アゲハの幼虫のようちゃん、その後。
先月中旬の鹿児島出張から帰ると、ようちゃんがいない。
徘徊を始めたらしい。
暗かったので、捜索断念。
次の日の朝も見つからず、あきらめて会社に出勤。
仕事中、ダンナから一報あり。
ベランダに干していた靴の裏で、サナギになるべく固まっていたらしい。
なんでー。
高さ5センチ程度の高さの場所にもたれさせて干していた靴の裏。
30度くらいの急角度、羽化後に頭が完全につかえる場所を、なぜ選ぶ…。
もちろん靴を回収して、ダンボール飼育箱へ入れ、室内に確保。
一週間近く経って、サナギのようちゃんはそろそろ羽化かなあと思っていたちょうどその時。
ベランダの水やりをしていると、ふとシークワーサーの鉢に、何かしら存在が…。
ようちゃんサナギは、確かに室内にいる。アゲハが遊びに来たのか?!
でも、蜜を吸いに来たわけではなさそうで、産卵のために飛び回っているわけでもない…。
まさにそれは、羽化したばかりのたたずまい。
え?
ようちゃんのほかに、幼虫がいたのか。
考えてみると、この子はシークワーサーに止まっているが、ようちゃんがいたのは隣のユズの鉢。
そういえば数日前、シークワーサーの葉が減ってるなって感じていた。
しかし…。
ハダニが気になってシークワーサーやユズの葉を拭いたりして、手入れをしているのに、
私はなぜ、幼虫やサナギの存在に気づかなかったのだろう…。
次の日の休日に、サナギの殻発見。
やはり、もう一匹幼虫が存在したのだ。
拉致したのは、確かに一匹。
外から来た蝶が卵を産んでいったのだろう。
まてよ…。
サナギになったようちゃんは、本当にようちゃんなのか。
母蝶がわが家に来て生まれた子が靴の裏でサナギになり、ようちゃんが蝶になって旅立ったということも考えられるのでは。
いや、そもそも、ようちゃんだと思って見守っていた幼虫は、ようちゃんではない幼虫だったのかもしれない。
あー、謎だ謎だ。わけわかんない。しかしもう、確かめようもない。
ちなみに、室内の靴裏のサナギに変化はない。もう一カ月近く経つのに。
ダンボール飼育箱に落ち着かせるまでに、傾きを変えたり、移動したり、靴を固定するまで慌ただしかったので、
もしかしたら死んでしまっているのかもしれない…。
不安だが、一応、来春まではこのまま見守るつもり。
つまり不思議な出来事とは、私にとってはとても不思議なことだったわけだが、
私が単に、もう一匹のイモ虫の存在を知らず、育てていたということ。
蝶界から、わが家が保育園として認めてもらえたということかなあと、ポジティブに考えている。
いつのまにか更新されてましたね〜(笑)
ついに謎解きが…
まきやんさん、お忙しいからもう一匹の幼虫の存在が目に入らなかったのでしょう〜。
彼らは、実に巧みに姿を隠しますからね〜。
ようちゃんではないかもしれない子の羽化直後が見られてラッキーじゃなかったですか。
わが家の実のならないミカンの木でもモスラはよく見かけるのです。
でも、翌日にはいなくなってて…
どれだけ探しても見当たらなくて…
サナギになる旅に出たのか、鳥に食べられたのか…
2日以上続けて見守ることができてないです。
シークワサーの木も大きく育って、蝶界からイモイモ保育園の認定許可が下りたって思っていいんじゃないですか?(笑)
なかなか羽化しないサナギのようちゃんも気になるけど、来春はもっとたくさんのアゲハが産卵に来てくれるといいですね。
って、そのためにもブットレアの苗…送らなきゃ〜。