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長興郡を走る郡内バス(1)~ターミナルを発着する郡内バス

2014-10-30 | バス[大韓民国]

先日「MAKIKYUのページ」では、韓国全羅南道を走る光祐(Gwangu)高速の市外バスに関して取り上げましたが、宝城(Boseong)から隣町の長興(Janghueng)までこのバスに乗車した後は、長興郡を走る郡内バスに乗り換えたものでした。


長興も宝城と同様に、市外バスと郡内バスが同じターミナルに発着しており、典型的な地方都市のターミナルと言う印象を受けたものでしたが、バスの発着数や周囲の賑わいなどは、長興の方が宝城よりも…と感じたものでした。
(ただ長興は鉄道が走っていない街で、宝城の茶園は近年かなり有名になっていますので、知名度は宝城の方が上かもしれません)

長興はソウルや釜山からの便も決して良いとは言い難く、余り外国人が訪問する街ではない気もしますが、MAKIKYUはこの街から出航するフェリーに乗船するのが一つの目的でした。

フェリーが出航する港は田舎町の街外れと言う事もあり、フェリーに接続する時間の便と+α程度しかなく、このフェリーと接続する郡内バス~市外バス~S-trainの運行時刻が丁度良い接続だった事で、長興へ足を運ぶ事になったのですが、バスターミナルでは20分程の程よい待ち時間がありましたので、コンビニへの買出しと共に、ターミナルにやって来る郡内バスを何台か撮影したものでした。


郡内バスで活躍する車両は、宝城と同様に大宇の大型ショート車が主流を占めており、大半は赤と白の装いとなっています。


主流の大型ショート車の中には新鋭車両も含まれ、大型ショートに混じり、現代製中型車(AEROTOWN)の活躍も見受けられたものでした


中型の中扉付路線車では、観光タイプを除くと日本と同様に、中扉は引戸が大半を占める韓国においては、比較的少数派の折戸となっている車両の活躍も目撃したものでした。
(韓国では日本と異なり、中扉付きの観光タイプ車が大都市圏の広域急行バスなどで多数活躍しており、この車両の中扉は引戸ではなく折戸になっています)


また大半が赤と白の装いながらも、中には白と青の装いとなっている車両も散見したものでした。
(韓国では都市によっては一般バス(立席バス)の他に、座席バスを運行している所もあり、これは高級な車両で運賃も割高になりますので、識別も兼ねて装いを変えており、最近では幹線と支線で装いを変える事例も増えていますが、この車両は座席バスなどではありません)

数台の郡内バスなどを撮影していると、程なくMAKIKYUが乗車する郡内バスが到着し、このバスに乗車してフェリー発着港へ向かったのですが、この郡内バスに関しては近日中に別記事で追って取り上げたいと思います。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
MAKIKYU様、こんにちは? (kobus)
2014-11-01 01:23:41
MAKIKYU様、こんにちは?

長興の郡内バスは本当に久しぶりに見ているようですね。私も韓国に住んでいても9年前に長興を訪問した後に訪ねて行ったことがないですね。

最後の写真の車両はクドジャン車両で、珍しい車両を入れました。レッド塗装は新たに登場した道場で、ほとんど車両に適用されたのは知っていたが、まだクドジャン車両が残っていることをMAKIKYUさんの資料を見て知ることになりました。

最初の写真の車両と、最後の写真の車両は、今年中に退役する大宇BM090 2004年型車両で、写真でよく残しておいたようです。^^
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最後の写真は旧塗装なのですね (MAKIKYU)
2014-11-02 23:52:14
kobus様こんばんは。

長興は韓国の中でも割合行き難い所と言う感がありますので、韓国内在住でも現地に知人が居るなどの事由がない限りは、訪問機会もかなり限られそうで、外国人旅行者ともなれば尚更という気がします。

またこの記事の最後の方で取り上げた白と青の塗装を纏ったバスは、たまたま他の車と違う装いが気になって撮影したものですが、旧塗装だったのですね。

2004年式のバスというと、日本では大都市圏でもまだ当り前の様に活躍しており、地方ではむしろ新しい部類に入ります。

これよりも旧年式の車両が地方で中古流通し、中古で購入した車両を場合によっては10年以上使い続ける状況ですので、韓国は地方と言えどもバスの寿命は短く、もう少し長く使えても…と感じます。

その一方韓国では、未だに新車でも2段ステップ車が主流を占めており、ワンステップ車がかなり少ない状況ですので、今後大型ショートのワンステップ車などが登場する事にも期待したいものです。
(低床バリアフリー車だけ使用年数延長を許可し、高導入コストを補えるようにするのも一つの方法かもしれませんね)
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