴って行く事になるのだろうか?
(ちなみに、結成以来初めてモーニング娘。に北海道出身者が不在となってしまった事も、記しておきます。トリビア~!)
モーニング娘。の34thシングル『女に 幸あれ』がリリースされました。
私は初回盤AとBを購入してきました。
“よし&みき”時代から続くハード&クール路線を継承した今作ですが、その核を担い続けてきた二人が去り、グループとしては何十回目かのリニューアルとなりました。
私が感じた印象としては、希代の大エースのラブリーはもちろん、これまでミキティが務めてきたセンターポジションを若きエースの れいにゃとミラクルガールの小春っちが務める事で、新しい形としてのモーニング娘。を形成するという、思い切った賭けに出た...と言うよりも、賭けに出なけりゃならなかったのだけどね。
でも、この9人の娘たちは必ず期待に応えてくれるはずです。
新たな“娘。物語”を綴ってくれるはずです。
こちらがずっと見守り続ける事が条件ですけれどね。
特に1番のAメロの部分がまるでミキティに捧げるような歌詞だと私は感じたのですが、ユーロビート風味の歌謡曲(?)に載せて、悲しみの中から立ち上がる女の子の心を今の娘たちが歌う事にこそ意味が有る。
変わり続けるグループの新しい姿が此処に在る。
私がモーニング娘。ファンとして願う事は、何時だって唯一つ。
「女に幸あれ。モーニング娘。の歴代25人の全ての娘たちに幸多かれ!」
頑張っている人には、ファンや多くの人たちに幸せを与えてくれる人には、自身の幸せを掴めなかったり悲しい想いなんてして欲しくないからね。
ファンの間で既に話題になっているビデオクリップですが、やはり丁度6年前に『ザ☆ピ~ス!』(12thシングル)がリリースされた当時の【黄金の9人】の姿を思い出さずにはいられないでしょう。
あの当時の9人は眩しいくらいに輝く笑顔を振り撒いていたけれど、現在の9人は相手のハートを突き刺すような鋭い視線を投げ掛けている。
クローズアップされた時に魅せてくれる娘たちの強い意志を感じさせる表情は何れも素晴らしいけれども、特にジュンジュンさんの迫力ある表情が素晴らしい。
新人ながら娘。ファン歴の長い私のハートを早速掴んでしまうとは、大物の予感がします!
しかし『ザ☆ピ~ス!』のビデオクリップでも、嵐に耐え抜いてマストに高々と掲げられたモーニング娘。の旗を見つめていた時の、当時の9人の娘たちの強い覚悟と決意を感じさせた表情は、今作『女に 幸あれ』のビデオクリップで見せた現在の9人の娘たちの表情に通じる物が有ると思います。
現在の9人の中には、当時の9人の娘たちは誰一人居ませんが、変わり行く事を常とするグループが、ずっと変わらない何かを持ち続けている事を、こんな所からでも皆さんに感じていただければ幸いです。

B面曲の『Please!自由の扉』は、ハーモニーも美しい軽快なハードポップに載せて、常に変わり続けてきたグループが今後更に大きく変化していく事への、大きな期待とチャレンジャー精神を感じさせてくれる、現在の娘。メンバーと将来娘。メンバーになりたいって思ってる人たちを激励する応援歌だと私は思います。
そう、自由の扉を開く覚悟だって、未来の扉を開く勇気だって、全て自分次第なのさ。
10年経とうが世紀が変わろうが、それは今も変わらない。

あとCDのクレジットに注目していただきたい。
前作『悲しみトワイライト』では稲葉のあっちゃんのコーラスパートがカッコ良かったのですが、今作のA面曲とB面曲のコーラスにクレジットされている二人の名を見ていただきたい。
何がどうとかは言わないけれど、私は此処が最も嬉しかったんです。

この国で女の子が生きていくためには、男よりも多少余計な苦労を強いられる事が少なくはありません。
何で女の子ばかりが悲しい想いをしなければならないのか?
何で女の子であるが故に、辛い想いをしなければならないのか?
女の子が悲しみの涙を流すのを見て、いったい誰が喜ぶというのか?
自分勝手な男たちは、何故何時までも気付かないのか?
そう思う事が沢山あります。
私だって男だけど、物心ついた頃から女系家族で育ったせいか、自分勝手な男とか女の子を傷つけるような男なんて大嫌いだし、最低だと思う。
もう一度言いますね。
私がモーニング娘。ファンとして願う事は、何時だって唯一つ。
「女に幸あれ。モーニング娘。の歴代25人の全ての娘たちに幸多かれ!」
この愛すべき娘たちを口汚く罵る奴らは確かに少なくはないけれど、こんな細やかな願いすら叶えられぬ世の中にこそ問題が有るのだと言う事に、奴らはいったい何時まで気付かないフリをし続けるつもりなのだろうか?
いったい何時まで女の子たちは、悲しい想いをし続けなければならないのだろうか?

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