まきの歯科だより 

井尻の牧野歯科医院スタッフによるほのぼの便り

糖尿病と歯周病

2014-04-18 14:00:55 | インポート

こんにちは 院長です。

先日うれしいことがありました。

もともと糖尿病で内科に通われていた患者さんなんですが、内科での治療ではそれ以上糖尿病の数値が下がらず、内科の先生から歯周病治療を勧められて来院してくださった方がいらっしゃるんですが、

3、4か月ほど頑張って通院しいてもらい、歯周病の数値もさがってきて、炎症も落ち着いてきて、今は定期来院で管理を続けているんです。

その方が、今週

「糖尿病のほうの数値も下がったよ。」と報告してくださいました!!

ちょっと待って

その前に糖尿病と歯周病??関係あるのか??と思われる方もいるかもしれませんね。

20140418_113533_3

これ当院に張ってるポスターなんですが、 もう10年以上前から研究が進み、糖尿病は歯周病、歯周病は糖尿病を悪化させることがわかっています。

また、日本糖尿病学会は歯周治療を行うと糖尿病の指標の一つであるHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)が改善される可能性があるといっています。

つまり、糖尿病治療は歯周病改善を、歯周病治療は糖尿病改善を促す可能性があるということですね。

実際に今回の患者様は糖尿病の数値改善を認めましたので、 歯周病治療の効果というのは多方面にわたることがあるんだなと、思いました。

ネットで調べてもらうと、いくらでも関連の記事は見つかると思います(関連する理由も含めて)。

糖尿病でお悩みの方は内科の先生と相談の上、歯医者さんに尋ねてみてはいかがでしょうか??

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