先月末に姉妹都市について書きましたが・・・
その中で宮城県色麻町(しかまちょう)が
エゴマが有名な土地である事を書きました。
そこでエゴマについて色々と調べてみました。
エゴマは種子がゴマに似ていることからで、
エは油を取るので得、味がよいので
え(良)との説があるようです。
荏胡麻の荏はエゴマの漢名で、果実から絞った油は
荏油なのだそうで胡麻 も実は漢名なのだそうです。
面白いのですが・・・
その仲間に面白い種がある事を知りました。
そのエゴマに似てレモンの香りがあるので
レモン荏胡麻と呼ばれているようです。、
エゴマの野生化したものとレモンエゴマそして
トラノオジソはよく 似て、交雑もし易く外見だけで
判断するのは難しいのだそうです。
この種はさいたま市の荒川河川敷や広島県宮島あたり
でも見かける事が出来るそうです・・・・
そのレモンの香り はシトラールという精油成分
によるものらしいですが、
広島県宮島のレモンエゴマだけはエゴマケトンと
いう強い臭気を持つ成分が含まれ、
鹿の食害を 免れているという話です。
これは学舎の間では植物が自らを守るための
防衛措置ではないかという事で研究の対象にも
なっているようです。