牧啓夫の主張!

ゲーム作成・野球記録研究・軍事研究・博物館めぐりと多様な趣味をもつ牧啓夫のブログ

行くぞ!1970年オリオンズ

2007-06-28 22:51:45 | 野球ゲーム
今度、八川社のサイコロ野球ゲーム「インパクトベースボール」の次回リーグで、私が使う1970年オリオンズをちょっと紹介してみます。

「球史に残る最強打線」という話題には、あまり登場しない1970年オリオンズですが、打線としては相当なものです。3割打者は、3人(アルトマン.319・ロペス.313・有藤.306)本塁打20本以上にいたっては、なんと5人(アルトマン30本・有藤25本・山崎25本・池辺22本・ロペス21本)もいます。
さらに、規定打席不足ながら、打率3割を超える前田・岩崎が控えています。
ドラゴンズからやってきた江藤慎一は、わずか200打席以下でありながら11本塁打!打率も.288で、少し前の清原を思わせる活躍をみせます。

投手陣は、成田25勝 木樽21勝の両20勝投手が中心、ベテラン小山と若手の八木沢・村田が脇を固めます。(村田兆治が若手なんてイメージわかないかもしれません。)

やや守備に不安があるのと、投手の人数がやや少ないのが弱点といえば弱点ですかねえ。

ライバルチームも機会をみて紹介します。

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プロ野球応援団長―オリオンズ誕生から現在まで


野球ゲームの楽しみと榎本喜八

2007-06-26 21:07:58 | 野球ゲーム
八川社で作っている サイコロ野球ゲーム「インパクトベースボール」は、ある選手の活躍度を現代におきかえて表現するものです。

現在の八川社オフでの「インパクトリーグ」も、さまざまな年度のチームが入り乱れて試合をしています。

こういうリーグでおもしろいのは、ある選手の新人時代やベテラン時代を一度に見ることができることです。

私が、前回のリーグ使ったのは、1956年オリオンズで次回のリーグでは1970年オリオンズを使います。同じチームとはいいながら14年も違いますから、選手もほとんど入れ替わっています。
その中で、「安打製造機」榎本喜八は、僚友の山内一弘や葛城隆雄はトレードによりチームを去り、チーム名も毎日・大毎・東京・ロッテと変わった後も主力打者でありつづけます。
1970年には、規定打席には達しませんが、.284の打率をあげているのはさすがです。

私のチームでは、アルトマン・ロペス・有藤・江藤らの超重量打線の中で、クリーンアップトリオには入らないでしょうが、重要な役割をはたしてくれるでしょう。


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モネ展に行ってきました

2007-06-25 23:47:10 | 博物館・美術館
六本木の新国立美術館にモネ展を見に行ってきました。

日本国内に所蔵されている作品が多いとはいえ、これほどの作品群が一同にかいすることはなかなかないでしょう。
しかも、モネに影響をうけた画家たちの作品も展示されています。

友人が平日に行って、展示品・施設とも絶賛していました。

私の感想は・・・・

作品はよかったとおもいますが・・施設はなんとも・・

美術館・博物館の中には、混んでいる時と空いている時で評価がまったくかわってしまう館がときどきあります。
多くの場合、混んでいる時のことを考えていない設計が原因です。
「順路の指定はありません。お好きなようにご覧ください。」という館の意図はいいのですが、展示を一周できる構造になっていないため、いたるところで、戻ってくる観覧者と進もうとする観覧者とがつまってしまいます。

私がいったのが、土曜の午後という一番混む時間だったのですが、それにしてもねえ・・

きっと、平日にいっていたとしたら、ベタ誉めだったでしょうね。
難しいもんです。


モネ―名画に隠れた謎を解く!

私設野球殿堂-野口二郎

2007-06-21 21:52:02 | 私設野球殿堂

私設野球殿堂も再出発したいとおもいます。
今後の私設野球殿堂は、このブログで発表し、ある程度まとめてサイトにアップしたいとおもいます。

再出発第一号は、先日亡くなられた野口二郎です。

野口二郎は、プロ野球に3人しかいない40勝投手のひとりです。
そればかりでなく、40勝をあげた1942年には、無失点勝利記録(19)を達成しました。
戦争で肩を痛めた後、コントロールと変化球に磨きをかけ、今度は54回1/3の無四球記録・最多無四球試合(13)を達成しました。

打撃でも31試合連続安打の記録を達成しました。この記録は、1949年に発掘されたものです。
1948年坪内道則が25試合連続安打を達成、これが新記録と思われていましたが、再調査の結果、野口二郎の記録が認められました。(実は、坪内の記録を止めたのは、投手の野口二郎でした。)

一塁、二塁、外野守備でも、天才ぶりを見せました。

私設野球殿堂の記事には、八川社のサイコロ野球ゲーム「インパクトベースボール」Ver6.1のカードをつけます。

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私の昭和激動の日々―思い出の勝負、監督、選手たち

イギリス軍の話

2007-06-20 23:09:47 | 軍事
公表情報でイギリス軍の動向を追うのは、私の趣味のひとつです。

こういう風にテーマをある程度絞ってみると、情勢も変わってみえます。
現在は、やや落ち着いていますが、今年に入ってから、イラク及びアフガニスタンでのイギリス陸軍の損害は大きく、正直なところ限界に近くなってきたようにみえました。
FV432を改造してブルドックAPCを作り派遣したり、装甲車両の緊急投入をした上での話ですから余計事態は深刻です。

ただ、軍上層部や政治家が何度も、イラクやアフガニスタンを訪問し、士気を鼓舞しようと努力しているのは、日本と比べて大きな違いです。

ある意味では似た境遇の日英両国を軍事の目でみるといった記事もこれから書いていきたいと思います。

バファローズの理念と野口二郎

2007-06-19 23:21:15 | 野球一般
八川社のサイコロ野球ゲーム「インパクトベースボール」の野口二郎追悼セットの予約販売中です。

それから、私設野球殿堂入りのこともあって、野口二郎のことを調べていたら・・・

オリックスバファローズの公式サイトで球団のヒストリーのコーナーでは、(ブレーブスの歴史をいっさい無視して)1988年から始まっているのはわりと有名な話です。
バファローズとブルーウェーブの合併時点での公式サイトのヒストリーのコーナーでは、オリックスの分は相変わらず1988年からでしたが、大阪近鉄の分については、球団設立時から掲載されており、口の悪いファンの揶揄の対象になっていました。
ただ、揶揄するファンの中には、阪急ブレーブスの歴史を踏みにじることはできても、大阪近鉄バファローズの歴史までは無視しない態度と見た人も少なくありませんでした。私もその一人です。

今回、久しぶりにオリックスバファローズの公式サイトを見てみると、なんと大阪近鉄の分も1988年からになっていました・・・
なんかなあ・・・「そろってなくて文句があるんならそろえましたよ」って言う態度がみえみえですね。
それに、1990年のバファローズでコーチをした真田重蔵の殿堂入りは掲載しても、1988年の西本幸雄(ブレーブスとバファローズを初優勝させた名監督)と1989年の野口二郎(ブレーブスでは名選手、バファローズではコーチ・寮長)の殿堂入りに記述はないのです。

以下に、そんなオリックスバファローズの球団理念の一部を掲載します。
正直言って、こんな空々しい文章を見るのは久しぶりです。


~ 「Bs」が示す意味 ~
オリックス・バファローズは、阪急ブレーブス、近鉄バファローズ、 そしてオリックス・ブルーウェーブの それぞれの伝統を受け継ぐチームであり、これら3つのチームの頭文字“B”に複数形を示す“S”を施した「Bs」をチームロゴに掲げています。そんな「Bs」の“B”と“S”の2文字は、同時に球団理念をも表しています。

八川社オフ

2007-06-18 23:30:56 | 野球ゲーム
私が主催する八川社では、ゲームや本の出版の他、月1回オフを開催して楽しんでいます。
現在のところ、八川社で作っているサイコロ野球ゲームの「インパクトベースボール」のテストを兼ねたリーグ戦が主です。
6/16に終了したリーグでは、私は1956オリオンズを率い、1981ブレーブス・2004ドラゴンズ・2006ファイターズ・2006イーグルスと対決、5勝4敗1分とまずまずの成績を収めました。
エース荒巻淳は不調だったものの、打の若手(オイオイ)榎本・山内・佃らが活躍しました。

次回は、7/28です。情報交換も歓迎しますのでぜひお立ち寄りください。
場所等は、下記の八川社のサイトご参照ください。
八川社のサイトはこちら
http://www1.odn.ne.jp/~aaw20470/

2007年6月発行のゲームジャーナル23号の最新ゲーム紹介コーナーに「インパクトベースボール」がのってます!
よろしくお願いします。

野球殿堂の制度がかわりました

2007-06-14 23:37:24 | 野球一般
東京ドームに併設されている野球体育博物館に野球殿堂があります。
その表彰規定がかわりました。

従来競技者表彰は、選手・コーチ・監督・審判すべて含まれていました。
今回の改訂では、プレイヤー部門とエキスパート部門にわかれます。

詳しくは↓参照。
http://news.goo.ne.jp/article/nikkan/sports/npb/p-bb-tp0-070612-0007.html

私個人は、いい制度だとおもいます。
いままでだと、ユニフォームを脱いで5年たってからの選出になります。
どうしても、選手としての評価と指導者としての評価がゴッチャになります。
選手引退5年後なら、選手としての活躍の印象が鮮やかうちに選出されますから、投票する委員にとってもファンにとっても表彰される本人にとってもいいではないでしょうか。

また、従来、競技者表彰→特別表彰の2段階であったものが、プレーヤー部門→エキスパート部門→特別表彰の3段階になり、当然殿堂入りすべき人がもれてしまう事態は少なくなるかもしれません。

まずは、今年の表彰はどうなるかが楽しみですね。

プロが伝える心・技・体

2007-06-13 23:44:28 | プロ野球OBクラブ・名球会
私がプロ野球OBクラブ(全国野球振興会)の賛助会員になって3年目です。

プロ野球OBクラブは、ニューズレターやチケットの割引等いろいろやってくれます。

今回、プロ野球OBクラブからDVDが送られてきました。「プロが教える心・技・体」高校生編です。数年前に作った中学生編の続きだそうです。
いくら、宝くじの助成事業とはいいながら、120分の野球の指導DVD作って、賛助会員や指導者たちに販売ではなく贈呈するというのはたいへんなことです。
しかも、メンタルケアや栄養・コンディショニングについては、プロ野球のOBではない専門家が登場していますからなおさらです。

マスコミはとりあげてくれないから、プロ野球OBクラブはゴルフとマスターズリーグしかやってないとおもっている人もおおいんでしょうなあ・・

名球会について、あるサイトで「金田がえばりたいために人あつめて、ゴルフやってる」ってな書きこみがありましたが、名球会の野球教室、平均すれば月1回くらいのペースでやってるってことは知らんのでしょうなあ・・

野球を支える活動はいろいろありますが、こういうOBの活動も重要です。

まあ、偉ぶるOBもいますが、私の限られた交友の範囲では野球そのもの対しては驚くほど真剣で謙虚でもあります。

ブログ再出発

2007-06-12 22:14:09 | いろいろ
このほど、「牧啓夫の野球研究所ブログ」を発展的解消して、本ブログをたちあげることにしました。

停滞している私設野球殿堂の活性化ももちろんですが、野球のみにかかわらず、いろいろやっていきたいとおもいます。

よろしく!