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島鉄バス・特急島原~長崎空港線&長崎県営バス・諫早~長崎空港線

2008-02-04 | バス[九州本土]

 

12月にMAKIKYUが島原半島を訪問した際は、島原鉄道(島鉄)のバスと鉄道で半島を一周した後、諫早から佐世保に抜ける行程を組んでいました。

その際JRの周遊きっぷ(長崎・佐賀ゾーン)を所持していましたので、そのままJR大村線に乗車する方法が最も一般的とはいえ、大村線は以前にも乗車した事があり、多少時間があって別ルートを使って行くのも…という事で、諫早駅のすぐそばにある県営バスターミナル(現在は県営バス(長崎県交通局)だけでなく、島鉄バスも発着)で発着するバス各路線の時刻を見たところ、丁度良い時間に岩松・大村と大村線に並行して走り、その後長崎空港に抜ける路線バスがあり、せっかく諫早まで来た機会ですので、日本で唯一の県営バス(都道府県が運営する路線バスというのは日本にもう一つ、「都」が運営するバスがありますが…)にも是非という事で、ちょっとこの路線に乗車してみる事に…

ただMAKIKYUがこの県営バスに乗車しようとして、バスターミナル内の所定の乗り場で待っていた所、島原方面からやって来る数少ない長崎空港行きの島鉄バス(特急)が先に到着し、このバスは諫早~長崎空港間は長崎医療センター入口しか停車しない(大村市中心部やJR大村線の駅は経由せず・長崎医療センター入口までは県営バスと同じルート)ものの、MAKIKYUはこの時島原鉄道遊湯券(一日乗車券)を持っており、島鉄のバスであればこれで乗車できますので、急遽長崎医療センター入口まで先回りする事にしました。
(この方が大村までの運賃も安くなります(JRなら周遊きっぷで行ける所をわざわざ寄り道して乗車していますし、日頃首都圏にいるMAKIKYUにとっては使用頻度の低い長崎スマートカード(長崎県内路線バス共通ICカード乗車券:まだまだ残額が…)での乗車でしたので、あまり意味ないですが…)し、2つのバスに乗るのも悪くないですので…)

ちなみに諫早~長崎空港線で使用される車両は、県営バスでも路線車では一般的な存在の赤一色の塗装を纏ったバスではなく、貸切車両などと同様の塗装を纏い、ドアは前ドア1箇所で窓は引き違い式・座席はリクライニングを装備したグレードの高い車両を使用しているのを以前目撃していて、是非一度この車両に乗車してみたいと思っていたのですが、12月にMAKIKYUがこの県営バスに乗車した際もこの車両に乗車できました。

また島鉄の特急バスも、島原半島内を走る県営バス路線撤退・島鉄一元化と共に県営バス→島鉄に移籍した車両でしたので、同タイプの車両(三菱ふそうAEROSTAR M)ながらも、県営バスで走り続ける車両と、島鉄に活躍の場を移した車両を乗り比べる事ができ、このハイグレードな車両に島鉄新塗装もなかなか似合っている様に感じさせられました。

島鉄の特急バスは本数が少なく、たまたま運行時間に当たって乗車できるという事は非常に稀ですが、県営バスの諫早~長崎空港線はそこそこ本数も出ており、大村市内~諫早間を移動する際に丁度列車を逃がしてしまった…という時には役に立ちそうですし、MAKIKYUにとっては無縁の話ですが、長崎空港から諫早へ向かい、それから島原鉄道を訪問しようと考えている方も活用の価値はあるかと思います。

写真は長崎医療センター入口バス停を発車する長崎空港行き島鉄特急バスと、諫早~長崎空港間を走る県営バスのハイグレード車両(この写真はMAKIKYUが乗車した車両と同タイプですが、4年程前に諫早バスターミナルで撮影したもの:SUNQパス使用可能車両のステッカーがありませんので、過去の写真であることは一目瞭然です)です。